権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「刑事ルーサ」と「チャック」

2019-10-14 08:07:40 | テレビ番組

刑事ルーサ
NHK-BSで放送していてこれまで録溜してきたのを、今回の台風騒ぎでまとめて観たら、これが面白い。
英国のTVシリーズは「第一容疑者」「刑事フォイル」「シャーロック」とか地味な展開で面白く見せてくれる。が一般的には派手なカーチェースや銃撃戦とか格闘シーンが売りの米国製にはかなわないと思う。
さて主人公のルーサ警部は黒人で型破り(違法捜査や取引)で結婚生活がうまく行かない不器用な男、初代ダーティー・ハリーの粗暴さとコロンボのち密さを合わせ持った様な性格、そしてこの手のドラマに付き物の周囲の面白いキャラの助演陣の配置。
事件の内容は結構オドロオドロしくて日本のゴールデンタイムには不向き、その雰囲気は米国の「ミレニアム」に良く似ている。
まだ道半ば、これからも楽しみだ。

チャック
これも面白い、典型的な米国ドタバタコメディでCIAとかNSAとかを徹底的におちょくった内容で、登場人物のキャラクター設定とシナリオが見事。これ見ていたらマイク・マイヤーズの「オースティン・パワーズ」を連想してしまった。(何となくだけれども)
美人調布員がファミレスの店員に化けたり、腕利きのマッチョな諜報員が量販店の店員になりすまして普通の客を睨みつけたりとか、設定もお見事。
こんなのを見てると米国ドラマの底辺の広さを改めて感じる。
こちらは今年いっぱいは楽しめそう。

コメント
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