土曜の夜と日曜の午後は芸人の芸(本物だと思っている)を堪能した。
先ずは日曜の午後、上野広小路亭という所で立川一門会で噺を聞いた、人の話を半日間聞くというのもなかなか大変。
途中で色物(漫談とか曲芸)を組み込んで一息入れさせてくれる、ともかく番組構成が良く練られている。
前座の笑王丸君は以前真福寺でも見たが、なかなかこれからが楽しみな若手で、聞いててハラハラ心配することが無い。
関心したのが「三増れ紋(みますれもん)」なる少し年増の江戸ゴマの姉さん、これが上手い事客いじりしてくれて芸もなかなか達者。
本人は「器量が売りで芸は二の次」と言っていたが、絶対に芸一で来ていると思う。
なお若手の新作落語も聞いたが、これが自身の体験に基づく創作らしく、少し新作を見直した。
(三枝のイメージで少し敬遠気味だった)
トリは雲水師で「崇徳院」、この噺もなかなか面白かった。
落語を生で聞くのは最近のことで、かつては「笑点」をはじめとして数多くの演芸番組があったが、ほとんどがバラエティ番組に同化して、NHKの「日本の話芸」が唯一のネタ元。
そして土曜の夜はインターネット番組で、松元ヒロさんの政治風刺小ネタと時事放談を。
松元ヒロさん、政権批判ネタが多くて地上波では無理そうなので、是非一度ライブを見てみたい。
昔は政治風刺ネタなんてのはざらで、牧伸二という漫談師が建設業界のお座敷に呼ばれて、
「♪あ~あ~やんなちゃった、あ~あ~驚いた、~略~、仕事はスローなその代わり、手間賃値上げは速かった♪」と唄ったところ、当時の建設大臣の河野一郎さんがげらげら笑ったとか、、、
(その昔に自伝で読んだので記憶違いがあるかも、いまじゃ批判される方の料簡が狭いからまず無理。)
サタデー・ナイト・Arc (Saturday Night Arc)【ゲスト・松元ヒロさん/裏金ズブズブ自民党/麻生太郎氏の裏話】
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