初見のヒチコック映画「私は告白する」、少し作風が変わっていてなかなか面白かった。
多少社会派ドラマ風ではあるが、1950年代のヒチコック映画はどれも秀逸、最近はちゃらちゃらした内容はとんと受け付けないので大満足。
〔内容〕
カナダのある教会で働く男が、神父に、強盗殺人をしてしまったと告解。やがて、その事件の容疑者として神父に嫌疑がかかる。
だが、懺悔中に聴いたことは他言してはならない、というカトリックの戒律のため、神父は真犯人の名を明かすことが出来なかった……。
主演のモンゴメリー・クリフト、神父さんを演じるにはイケメンすぎて少々合わないが、アン・バクスターとの不倫絡みとなるとがぜんリアリティが増す。
(映画の中では「不倫」か否かは明確にしていないが。)
そのアン・バクスターという女優さんも「イブのすべて」とか「十戒」とか「刑事コロンボ」のゲスト・スター(偶像のレクイエム)とかで結構馴染みなんだけれども住んでる世代が違うのでピンとこない、観た後で知った。(全然住んでる世代が異なるが”ジーン・シモンズ”は大好き。)
もう一人、アチコチで助演として観ていてとても気になった男優さんが右の写真、結構有名な映画人で、カール・マルデンと言う人らしい。
本当に最近はモノクロ・スタンダードでもほとんど気にならない、むしろ大画面・総天然色で目まぐるしく画面が動くアクション・シーンはつまらなくて退屈で眠くなる、明らかに年を重ねるごとに好みが変わってきた様だ。
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これは私も観てません。作品名も失念してました。
「海外特派員」、「見知らぬ乗客」など又観たいですね。
この映画は社会派ドラマとしても結構面白いし、作風も少し変わってますのでお勧めです。
個人的には「鳥」以降のヒチコックはどうも感があります。