とうとうシーズン4まで見終わった。
最終話は最高、というのも「十二人の怒れる男」をパロッた内容を一ひねり。
その前のエピソードは「歯医者の話」で「マラソンマン」が会話の中に出てきてにんまり、何で歯医者がこの映画につながるかは、見れば納得。
さて、シーズン4の最終話(第16話)では「十二人の怒れる男」ファンが拍手喝采する内容で、各陪審員のキャラが映画そのもの、もちろん冒頭皆が「有罪」で一人「無罪」を投票するのはMONK氏。
シリーズ最後に相応しい内容、出来で、優秀なスタッフの揃った製作チームだとつくづく感心。
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二代目アシスタント「ナタリー」、なかなか美人でこちらの方がアメリカ人ぽい。でも「シャローナ」の方がよりコミカルで軽妙な相性が好きだった。
大分楽しんだ、そろそろこのシリーズから足を洗おうかと思う。
よく出来たドラマなんだけど少々苦痛だった、というのも相手は我が帝国陸海軍。
で、ほとんど我が軍の勝ち目の無い状況で、米軍の悲惨さを描かれても素直に感情移入は出来ぬ。
・圧倒的な戦力の米軍に刀を振り上げて万歳突撃する日本兵
・民間人を盾にして一人でも多く米兵を道ずれにしようとする日本兵
・戦車(M4)を展開する米軍と白兵戦でがんばる日本兵(97式戦車も登場するがM4に比べたらおもちゃみたいな存在)
これだけ彼我の差があると、こんな状況で戦争を継続していた当時の日本の指導者たちにあきれるばかり。
誤解が無い様に言っておくと、米軍の立場から描いているものの「戦争の残忍さ」は公平に描いている。
欧州戦線を扱う「Band Of Brothers」とは最初から素性がちがう映画なのでしかたないが、Band~の「衛生兵」の様なエピソードが無かったのも残念。 箸休めに兵士の恋の話はいろいろと披露はされていたが。
待ちに待った映画「宇宙人ポール」を見た。
結論から言えば、思ったほど感激しなかった、というかパロディのネタが「未知とも遭遇」と「ET」位しか分からなかった。 なお映画そのものはそこそこ面白かった、でも親族ならともかく他人に薦めるには勇気が必要。
シガニー・ウィーバがすっかり婆さんになっていた、この間「ギャラクシー・クエスト」で見た時は綺麗なおばさんになったなぁ、なんて思ったもんだけれども。
SF映画のパロディならば少々古いけど「フライング・ハイ2」の方がよほど面白かった、こちらは映画館でげらげら笑った。なにしろ「モンティ・パイソン」的ギャグやら当時の古今のSFパロディ満載。
(しかも最後の方で「ウイリアム・シャトナー」まで出てきて最高だった)
でもこの映画、シガニー・ウィーバに会えたのはまぁ良かった。
(こんな内容)
アメリカのコミック業界最大のイベント“コミコン”に参加するため、イギリスからはるばるやって来たSFオタクの若者グレアムとクライブ。そんな彼らのもう一つの目的は、アメリカ西部に点在する有名なUFO関連の名所を巡ること。さっそくキャンピングカーでドライブに繰り出すが、いきなり車の事故現場に遭遇、様子を見に近づいた2人の前には、なんと本物の宇宙人が姿を現わしたのだった。“ポール”と名乗った宇宙人は、60年前に不時着して以来、政府機関に囚われの身となっていたのだった。グレアムとクライブは、アメリカ文化に染まりきったポールの言動に戸惑いつつも、彼を故郷の星に帰してあげようと一肌脱ぐことにするのだが…。
中日が巨人に3連敗、あの1億円をヤーサンに渡した監督の悪の巨人に3連敗。
この世も末だ、そんな気分の最悪の日曜日、おまけに天気は雨。
こんな時はとツタヤに走り、「MONK」をGET、そろそろ第3シーズンに入った。
アシスタントのシャローナ、化粧が濃くて小太りでバツ一、で口が悪く、モンクが握手するとすかさずティッシュを手渡し、握手の相手が「私は病気を持っていない」と言うと、シャローナが「この人が病気なの」のあっさり言う。
そのモンク氏は、
・高所恐怖症 ・黴菌恐怖症(極度な潔癖症) ・当然動物もにがて ・男の裸も女の裸もきらい
・性的異常かどうか不明ながら、一応女性に興味を示す ・左右対称で無いと気がすまない
・狭い所と暗い所が嫌い
・趣味はかつての愛妻「トゥルーディ」の車に爆弾を仕掛けた犯人を捜すこと
・「ウィリー・ネルソン(カントリーソングの歌手)」が好き
シャローナとチェスをしていて、シャローナが負けそうになって思わず駒をなめた、べっとりと。結局モンクはその駒に触れず、負けた。
セラピーを受けていて、毎回そのシーンが登場する、傑作なのは、
話の流れで、「死んだ奥さんとの性生活についてお聞かせ下さい、これは大事なことです」
「もう時間がありませんが」
「いや未だありますよ、ここは残った時間でお話をするか、それともミュージカル・ナンバーを歌うか、選ぶのはあなたです、モンクさん」 と言うとモンク氏は残った時間ミュージカル・ナンバーを歌った。
毎回、毎回、いろいろなエピソードで楽しませてくれる。