おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

彼岸太郎・土用二郎

2006-09-23 07:24:04 | Weblog
叉大陸の高気圧に阻まれて台風の直撃を避けられた。
大雪をもたらす高気圧だがたまには僕たちを応援をしてくれる。
マキ婆が言ったとおり彼岸の初日、
彼岸太郎がよければ彼岸内お天気になると言ってた通り雨が降らなくて嬉しい。
明日もあさってもお天気らしい。
12どの温度を記録してた時の朝霧は濃い濃密なクリームシチュウみたいに
店の前を漂っている。
でも今日はその霧がゆっくりと川上から流れるようにゆっくり、ゆっくり動いている。
天気図を見るときまで日本海に低気圧が有るのかなーと考えていた。
気温を見て解った。
海のほうがあった高くそこに冷たい空気が流れ込んでいるのだ。
美味しそうな朝霧は新道島の山陰や鳶沢に一部引っかかって不思議な朝を演出している。
もうマキ婆やともちゃんのおはようが聞こえてきた。
ミッキーも一緒に来たらしい。
本当は誰も来ないうちに激震チャーシューの仕込をしようと考えていたが
新聞とブログを書いていたら時間が過ぎていたのを忘れていた。
今日もそばのほうが出た。
なんだかんだと仕込みにおわれて開店まで2回打つつもりだったが始めたのはお客さんが入るのと一緒になった。
そうゆう時ほど蕎麦が出る確率が高く、今打っているから待てるかと聞いてから注文を受けた。
十二三分で打ちあがるけど、打ち上がったらすぐ皆出てしまい、叉急いで打ち直した。
そんな事をしていると来るお客さんから見えるために益々蕎麦の注文が集中しだした。
そのうちピザやパスタの材料がなくなってきて、板長が作ってきてと頼むので
大パニック。
やはり稲刈りの影響か全体的な客数は伸びなかった。
夕方丸山さん御夫妻が食事に見え、ブログに書いてある七福を探して蕎麦を食べに言ったよと報告してくれた。
おいしかったよと言われて一安心。
特に南瓜がと?
そうだ天ぷらも美味かったといったのも思い出した。
彼は地震の当日まで魚野川で働いていたのだった。
そのとき馬場チャン達が遣ってきた。
顔には大漁の笑顔が浮かんでいた。
全部で9キロのマイタケと5キロの鱒茸、
婚姻に関する宴会をしてたので、両家の同意の上天ぷらにして出した。
人によって茸は化けるなど言って、忌み嫌う人もいるもので。
近所の人達が遣ってきてマイタケの天ぷらに舌づつみを打っていた。
マイタケ取りの途中に熊にあって向こうが気づかなかったので命からがら逃げ帰ってきたらしい。
夜店を閉めてから星を見た。
虫の音の中、天の川が山古志の方から田麦山に横たわっている。
もしかして今回の地震は銀河の中の超新星の誕生の衝撃で起きたのかなと
いつもどおりのあほな思いをため息とともに大口で銀河に吹きかけて寝た。
コメント
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