おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

ネジ花が咲いた

2008-07-04 18:56:55 | Weblog
昨晩は自分の飲み会でセーブしょうと考えていたのがいつもの調子で飲みすぎ。
店に泊まり気が付けば小鳥の声で目が覚めた。
自宅にはいない鳥でなんと言うのだろう。
花金だが予約が無い。
週末の仕入れに市場に向かう近道の魚野川の土手の道にネジ花の群生があった。
いつもより十分早いと、こんな花も目に止まるのだナート車を停めて写した。
川原は葦原が広がり大きく盛り上がり飛行機から覗く雲海のように見える。
緑の雲海が途切れるあたりから瀬が広がっている。
晴れていればきらきら輝く流れなのだろうが、今日は黒く見える。
シロサギとゴイサギが流れの中に立ち尽くしている。
小さなスルメイカがあったので二箱買って煮物や揚げ物に。
紅じゃけを五匹。
これは焼き物に。
鯛にヒラメ沖メバルに南蛮海老、ソイにニシバイ。
生鳥の正肉は塩コショウで石窯で焼く。
カリカリに焼けた皮が又美味いのだ。
こんなに買って売れるのだろうかと思うほど積んで、八百屋市場とアグリで野菜を仕入れた。
昼定食は小イカの生姜焼きとイカ刺身つき。
お客さんが来たので蕎麦を打った。
打っていると何か嫌なにおいが蕎麦の香に含まれていることが判った。
どうもカビのにおいか日向臭いような、干草みたいな懐かしいようで蕎麦の香に似てるけどそうで無い匂いだ。
板長を呼んで香を確かめた。
板長曰く、そう言われればそのように感じるけど普通の人はわからない香だよと。
悩んだがお客さんに出した。
なぜだろうと考えた時に思い当たる事があった。
気温が上がってきたので涼しいワインセラーに入れたのだった。
地下の一室に井戸水が循環するように作った部屋は、湿度が八十パーセント以上ある。
カビにとっては天国だ。
決断した。
誰も判らなくても自分がわかる。
蕎麦は売れ切れにしてもらった。
注文してくれた人には謝った。
残ってる蕎麦の実は三百人分。
すべて廃棄処分にする。
袋に小分けして冷蔵庫に入れるべきだったのをサボった罰だ。
急いで問屋に手配したがお昼にぎりぎりでそれから石臼で挽き蕎麦を打つので、早い人は断らなくてはいけない。
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コメント (4)
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