格安の金華さばが入荷したから味見てとサンプルを頂いた。
ひと目で脂が乗ってなくて名前だけと思った。
冷蔵庫に入れておいたら味はどうだったと電話が来た。
まだ食べてないと言ったらふっくらして美味かったがなと言う。
対象は高校生だから爺の美味さは通用しないと言ってやった。
石窯の予熱で焼いてみた。
美味かったが値段の問題もある。
自分も爺。
久しぶりに店の冷蔵庫を開けてみた。
神楽南蛮にゴーヤが目についた。
オカズに味噌たっぷりで炒めた。
ご飯とビールにピッタリ。
大根と長芋を摺りおろして醤油で食べる。
消化を助けて健康に良いだろう。
食べ過ぎた。
今日はいいことがあった。
きっともう復活できないか死んでるかもしれないと思ってた鮎名人が鮎を届けに来た。
携帯が鳴って、まさかの名前が表示された。
去年、横腹をかばうように鮎を届けに来た。
手術したのだと言った。
あまりの痛々しさで来年はないと思った。
今年も手術して休んでたけどまた捕れるから買ってと言われてすぐ承諾した。
鮎はやめようと話してた矢先だった。
従業員に言ったら鮎はやめると言ってたのにと言うから鮎と味乃家魚野川はどんな事が有っても止めるもんかと凄んだ。
あまり暇で店が終わるのではないかと心の何処かに不安が潜んでいて気力が無くなっているように見えた。
鱗が一枚剥げたよう表情、帰る時の足取りの力強い確かさを感じた。
従業員の前で弱音を吐かないようにしよう。
魚野川鮎定食、天然鮎チャーハン、鮎蕎麦。
何でもありの魚野川突撃ラッパが鳴り響いた。