おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

高千代五月祭り

2006-05-21 20:38:50 | Weblog
夜明け前から目が覚めたけど、起き上がれない。
昨日からの疲れがたまっているからだ。
昨日は仏事が三つ、その他いろいろ。
五月祭りのお客は九十五人、焼き物と山菜天ぷら、
十割手打ち蕎麦、イノシシと山菜の入ったマタギ汁がうちの仕事。
今五月祭りから帰ってきた。
六日町の万世庵で二次会をした。遠哲さんと一緒、もうベロベロ
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川霧

2006-05-20 07:40:41 | Weblog
夜中にまとまった雨が降ったらしい。
大沢川は濁っているけど、濁りの割に水量は少ない。
地震の地割れに雪解けの水と今回の雨で土砂が流れ込んだ為と思われる。
本流魚野川に霧が水の流れに沿って湧いている。
熱帯低気圧が暖かい空気を運んできて、それに冷たい川水が霧を発生させる様だ。
九時ごろ雨が止む予報になっているけど、
昔から川霧が出てくると増水する言い伝えがあるのでまだ雨が残りそうだ。
川ぐるみの花が咲き始め、若葉が雨に濡れている。
深緑の藤のように垂れ下がった花だ。
色が明るい色であれば多くの人達に愛されるのに。
NT21の人達がお昼を食べに遣ってくる。
菊姫さんも来て山菜も採るらしい。
仏事が三つ、宴会が三つ忙しい。
一時で店を閉めて、菊姫さんの料理を造り、一緒に山菜取りに行った。
小宮首領も一緒に遣った。
今度の土曜日、午前九時三十分より放送するらしい。
あまり疲れて少し横になった。
相変わらず準備中にして、夜のお客さんの準備をした。
皆さん喜んで帰った。
マイクロバスで送る役は自分だ。
バスで帰って来て駐車場に入ると、
ライトの光にすずらんの小さく可憐な花が浮き上がり車から降りると、
蛙の歌に混じり春の草花の柔らかいにおいがした。
五月の薫風、真っ只中に今生きている。
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台風一号

2006-05-19 08:11:21 | Weblog
朝食を食べていると、雨がぱらついてきた。
台風一号がこちらに向かって来ているらしい。
でも市場に向かう時には雨が上がった。
途中田川川を通過したら、老人がジョリンではやの瀬場を作っていた。
瀬頭の大きい石をどかし、小石が流れるようにしてはやが産卵しやすいように
産卵場所を作り、集まったはやを投網で一網打尽にする。
山椒味噌で田楽に焼き上げると旨い、
川で育った人じゃないと判らないかも知れぬ。
駒ケ岳の馬の足が消えて、権現堂の若ブナが輝きだすと里には夏の気配がする。
台風の影響か、曇り空なのに気温が二十四度も有った。
店は暇だった。
夜小宴会が一つ。
五十一歳の男性がアルバイトの希望出来たが、
年齢を考えると無理が有るとお話してお引取り願った。
だるい一日であった。
仕事が終わって、夕食はざるうどん、
山椒の若芽とヤゲンの唐辛子をたっぷり入れて、
残ったビールとななかまどの焼酎で済ました。
お陰で外国でぬるいビールが出ても美味しくいただける、
今度山菜のビール漬けでも作ろうかな。
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割烹宿ーかわい

2006-05-18 20:43:14 | Weblog
大きな水溜りがいっぱい出来たと思っていたが、次から次へと田植えが進み
景色が映らなくなった。
小さな苗は遠くから見ると薄い緑のスカーフになってる。
市場に行ったらひらめと目地マグロがいっぱい有り、買い手が無いので安かった。
桜鱒を十本頼んで有ったのが来た。
何時もよりスタッフが二人少ないので大変だった。
   これから町をお酒のパトロールに行きますよろぴく。
今パトロールが終わりました。
よその飲食店を探検してきました。
生ビールを四杯飲んで。
リポートは後日。
河合は寺泊町に有るらしい。
大型マイクロバス二台で、天ざる蕎麦を食べに遣ってきました。
全員で三十四人、何処かの帰りなのかかなり皆さん酔っ払って良い気分。
社長ご夫妻の気配りや人情溢れるお人柄は凄い。
僕もあんな人になりたい。
イカとはたはたをお土産に持ってきてくれた。
機会と余裕が出来たらかわいに行きたい。
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日の出に間に合う

2006-05-17 08:09:19 | Weblog
昨日スタッフに任せて、二時ごろから山に行った。
東京の店にほろほろ漬けを送るついでに山菜を入れてやろうと思ったからだ。
山に行ったら、季節は思いがけづ進んでいて、フキノトウやウルイなどは
開いて終わっていた。
山竹の子、ウド、ミズナ、ワラビ、アザミ、などを取り送った。
夜七時に寝たのは、訳があった。
二十一日に高千代酒造で使う山菜取りをするためだ。
四時に起き、ミッキイを連れて冬井のほうまで足を伸ばした。
一番高い所に着いて車を止めて外に出てみると、
先ほどまで見えていた下限のおぼろ月はすがたを消し、
代わりに朝焼けを連れた
太陽が夕日のような色で昇って来た。
こんな色は初めてだ、幾重にも連なる山々の手前の谷に霧が湧き、
車の横には残雪が残っている。
鳥達のさえずりの中に時たま、
ほーほーとフクロウかミミズクノ鳴き声がきこえる。
左手に守門岳と鬼が面、その前は須原のスキー場の山、東に権現堂、
上権現、
唐松山、その奥に丸山、未丈ガ岳、きっと平が岳、
荒沢岳、駒ケ岳、中ノ岳、
八海山、などが見える。
しばらく見とれていたけどデジカメを忘れた事にきずいた。
ミッキーをクルマから出し、下に通じるそま道を下り始めると駆け出し、
前に行ったり横に行ったりしてついてくる。
車も人もいないから安心だ。
しばらく行くと北向きの田んぼがやせ尾根にある。
毎年フキノトウ採りの場所だ。
たっぷり採った。
熊注意と看板が有ったとおり、ミッキーは緊張して僕の近くにいた。
きっと熊か大型の動物が近くにいるのだろう。
神奈川から偉い先生達が宴会に来た。
一緒に大酒を飲んだ。
飲んでしまえば板前も、先生も無い、かなり後悔。



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苦言を一つ

2006-05-16 08:32:13 | Weblog
十五年前に植えた花桃が咲いている。
豪雪と開店の忙しさで囲いをしなかったから、
幹の途中でぽっきりと折れ下がっている。
皮一枚でつながっているのに華やかに濃い桃色の花が曇り空の下に浮きあがている。
昨日は五月晴れの燃えるような新緑のもみじ驚嘆したけど、
曇り空のしたの新緑も心安らぐ。
昨日も大失敗。
麺の劣化したラーメンをお客様に出してしまった。
会計を済ましてから、ラーメン不味かったと言われた。
えーと思っていたら麺が腰が無く歯にくっ付く様だったと。
スープは気合を入れて今日は良い出来だったから、呆然としていた。
テレビに出ているからおいしいと思って来たのに・・・苦言を一つと、帰られた。
スープは皆飲んであったけどめんはのこっていた。
麺を食べたら指摘の通りでした。
お詫びをしなくて、苦言と代金のお礼しか言われなかった。
自分に非があった。
土曜日に麺を取ったとき三十個は前の製造ですと、
言われたらしいのに適切の処置をしなかったからだ。
きょう麺を数えたら何か少し白っぽいような面が幾つか有るなと、
その時よく見て考えればよかった。
こんな事は氷山の一角であろう。
残念。
最善を尽くせは口だけであった。
本当に最善を尽くせ。
お昼過ぎにNT21の宮下さんから電話が有り、土曜日にお昼食べに行くよと。
菊姫さんも行くからんねー、簡単な山菜取りもするよー。
山菜も食べるし、収録もするし、久しぶりだーとテンションが少し高かった。
山に行き帰りに、釣吉に寄り餃子とビールを飲んで自宅に帰り、七時に寝た。

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新築祝い

2006-05-15 07:52:17 | Weblog
和南津の親戚から新築祝いの料理の注文を頂いた。
月曜日にするのはきっと東京で飲食店をしている兄弟達が店の定休日に
来れる様に配慮したのだろう、又かなり応援をしていただいたのだろう。
朝五月晴れの良い天気に外を見て気が付いた。
水田に水が張られて、駒ケ岳が映っていた。
早い人はもう田植えを始めた。
そのうちにそこらじゅうが水面になり山や月を映すだろう、
そして苗が植えられると風が見え出す。
プルーンの近くの室外フアンの中から子鳥の鳴き声が聞こえてきた。
春からいる雀の巣かも知らない。
前の崖はほとんど崩れて緑が少なくなったけど、
残った木々の中で紫色のつつじが咲いている。
今日は宴会が一つ、若い人達がほとんどしてくれるので、昼寝をした。
毎日飲み続けたので今日は休もうと思ったけど、
体が楽だと酒が美味しそうな気がする。
困ったものだ。
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二日酔いの日曜日

2006-05-14 09:02:07 | Weblog
昨日飲み出したら、坂本さんから電話で、
アラン・シャペルの弟子の音羽さんが今日こちらに来るついでに店に寄るからと言われた。
簡単に聞いたところによると、三時ごろ来て十時まで時間が有る。
こちらの要望を聞きたいとのこと、一生懸命にお願いした成果だ。
法事が二つ、ラーメンと蕎麦とパスタ、それにピザ、定食。
スッタフが二名足りなかった。
激震ラーメンが独り歩きを始めたからか、若い男性が目に付く。
蕎麦も気合を入れて打った。
その間に皿を下げ、お客さんに挨拶をした。
またぎ丼を注文の老夫婦の料理が出ない。
かなり険しい表情が伺えたので、おきゃくさんすみませんね、
猪が足が速くて中々捕まえられなくてとご挨拶をした。
きょとんとしていたが、やがてダンナガ笑い出して奥さんもつられた。
周りの人達も会話を楽しんでいたようだった。
お客さんはいくらでも来たけど三時で準備中にした。
音羽さんが三時過ぎに来る。
どんな料理を出そうかと考えてみたけれど、
二日酔いの頭では名案が浮かばないので何時も遣ってるイロリ料理を山菜をつけてした。
首領がアワビを四個採って来たので刺身と焼きアワビにした。
だいぶ喜んでいたので、首領と隊長も呼んで皆で盛り上がった。
又二日酔いになると思う。
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灰汁抜きワラビ

2006-05-13 07:53:11 | Weblog
朝から雨が降っている。
ホールの横のプルーンの木に咲いた花も濡れている。
桜と違って若葉が先に出てきて、花も緑に近い白い色だ。
暑い日に会いそうな色合いで、こんながらの洋服が似合う美人と
お茶を飲みながら自然の話をして見たいものだ。
土曜日だからスープは倍取る。
スープが沸きあがりアクを取るまでの時間も倍かかるから、
五時半頃から始めた。
昨日ワラビを灰汁抜きした。
暖炉やピザ窯の灰で灰汁を抜く。
灰が多すぎると溶けるし、少ないと苦味が残る。
深い緑色に仕上がった時は気分が良い。
今日も旨く行った。
これから付け合せの地鯛などを市場に買いに行く。
鯛を買ったけど、何時もの倍の値段だった。
お祝いにたっぷり鯛を使った。
鯛ずくしのようだった。
一般のお客さんは思ったほどこなかった。
京都からお客さんが見えて、一緒に酒を飲み、二次会まで行った。
もうベロベロになるほど飲んだ。
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走り梅雨

2006-05-12 14:34:20 | Weblog
11日
朝から雨模様、親方に今頃の雨はどう表現したらいいのだろうと聞くと、
走り梅雨だなと答えてくれた。
今日東京に行くので、忙しくてブログを書けなくてカレンダーに印が付かないと
嫌なので、タイトルだけ投稿していたつもりだったが、かえって日記を見てみると
何も無かった。
とても悲しい。
山菜を20種類ぐらい取って、氷ズケにした。
ワラビ ウワミズサクラ イタドリ アザミを味付けして、
真空包装機で荷ズクリして東京にもっていった。
坂本さんご夫婦と内閣府参事官の、
手配で音羽和紀さんと都内のレストランで会食した。
音羽さんの弟子の店との話だったので緊張して、
いよいよかと覚悟して入ったけど少し雰囲気が違うので拍子抜けした。
どうもスタッフの雰囲気がよくない、もう少し凛としていると思った。
後でなぞが解けたけど、参事官のランチの店だった。
ガッカリした。
でもシエフは緊張して最高の頑張りをして楽しませてくれた。
四時間半もワインや酒を飲み続け、親方のところに着いたのは真夜中だった。
さすが音羽さんだった。
後日来店してくれると約束してくれた。
NT21のDVDオレはここで生きている・を皆さんに差し上げた。


12日
早く店に帰って、仕込みをしようと思ったけど、
親方ご夫婦が朝食を強く勧めるのでいしょに食べて、
新幹線に急いだ。
9時12分の新幹線に飛び乗ろうとしたら、
アナウンスで、新潟まで止まりませんと言われたので、慌てて乗るのやめた。
もう少しで新潟駅まで行ってしまうところだった。
途中の景色は良かった。
麦の穂が出て、若草色のじゅうたんになって、穂が波のように揺れて風が見えた。
柿の若葉が開きだし、萌黄色がサラダのイメージを増幅させる。
ハリエンジュの花がつき始め、これも天ぷらをイメージ。
食べる事ばかり。
長いトンネルを抜けると故里。
残雪の青い山々、芽吹きの遅い台地が茶色に広がっている。
所々水が張られた田に、山がうっつている
やがて魚沼じゅうが水浸しになり、雲や山が映りだす。
首領がワラビや根曲がり竹を持ってきた。
イロリ宴会があるので炭火焼にするつもり。
激震ラーメンが独り歩きを始めたみたい、
今まで見かけないタイプの人達が来て
注文をくれる。
女性で二度目に来てくれてぺろりと食べていくとこを見ると、
リピーターも可也いる。
明日は地鯛が安かったら、蕨をたたいて山葵醤油で味付けし、
霜降りにした鯛に乗せて、地鯛の山かけワラビにしょう。
それとも十割蕎麦に乗せて、ワラビトロロ蕎麦。
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