おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

新潟日報広告掲載

2006-09-10 07:38:58 | Weblog
明るさと緊張感から目が覚めた。
権現堂の山並みから上った強烈な朝日が壁を照らした。
照り返しがあまりにも明るいのでいつももう一眠りと思う気持ちを吹っ飛ばした。
体は疲れているから本当はもう少し横になっていたほうが良いのになーと思いつつ体を起こした。
窓から覗く朝日は晴天の東の空に燃えていた。
逆光のの山々は稜線しか見えず麓は白い朝霧に包まれている。
西には昨晩よりかけた満月が地震で崩れたがけの上に出ている。
緊張感の原因は、日報の広告掲載にあった。
中越秋のお出かけ特集に去年と同じ広告を載せて今日の朝刊に入り、
山古志観光の人達が食事に来てくれると思われたからだ。
それにはキノコ料理始めましたと書いたり、激震ラーメンの説明文も載せた。
キノコは市場に100キロ以上冷凍保管して有っていろいろの種類がある。
キノコ汁300円、大盛り500円にメニューに作った。
来客数と予測最大来客数が同じになるほどお客さんが来た。
いいサービス業が遣れなかった。
何でもかんでも注文を受ければいいわけじゃにと思った。
注文イコール契約と考えた時に、注文をパーフェクトに実行しなければいけない。
断わる勇気も必要。
すこしいそがしいと随分強気になったり自分勝手になるものだ。
お昼はどうしょうも無いぐらいお客さんが来た。
3時に風と雨が降ってきた。
車の洗車機に入ったようなものすごい荒れ方で、
屋根が広いので集まった雨は滝のようだった。
仕入れの車をそのまま窓を開けて反対の建設省の駐車場に置いたから
中に雨が吹き込み水が溜まっていた。
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残暑・片貝祭り

2006-09-09 15:53:08 | Weblog
土曜日なのでラーメンスープは倍取った。
スープのアクを取りながらいろんなことを思う。
昨夜の親方の言葉は其の通りだと思った。
変なとこに反発してるような余裕なんか無いのだ。
最善を尽くし美味しいものを作るべきで、へらへらしていられない。
お昼に法事が一つ、夜飲み会の予約が二つある。
この前で冷し中華は終わりだろうと思って、スープが残ってしまったと諦めていたら、
激震ラーメンと蕎麦がらみでぽろぽろ注文が来た。
これで来年の夏まで在庫しないで済む。
お昼はイスで法事でホールに席を造った。
和室は小さなお子様連れ専用にして
残ったホールと囲炉裏は小さいお子様は入れませんにした。
案外うまく苦情も無く行ったと思う。
11時から2時までずーと蕎麦を打ちっぱなしで、あまり暑いので調理室の温度計を
見ると37度有った。
クーラーが目詰まりしてあまり効かなくなったのもあるが、暑さがぶり返したのが直接の原因。
お陰でご飯ものがあまり出なかった。
法事の人達は始め静かだったのでそのまま終わるかなーと思って、
蕎麦を出して
デザートまで出した。
蕎麦打ちが終わったのでカウンターに顔を出したら、
まだビール10本と注文していて終わりそうも無かった。
注文していた人が知り合いだったので、ご挨拶でも行こうかねーと言うと、
是非是非とひぱっていかれた。
それではと何か手持ちをと言って、生ハムのハモンセラーノとミモレットなど
チーズ5-6種類に白ワイン2本サービスした。
益々終わらなくなって困ったけど、皆さん大喜びだった。
一般のお客さんも一杯来た。
蕎麦を打っていると駐車場のナンバーが見える。
遠くの車で神戸と尾張小牧があった。
旅の途中か随分遠くから来たものだ。
片貝祭りだったからついでに寄ったのかもしれない。
夕方馬場君が来た。
白いショッピングバッグに何か入れて差し出した。
きっとマイタケの早稲を取ってきてそれしか取れなかったんだろうと、
受け取るとずっしり重く茸の重さではなかった。
覗くと大きな岩魚がはいっていた。
早速まな板に載せ測ってみると、なんと43㎝も有った。
何処の川と聞くと佐梨川との返事。
僕が釣らなかったからか、アブに負けずもう少し頑張ればよかった。
と言うような話をすると右手を上げ無理無理と言っていた。
取って置きの場所と秘密の餌があるらしい。
夜のお客さんもそれなりに来て、いろいろの注文だった。
宴会のお客さんを送ろうと外に出てみると東に半日過ぎた満月が権現堂の上に昇り
大沢川の川面を照らし、まるで都会のネオンが映っている川のようだった。
虫の声の中遠く片貝の花火が聞こえた。
ブログを書きながら、今日届いたボルドーのワインのうち
1999年の白ワインは初めてだから、冷して味見した。
お勧めとは言って売れない味だ。
でも自分の好みで好きな人もいると思うので、
自分の好みばかり追っても叉商売が旨く行かないかもしれない
ワインセラーは5坪ぐらい有って水道屋さんに頼み、
井戸水を循環させて温度の上昇を押さえ、なおかつ湿度も提供している。
ある程度の余裕が出来たらワインを200種・1000本ぐらいの在庫を持ちたいと思っている。
溜まらない内に味見で無くなってしまいそうだが。
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目白アブの熱烈キス

2006-09-08 14:46:34 | Weblog
ミンミンゼミの渓流をあっさり諦めたのは他に原因があった。
目白アブの谷だったのだ。
長袖を着ていたのでまーいいかと思っていると手の甲にさっととまりぷっすと刺す。
平場のアブのように鋭い痛みがないが、数が数だけに精神的にも参ってしまう。
昔破間川の源流に岩魚釣りに行った時はすごかった。
相棒の周りはアブだらけで蚊柱のように見え、黒い人柱になっていた。
話そうと口を開ければ口に入るし、ショ便をしょうとすると、そこにとまり刺すし
どうしょうも無い経験をしたことがある。
朝起きてみると赤く腫れ上がっている。
指の先まで赤くなっているとこを見るとかなりしつこいアブだったのか、久しぶりのグルメだったのか。
アブもいいストレス解消だったのが判った。
何と無く今日の青空のようにすっきりした気分で頭が軽い。
夜の宴会と明日の予約に備えて市場に仕入れに行った。
むきアンコウ、殻付ホタテ、タコの頭、タラバガニ、ズワイガニ、ハマグリ、
生鮭を買った。
八百屋に行ってミョウガ、葱、大葉、キャベツ、葉生姜、茄子、胡瓜、など買った。
調理室で板長がタラコどうするといっているので今日は買ってないから何を言っているのだろうと、
見ると今日買った鮭がメスだったのだった。
ほんとにふざけてると言いながら、醤油漬けにニコニコしながらした。
明日はゆずをのせて出す。
木沢の山を見ていると相変わらず、重機が行きかい山肌を削って道を作っている。
そんなに金をかけても人がいないんじゃないかなと思われる。
マキ婆の畑の下の斜面はススキの花盛り。
見渡せば何処も花盛り。
今度ススキの箸で一杯飲んでみょう。
ススキの香りはイネ科の香り、秋の今頃は山でススキの箸で親子で昼食を食べたのが懐かしい。
昼定食はノルウエイサーモンフライと刺身付、
小付けはタコのマリネにしょうと思ったがなすと南蛮の炒め物が作りすぎてあったのでそれにした。
毎日同じ小付の傾向になっている。
ナスのことで思い付いた事がある。
ナスや夏野菜が今安いので、茄子味噌や、ピーマンなどを入れた茄子炒めを少し固めに作って冷凍をして雪の降る時除雪隊に出してあげようと思った。
だからまだなすがあまって引き取り手が無い時に作っておく。
受けるかなー。
新潟日報と越南タイムズに広告を出すので原稿つくりと、ブログで午後が半分終わった。
江口さんにチエーンソーの刃を研いでいてくれと頼まれていたから来ないうちに研ぐ予定だったが雑用が重なって研がないうちに来て大慌て。
研いで見たが切れ味を確かめたくなって丸太切りを始めてしまった。
よほど前の柱だったらしく楢の木のちょいな掛けの柱もあった。
太い立派な柱は欅や木肌の木だった。
暗くなるまでやって明日は手首に異常が無ければよいが。
昼過ぎに新幹線で親方が遣ってきていて、丸太きりを見学していた。
薪小屋の周りにシイトを巻く話になって、青い色はやだなーと言ったら、すかさず
有る物を使え、金を使う気にばかりなっているなと、ひとこごと。
夜晩酌をしてるとこに近づいたら、夜のお客を大事にしないから客が少ないのだ、
料理が不味いからなおさらだと、酔った勢いでまくし立てる。
さっきアンコウの煮つけがうまいと言ったばかりなのに、これから一週間ぐらいこの調子だ。
明日から店の中をぐるぐる、厳しいチックが始まる。
無料で心温かい経営アドバイサーが遣ってきた。
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蛙星人

2006-09-07 09:14:25 | Weblog
昨日忘れ物をした方がいて朝とりに見えるから早めに起きた。
雨が少し降ってひんやりした空気が体を包み、深呼吸すると体の隅々までさわやかさが届くようだ。
夏、刈り取られた大沢川の草はどこの草原よりみずみずしく優しい緑に輝いている。
夜来るアマガエルのように大声で叫んでみたい衝動に駆られる。
雨が降りそうになると今までしなかった掃除や何かをしたくなるとこはきっと先祖がアマガエルだったかもしれない。
高い山は雨雲に覆われていたがやがて雨がやんだら、東の空が明るくなり雲が切れてきた。駒ケ岳と荒沢だけの上だけが少し緑がかった稲の黄金色の絨毯の上に顔を覗かせている。
秋雨前線の境がその近くにあるのだろう。
今日は粟島からの獲物もあるのと予約が無いので市場に行かない。
今日の刺身は黒鯛と石鯛をメインに使う。
できればあさっての宴会に残しておきたいのだが。
僕たちが買っていた魚は腐っている。
粟島の鮮度に触れると。
仕入れ方法を考える時にきているのかもしれない。
やはり粟島の漁師を紹介してもらうか、柏崎の市場に行くしかないかもしれない。
もぎ取ったプルーンが熟成したので種を取って砂糖で煮た。
実の形を少し残してさっと煮てジャムではない感覚に仕上げたつもり、そしてエゴも作った。
生の海草を真空包装して冷凍したもので、今回のできは料亭エゴと言えるできである、
少し緑がかった海草の香りの不思議な弾力の逸品。
手前エゴ。
小さな青空の切れ目がどんどん裂けていき、山々を覆った雨雲に力を与え、
被った包帯がはがれるようにまとまって大空に帰っていく。
きっと灼熱の夏から秋のお肌に衣替えの瞬間だろう。
早く手を回して酒など飲まずに佐梨川の通らずの苔むした岩に張り付きカジカ蛙の仲間入りをしょう。
明日は茸の探索だ。
佐梨川に行き車を止め、目指すポイントに入った。
山田屋から餌と竿を買ってきたので川原で仕掛けと針を結んだ。
何時も0.4のはリスだったけど、今日はもっと釣果を上げるため0.3のはリスにした。
楽しければ実績など関係ないのだが星野さんに簡単に岩魚を釣られていたので
何とか話の上で負けるわけに行かないと言う気があった。
前から実績のあるところで雨が降って最高の条件が整ったので、勝負に出た。
一投目は沈黙していた竿が再びポイントに餌を送り込んでやると、かすかな違和感を送ってきた。
竿を上げてあわせてみると魚信が有った。
たいした大きさでなかったので強引に引き抜き、同じポイントでもう一匹釣りたいという気があった。
ばれてしまった。
針の結び目が取れてしまったのだ。
これからそれなりに釣れるからいいかと上流に向った。三つ目の淵に行って驚いた。
他の人の足跡が有って、ほんの少し前の足跡だった。
諦め店に帰った。
昼寝をしていたが新潟の店長が来たけど起きられなかった。
其の後小熊さんが長岡から遣ってきた。
やっと起きて自分だけ酒を飲んだ。

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水の惑星

2006-09-06 23:40:27 | Weblog
朝やっと起き周りを見ると今までと少し違った感じになっていた。
湿度が上がって遠くの山々は霧に覆われて頭だけ見える。
秋雨の時期を予感させる。
これから毎日雨ばっかり降ってどうしょうも無くなるよ。
ここらで雨が欲しいと言っているマキ婆にいじわるを言ってやった。
そんなこと言わなくてもいいのにと後で思ったけど、
雨は程ほどにして欲しいと思っていたので対口に出てしまった。
でも雨が降れば気温が下がり茸が出たり、岩魚が産卵のために動き出し、
あのふちに集まってくる。
旅館の親父が投網をする前に二三匹釣り上げておきたい。
季節の変わりは心も少し変わり心は黄金色。
儲かっているって事ではなく心豊かを目指している。
今日も板長が休み。
本当は板長に聞かせてやりたい言葉で朝礼をした。
魚臭い生ビールは出すな。
うちはサービス業だと。
板長より自分に言っているみたいだ。
昼定食は小さいトンカツに刺身付。
刺身はマグロ、鯛、タコの盛り合わせ。
680円。
どうしたら儲かるのだろう。
疲れがたまったのでお客さんが来て、
自分たちでできないのがあったら起こしなさいといって昼寝をした。
朝と昼前と午後からブログを空いた時間に書いていたけど、
今日は何もしないで昼寝にした。
寝ていたら夢の中で雨の音が聞こえ、ゆっくりと呼ばれるまで寝ようとおもって寝ていた。
ラッキーだったと言おうか暇だと言おうか誰も起こしに来なかった。
夜イロリの予約が一つ。
レベルの高い予約だったので食材を奮発した。
首領が粟島より帰る日だったので、よく打ち合わせをしておいた。
自然の事だから帰ってこなければ判らないけど、
今は携帯があり何を持ってくるかわかっていたからだいぶ気が楽であった。
携帯で59センチの石鯛とそれに近い黒鯛が取れたし、
アワビも取れたよといっていた。
予約のお客さんと一緒に帰ってきた。
お客さんに見てもらい刺身とアワビは炙りアワビや刺身に、
伊勢海老も刺身や炭火で差と焼いて食べてもらった。
十割蕎麦はトッテオキノオリイブオイルをかけて、
死海の塩を振って出したら格好受けた。
チーズやワインにも精通してる人達で、ミモレットやゴルゴンゾーラピカンテが判るレベルの人達だった。
嬉しくて一緒に据わり酒を飲んだ。
仕事失格。
其の前に星野さんも遣ってきた。
今日は哲学者で芸術家の小泉さんと三人できた。
小泉さんは首相の血縁。
楽しくて魅力的で思ず、一緒にビールを飲んでしまった。
もっと飲みたかったというか話しかったけど、何しろ次の仕事が会った。
水を飲んで偉くご機嫌で、こんないい水だからいい料理ができると
たいして食べないうちに誉めてくれた。
水の結晶の話や、水の惑星の話をしてくれたけど、
レベルの違いで良く理解できなかった。
叉、飲みたいですね。
坂本さんご夫妻もやってきた。
アランシャペルの一番弟子の音羽さんが来るから料理を作れといっていた。
恐れ多い事だけど、食堂の親父、開き直ればどうってことは無い。
食堂は食堂。
食の殿堂だ。
明日こそは佐梨川の岩魚にチョッカイを出しに行きたいね。
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ガクサンのピザが食べたい

2006-09-05 15:55:58 | Weblog
昨夜坂本さんから電話で、舘さんと行くからガクサンのピザが食べたいと。
数ヶ月前に新宿でベロベロに飲んだ仲だった。
あまり話せないけど何かのプロジェクトの話で魚沼に遣ってきたのだ。
よッぱらた上での話で僕の名が出てきたらしい。
お昼過ぎからストレス解消で佐梨川に岩魚を釣りに行こうと考えていたが
ピザを出すと生ビールもと注文が来たので一緒に飲んだ。
広井さんに伯父ちゃんの作った葉生姜を頂いてあったので生ハムと一緒に出した。
やはり取り立ては美味しい。
それで酔っ払ってしまったので岩魚つりはやめて次のにする事にした。
昼定食はイカと夏野菜の天ぷらにアンコウとナスの煮物付
まあまあ出た。
続くこれからのみにいく
今帰ってきた。
飲んだけどまだベロベロになってない。
寿司屋に行った。
しげちゃんに運転手を頼み近くの久しぶり、一年ぶりの店に行った。
凄い勉強になった。
生ビールを頼んだ。
生臭いビールが出てきた。
きっと魚と同じところで洗って同じ水切りなどの動線がクロスしている。
ウーロン茶も生臭かった。
寿司職人も脇が臭かった。
醤油も古かった。
出すと二人の職人はテレビに噛り付いた。
ごはんはいつのごはん?
明日朝礼でうちもなっていないかそしてこんなケースで移り香が発生するかもと話し合おう。
すし屋さん有難う。
店に帰って夕ご飯を食べなおした。
星野さんの教訓が生きていない。
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国道291号開通

2006-09-04 21:59:22 | Weblog
昨日の疲れで夜は中々寝付かれずに睡眠不足になった。
やっと朝起きてスープとりをした。
板長とヒロちゃんが休みで、二人分しなければいけないので気力で何とかしのごうと思っていた。
市場に刺身魚を少し買いに行ったが、少し遅れたのとあまりいらないと言う考えでいたから競り負けてしまってほんとに欲しいものを買えなかった。
生ダコ、煮だこ、むきアンコウ、舌平目、人の要らない物ばっかりしか買えなかった。
昼定食はアジと豚肉とエビのミックスフライにタコと胡瓜の酢の物付。
あまり出なかった。
9月にはいってさすが冷しは終わったねーと言っていたのが嘘の様に出たり蕎麦も早めに打って置いたから良かったものの久しぶりに叉打ち直した。
市場仲間の豊島屋さんと梅野屋さんが一緒に蕎麦を食べに単車に乗って来てくれた。
行って話をしたかったが三役をこなしていたし今日に限って、ぞろぞろお客さんが来てくれたので機会が無かった。
二人が帰るとき別の人と話をしているのを小耳に挟んで、今日の客層の事が判った。
山古志を通る国道が開通したのだった。
じや行って見るか、と言う感じのグループや夫婦連れがかなりいた。
市場仲間もそうらしい。
4人でてんてこ舞いをして、ピザを焼いたり蕎麦を茹でたり、料理をホールまで届けたり、もうがくがく足がしてる。
一日中客足が絶えなかった。
しばらく天気の良い日はこんな状態が続くと思う。
山古志様様だ。
夜は6人の予約だけだったが女性だったので遅くまでいてくれた。
夜のご飯は早めに、少なくとも睡眠三時間前にと星野さんの奥さんにくどく言われていたので、今日は一人で黙々と食べた。
冷やっこと神楽南蛮の石がま焼ナスに塩ヅケ、むきアンコウの煮付け、でも丼にはいも食べれば早く食べる価値は無いかも。
お客さんが帰ったのでやっとブログを書き始めた。
星野さんがパソコンを買って2-3日前から接続に手こずっていたみたいだけど
何とかなったのだろうか。
うちのパソコン技師が行ったのだが。
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山古志神楽南蛮

2006-09-03 09:27:46 | Weblog
9月の第一日曜日は大神宮の皇太市だ。
そこにとしこさんの要請でピザを出品している。
板長が早出で15枚作った。
880円のピザを700円で売る。
卸値段は500円だから遣らないほうが儲かる。
店の別の方に力を注いだほうが得なのだけれど、やはり皇太市の発展に
協力をする事がいろいろの意味で必要と考えた。
それと市の見学ができるからだ。
納品していつもの地場野菜の方に行くと神楽南蛮が有った。
天候が不順だったので今年は中々手に入らないかった。
皆買うと後の人に悪いからと言うと、良いから良いからと言って別の店の物まで集めてきてくれた。
お婆ちゃんがうちのは山古志神楽南蛮と言うんだよと言ったので良く見たけど、
ここらにいつもあるのとあまり変わらない様に見えた。
でもそう言われればしわが多いような気がした。
青い南蛮みそにしておにぎりの上に載せピザガマで焼いて食べると最高だ。
今日は予約が二つ。
お昼の祝いは、前にアルバイトをしてくれた子だ。
広神から嫁さんを貰うらしく両家顔合わせと新築の家見を兼ねているらしい。
カラオケをするから準備をしていてと頼まれていた。
始まるとカラオケが止まない。
顔合わせにこんなにカラオケを歌いっぱなしでいいのかなーと呟いて心配していたら、
誰かがマイクを話さないのは仲ウドさんらしよと教えてくれた。
それだったれ納得一安心。
魚野川で顔合わせをした後両家の仲が険悪に成った等と言われる事もない。
気を使って地鮎を二匹付けで出したり、鯛の塩釜を出したり。
皆さんニコニコして戻られた。
店は一杯お客さんが来て料理がスムーズに出なかった。
原因は人手不足と、10人以上のグループ客が多かったからと、
ピザと石ガマ豚ロースが出すぎた事だった。
焼肉をしている時はピザが焼けなかったり叉其の逆もあった。
馬場ちゃんが30センチぐらいの岩魚とヤマメを釣ってきてくれた。
近くでいい場所があるが星野さんに教えると行かなくてはならないし安全な場所とはいえないからだ。
崖を上ったりしなくてはいけない。
車椅子渓流会は無理。
やはりサンダル履きで渓流魚がつれなくては。
ついでにマイタケの下見に言ってきたので様子を聞くと、まだ気配が全然なさそうである。
薄平茸を少しとって来てくれた。話を聞いたり秋を感じて頭は山に飛んで行ってる。



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鈴虫の宿

2006-09-02 08:21:09 | Weblog
ラーメンスープのアク取り時間で外のテーブルで新聞を読んでいると、
山田君が遣ってきた。
これから鮎取りに行くらしい。
店長寒くないノーと聞かれたからウエットスーツがあるから大丈夫と
おどけて見せたら笑っていた。
朝は涼しいを通り越して薄着では寒いらしい。
鮎は小出あたりしか釣れなく久しぶりに鮎釣り達が川に竿を出しているのが見える。
山田君のお陰で地鮎が有りいろんな方から山女や岩魚を分けてもらってある。
もったいなくてメニューに出していない。
そのために真空包装機を買ったり、脱酸素材まで用意してあり長期保存が出来る様になっている。
石がま焼が結構売れているので次のメニューでスパゲッテイをピザガマで焼いて出そうと鉄鍋を20枚頼んだ。
本来パエリアの鍋で取っ手がついているが石ガマの中で焼けるのでもしお客さんが火傷でもすると大変なので取っ手を付けないのを探したら無かった。
製造元に問い合わせると今度製造する時に取っ手を付けないで分けてくれるらしい。
その代わりいつになるか判らない。
九月初めての土曜日あまり忙しくなかったけどヒロちゃんが肩を壊すし店番のこが二人休んだのでてんてこ舞いだった。
おまけに冷し中華が殆どで無くなり、その代わり蕎麦が出た。
出前の蕎麦を頼まれていたのと一緒になって打つのが間に合わないようだった。
お客さんはだらだらと来た。
前だったらお昼が終わると殆ど来なかったのだが、少しお客さんが増えている証拠。
昼ご飯を食べて昼寝をしてしまった。
皆仕事をしているのに。
夕方星野さんから電話が有り7時ごろ行くよと、従業員から伝言が有った。
三人で来ると言われたので誰かお客さんがきたのかと思っていたら渡辺さんだった。
何処かの偉い教授をしていた人らしい。
ちょうど山葵を買って有ったので蕎麦や刺身やそばにに生山葵を付けた。
田舎にそんな偉い知り合いがいないので一緒に酒を飲んだ。
ブログを書いていると外のほうでは鈴虫の競演だ。
凄い。・・・精一杯の恋の歌が聞こえる。
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九月一日いよいよ外海に出る

2006-09-01 13:48:30 | Weblog
昨日は酒を飲まずに寝た。
朝方眠りの中で体が楽な感じに満たされていた。
やはりアルコールは良くない。
6時半の恋は水色を聞きながら後10分寝ようと思ったのが
一時間以上寝て8時近くになってしまい大慌て。
お陰でスープとりが遅れたしまった。
寝坊の原因は涼しくなった事と曇りで薄暗かった事、
一番は昨日忙しかった事である。
夜予約が20人近くあるけど予算が安いのであるもので献立を作る。
今日は市場は休んで、一日から買い物を控えようした。
ところがなじみの瀬戸物屋さんが来て何かいるものはと言われたので、
板長に聞いたら次から次へと不足の食器が出てきた。
一年でかなり破損していた。
ものによっては半分以下になっていた。
一日からかなりの出費であった。
一年たっていよいよ商売は荒海に出る。
今までいろいろの方に応援されたり珍しさや同情を買ってやってきたが、
今度は自力で荒海に出る覚悟で遣る。
そんな事を言ったけど、相変わらずのガクサンだろうけど。
一通り仕込ができたから裏の大沢川を覗いたらいつもと違う光景に出会った。
虫が鳴く草むらの葉にまだ夜露が残っていてきらきらころころ光っていた。
日差しが無く無風だったので夜露が残っていたのだ。
鮎はだいぶ下流に下ったらしくあまり見当たらない。
昼定食は生鮭のフライと生姜焼肉少々付。
夜の宴会料理は市場に行かなかったので刺身はあまりいいものが無い。
それで在庫のマグロを味醂醤油につけてヅケにし、
オクラを茹でて薄切りにし、大葉を混ぜ味付けし山かけにして
うえに茗荷と刻みのりで飾って刺身の代わりにした。
若い小千谷の保母さん達だから、二種類のピザを出した。
揚げ物にエビのポテト巻きサルサソースとサーモンフライト香草チーズ焼
らっきょとブラウンマスタードタルタルソース添え盛合わせを作った。
それにタラバガニの酒蒸しその他色々出した。
余りあるので戸惑った様子。
きっといつも居酒屋で揚げ物を皆でつまんでいるのだろう。
バスで送る時和南津橋の真ん中ぐらいで川面に上限の半月が
男山の崖の上に昇り長く映っていた。

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