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おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

キンちゃんハム工房日報に載る

2006-09-20 08:18:11 | Weblog
二日酔いの頭で新聞を開くと、新潟日報の特集で食の安全と言うテーマがあった。
右のほうから見ていったので気が付くのが遅れたけど、左に大きくキンちゃんが出ていた。
そういえばこの前のんだときにそんな事を言っていた事を思い出した。
この頃落ちつたうまさが際立っている。
友達としても嬉しいし誇りに思う。
叉板長が休みなので二日酔いなど言っていられない。
そして長岡の人達が3時に来る。
送迎をしなければいけないのにいつもの運転手は来られないから自分で行くしかない。
和南津トンネルが交互通行なので、12時45分に出発する予定。
昨日はたいした来客がなかったが晴れたら結構来て昼定食のかつ煮が売れた。
トンカツを揚げて玉葱と煮て玉子でとじた物だ。
少し涼しくなってきたので温かいイメージの物も難なく受け入れられたのだと思う。
送迎の間はピザが焼けないので良く打ち合わせをしておいた。
蕎麦が出ると間に合わなくなるので蕎麦も多めに打ち、張り切って走ったら30分前に長岡駅の東口についてしまった。
途中の街路樹は少し緑が薄くなり田んぼもかなり稲刈りが進んでいた。
長岡の人に昨日音羽さんに出して受けた魚沼コシヒカリの新米を出そうかと思ったけどかなり新米も出回っていそうで、コシヒカリの味があまり変わらなかったら受けが無いのでその考えは止めた。
地元のいつもお世話になっている方の仲間だったから、わざわざ魚野川を指名してくれたのに恥をかかせる訳に行かなかった。
予算もまあまあであった。
どの部屋がいいか相談したらイロリ部屋でいいということになったので気が楽になっていた。
始まる前に会議をしてから始めるのでその間に料理を作った。
活蟹を多く仕入れて蟹刺身を多めに出そうと思って蓋を開けたら三箱の内二箱が死んでしまっていた。
一人一本有ったので山かけマグロの上に載せ、甲羅に味噌を入れ焼いて出した。
残りの足などは後で蟹汁にする予定。
暑かったけど大喜びで帰った。
帰りは空いていてかなり早いペースで戻って来た。
木津の国道にある温度計は17度を表示していて、かなり気温が下がっていた。
台風が気になるので天気図を見たら大陸からの高気圧が出てきてたので明日はかなり温度が下がると思う。
台風14号はこちらに来そうな気配を見せている。
川口のセーブオンに寄り雑誌を3冊とインスタントラーメンを買ってあまり疲れたので簡単にしょうと思ったけど、キノコ鍋が少し残っていたので豆腐を入れた鍋に山かけマグロと葉生姜みそと茗荷炒めと胡瓜の古漬けと茄子漬で生ビール1ぱいだけにして、口寂しいのは氷水で誤魔化している。
眠くなるといけないので昼食は摂らずブログを書きながら夕御飯と一緒に摂っている。
コメント (1)
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音羽先生が遣ってくる

2006-09-19 15:39:51 | Weblog
昨日早く店を閉めて、小出の響きに飲みに行ったら定休日であった。
しょうがないので色々見てみたがスナックしかやっているところなかった。
堀之内に帰ろうと思って市役所の駐車場にもどったら、串焼き屋が目に付いた。
ココでいいやと言う事になり、4人で入り生ビールで乾杯をまずした。
おとーしが出てまずビックリ。
揚げ物と野菜が煮てあった。
他の人のを覗いてみたら何と無く皆入ってるものが違う。
てことはいろいろの物をかき集めてか、お客さんが残したものをくしを取って味付けして煮たみたいに思われる。
壁紙は剥がれ、昔ホテルのきいボックスまでそのままになってる。
畳で小上がりになっていたけど何か別の世界のようだった。
諦めれば酔うのは早いものでもうなんでもありになってしまった。
ふつうは焼き鳥だったら調理方法を聞くけど、塩ですかタレデスカと。
そんな事は聞かずに帰っていった。
小出の人達は食に対して何でもいいんだと改めて驚いた。
今日今夕食は僕に対して一回しかないのに何でもいいのは悲しい。なんでもありのガクと言っているけど、それは貴方に思想に対して何でも受け止めるよと言う主張なんですよ。
酔うとなんでもありになる。
昼定食はみっくすフライトオクラの山かけマグロ
レギュラーが3人休んで、連休疲れ。
お客さんもあまり来なかった。
夜音羽さんが遣ってきた。南魚沼氏との合併事業なので別の市からも来た。皆一生懸命だ。
音羽さんとも一杯話した。
レベルが違うけど基本は同じ、凄く感動した。
でも言ってしまった。
先生の言われる事は良く分かりますけど、僕は僕の道が好きですので、お教えは喜んで吸収しますけど。
今までの思いを酔った勢いで皆話してしまった。
明日は気が付いて叉落ち込むであろう。
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台風13号

2006-09-18 09:51:48 | Weblog
忙しさのために台風のことなど忘れていた。
其のうちに直撃されるだろうけどと思いながら目の前の蝿追いが忙しくて
来たら其の時さと開き直ってわざと避けていたとこも有ったのかな。
朝黒い雲間から差し込んだほんの少しの光にたわわに実ったひえ畑の
朝露がきらめいた。
昔親方の近くにいた、やくざの大親分が無造作に広げて見せてくれたダイヤモンドの原石みたいだ。
其の時は凄いお宝だなーと思ったが、今になってみると僕のほうが凄いお宝持ちなのだなーと今日は思った。
200坪ぐらいのひえ畑は農家から僕が借りて親方の畑にして、出来た野菜の採り立てをネコババしようと計画したけど、親方はもういいやといって鉢物作りに励んでしまったから自然の草原になってしまった。
たまには草刈機で刈って貰うけど、手間賃が掛かるから年に1・2回ほどしかしない。
其の草原もたまに感激をもたらしてくれる。
僕の周りはお宝の山だ。
それと僕はまだ生きている。
死んでしまっては宝の持ち腐れになって、ただの荒地になってしまう。
親分と違ってまだ生きていると言う宝があるのだ。
朝から横道に落ちてしまったけど、火事で居なくならなくてよかったー。
やはりいつもの朝と雲行きが違う。
台風13号の仕業だ。
フエン現象でキノコが消えなければよいのだが。
馬場ちゃん早く舞茸を採って来てくれー。
明日はアランシャペルの日本の一番弟子がやってくるのだ。
才能や経験は足元にも及ばないけど、得意な素材勝負で、少しでいいからこちらを振り向いてもらいた。
今回の連休は空が味方してくれて何とかお客さんが来てくれた。
ほんとはブログなんか書いてるバヤイジャナイノラ。
やはりブログを書いてるような気持ちは、気合が入っていない証拠。
其の答えはすぐ出た。
まず送迎の江口さんが来てくれなかった。
それで仕出の配達や送迎は自分の仕事になった。
こんな事は前日済ましておいておくべき仕事だった。
交通量があまりなかったけどお昼近くに満席になった。
魔の一時半になった。
仕込んだものが切れたり、お昼を終わった人達が帰り新しいお客さんがどっと入ると、
今までかろうじてつないできたのがパニックになり、
其の上食器などが足らなくなってパンクしてしまう。
まだ売り上げが欲しかったけど従業員も疲れたので6時に閉店して夜皆で飲みに行った。
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ピザガマの灰出し

2006-09-17 06:49:49 | Weblog
連休日曜日で忙しいけどいつもより早く目が醒めたのでピザガマの灰を出そうと思っている。
夏の前に出したから二ヶ月ぐらいになったら灰が邪魔してカマの奥で燃せなく無くなった。
火が手前にあるからどうしても焦げやすく、またほかの石焼がま料理が遣りずらくなった。
それだけ石がま焼料理が多く出るようになった証拠。
馬場チャン達がキノコウオッチングに行くと思うが舞茸が取れますように。
心配した雨がそんなに降らないみたいだから。
灰を出し始めてしばらくすると雨が降り出した。
これでお客さんもあまり来ないだろうと調理室のクーラーのフイルタヲ掃除し始めた。
やはり凄い汚れであった。
掃除が終わり運転してみると凄く風が出てきた。
早くからすればよかった。
そんな事をしていたらやはり連休で凄い人出であった。
それに二人休みであったからなお更であって配達と送迎は自分でした。
法事の人達も始めたらすぐ蕎麦の催促が来たからもうたまらない。
一時半ごろには調理室がパンクしてしまった。カツ丼をあまり待たせてキャンセルになり他の人達も待たせてしまった。
もう少ししっかりしなければいけない。
激震ラーメンがいっぱい出てチャーシューが足りなくなるところだった。
作るのに二時間掛かるのでお昼前に焦って火を入れた。
途中蕎麦が出始めたからかろうじてセーフ。
今日から新しいためしをする。
ゲキシンチャーシューの仕込みに赤ワインを使うことだ。
昨日キンちゃんが豚のジャキーを持って来てくれたのを食べたら旨くてとまらなくなった。
キンちゃん何か秘密の旨み成分を見つけたのと聞いたところ教えてくれた。
仕込み方の一つに色々入れた上に赤ワインを入れるのだと。
キンちゃん曰く赤ワインは肉に良くあうんどと、言って、フランス料理の肉の赤ワインにはどうも好きにならないと言いながら。
それで塩漬け豚を作るときに今までは、麦焼酎と香辛料死海の塩で味付けたけど焼酎を減らし、赤ワインを入れようと思っている。
旨く行けばいいのだが。今日も栃木から激震ラーメンを食べに来てくれた。
裏話を話してしまった。
災害のあと薪割りをしてくれた薪の一部はまだ地下室に記念として横たわっている。
夜お客さんが大勢来ると思って、それなりの準備をしておいた。
夕方星野御夫婦が夕食を食べにきてくれた。
いつものパターンで一緒に飲んでしまった。叉岩魚釣りの約束して分かれた。
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十五夜祭り

2006-09-16 08:14:21 | Weblog
昨日とは違った空模様になった。
西から雲が厚くなってきている。
日が照ってるのに雨がぱらついた。
夜十五夜祭りの花火が上がるけど何とかもって欲しいものだ。
仕出しのほか宴会は無いけど夜キンちゃんが花火見と食事を兼ねて来るらしい。
叉飲まなければならないと言いつつ夜が楽しみだ。
これから市場に連休の食材を仕入れに向かう。
連休前なのにたいした魚が無い。
マグロを買った。
一番高いのはキロ6500円で安いのは恥ずかしくていえないほど安い。
安いマグロは漬けにして山かけにして定食の付け合せに使う。
連休初日の土曜日で天気予報も悪くなかったのでお客さんがかなり来るかと思っていたが
其の割に来なくて準備をしたけどぱらぱらの人出であった。
蕎麦打ちをしていたら宇都宮ナンバーの車が来た。
降りてきたのは地震の時き大変お世話になった懐かしい人達だった。
明日和南津で花見を遣るから参加しないかと言う誘いがあったが、
きっと其の花見に来たのだろう。
花は蕎麦の花だ。
予報はあまりよくないけど何とか成ると思うし、花より団子が付き物である。
大阪より姪がやってきた。
こんど結婚しますと言ったら、妻が結婚式には行くんでしょうと言ったので、
いや行かないでお祝いだけにすると言ってしまった。
ほんとは招待状が来れば喜んでいくけど、
まだハッキリしないうちに余計な心配やプレッシャーを掛けちゃ可哀想だからと
自分勝手な気配りは不味かったかなと思った。
美味しいものを食べてもらおうと思ったが花火も見ずに帰るらしい。
でも爺ちゃん婆ちゃんに会ったからいいか。
夕方になって仕出しもなからになった。
ピザもかなり出た。夕食を食べる人達がぽろぽろ。キンちゃん夫婦が来た。
キンちゃんはいつもよりいいシャツを着ていて奥さんは和服である。
ユカタモ和服である。
一緒に花火を見ながら酒を飲んだ。
ちょうど店から遠くであるけど良く見える。
今までの苦労話に花が咲いて、叉飲みすぎ食べ過ぎになった。
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サトイモを買いに

2006-09-15 13:11:05 | Weblog
朝、雲に覆われていたが西の空より青空が広がってきた。
山の向こうに入道雲の小さいのが見えていてまだ夏の気配を感じる。
夏の雲ももうすぐ見えなくなってしまうのでデジカメで店も入れて撮った。
hpの前に季節の感じをたまには載せようと思って。
早めに起きてスープを取って野菜市場に急いだ。
セリが始まる前に欲しいサトイモを前取りしょうと思ったからだ。
市場についてサトイモの所に行ったら皆前取りされて名札が入っていた。
ちょうどタケさんの名と本人が来たので少しでいいからといって分けてもらった。
サトイモを皮付きのまま塩湯でして、この前削った竹串に刺してイロリ端の炭の所に刺しておく。
晴れたらいつもの金曜日と違ってぱらぱらとお客さんが来て、蕎麦や昼食が結構出た。
昼定食はカツオがが安かったのでタタキにして生姜焼き肉をつけた。
お新香はハグラ瓜とミョウガと糸瓜のつけたのを出し、食べているお客さんの噛締める音が聞こえる。
日が良いらしく建前が二つあり一つは仕出しだけだ。
宴会のお客さんは工務店が六日町なので、宴会の後送ってくれと頼まれている。
ちょうど其の時間にもう一つの宴会の人達の送りが有るので、タクシーで対応するように打ち合わせた。
お昼のピークが過ぎたので、ホールに宴会席を造った。
花が無いので下島の直売場でカサブランカを買って、芋の手が有ったのでそれも買った。
芋の手は炒めてから出汁を入れて味をつけ炒め煮にした。
イロリは長岡の人達がいるのであえて田舎らしさを強調し、串で鮎の塩焼きや玉葱とスモークサーモンの
マリネをミョウガや青紫蘇のりんを入れて出した。
お祝いの宴は好い。
盛り上がって余興続出。
8時に蕎麦を出すように打ち合わせていたので出したけど、9時まで歌ったり踊ったりの大宴会。
これまで盛り上がれば天晴れと言うしかない。
大工さんは皆ダウン。
だいたいの場所聞いて有ったので、近くになったので起こして場所聞くようだった。
其の前に心休まる話を聞いた。
施主の人達が降りて巻きの人達が降り最後にいつもの爺ちゃんが耳元でささやいた。
俺がいっち先したら皆が、魚野川は好いやのーと言い出して、それからの皆が行くようになったんだがや。
爺ちゃんの手を取り握り締めお父さん有難うと言って別れた。
別のは魚野川は駄目になったと言って疎遠になったとこもあり、
これからの不安の一つに成っていたからなおほっとした。
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雨上がり

2006-09-14 13:12:31 | Weblog
昨日の疲れで朝寝坊。
やっと起きて外を覗くと、西から明るくなってきて一番明るいところが近づいてきた。
一番明るいところは雲の割れ目。
久しぶりの青空が見える。
周りの山々は青く休んでいる。
峰々から霧がわきあがり上で大きな雲になって、小さな青空と一緒に東に進んで行った。
前の新道島の山のブナの木はこの寒さで冬支度を始めたらしい。
今まで緑一色の山々に木によって微妙な色が加わって他の木との境を作っている。
この山全体の色はキノコがで始まったサイン。
嬉しいような、まだ夏との別れが旨く行っていない寂しさみたいな気持ちになっている。
林の近くではまだ蝉が鳴いている。
涼しくなってクーラーの無い店のホールに網戸を通った秋風がお客さんのそばを通り過ぎていく。
まだ緑の風でかすかな草野においと虫の音を運んでくる。
今日は周りを眺める余裕がある。
板長が出てきたのと、新人が入ったからだ。
新人と言っても去年秋応援に来てくれた人でいろんな内部事情が判っている人だ。
ある料亭のせがれさんだ。
一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったと思うが、じだいやお客さんにあった経営を一生懸命にしなかったことが原因だったと思う。
凄く戦力になるがただと言うわけも行かないので頭の痛いところだ。
市場に行って魚を買おうかと思ったがたいした鮮度の魚が無かったのでイカを買って昼定食に使った。
イカの刺身とイカと野菜の天ぷら付
八百屋市場に行きくだものを買った。
アボガドを試食販売していたので試食してしまい押し付けられた。
痛みの入った玉葱を買った。
20キロ200円。
八百屋仲間が見放したもので、八尾ちゃんがそら殆ど痛んでらーと言うので叉ごみを買ってしまったと思いつつ少しは期待していた。
2.30%ぐらいは捨てなければならなかったが14キロぐらいで200円で上がったから全部使えば儲かる。
毎日ラーメンスープに10個ぐらい使う。
人によってはラーメンスープに砂糖入っていると言う人がいるが、火を通した玉葱や人参の甘味だ。
広神の七福に蕎麦を食べに行こうと思ったが、いつもより細いタイプの麺を頼んだので試食してしまいいけなかった。
やはりスープが豊でコクが有り過ぎると、細い面はスープを持ちすぎてしつこ過ぎる。
スープに半分のお湯を入れてちょうどいいぐらいだった。
それとも歳を取りすぎて、しつこいものを食べれなくなったのかな。
濃いスープだけ飲むのは凄く美味しいし変な雑味がしないのは自慢できる。
でも旨い不味いは好みの問題だから。
どうしても山が気になりキノコを覗きに行った。
この前に36度も有った暑い日が影響したのか、毒キノコも見えなかった。
落胆して帰り楽々昼寝をした。
皆帰ったけど宴会の人達が帰らないので叉留守番になってしまった。
たまにはネオンの町にのみに行きたいものだ。
粟島から手に入れたシッタカと言う貝とエゴと冷やっこにミョウガをたっぷり載せて、
そしてミョウガと茄子と筍と神楽南蛮の炒めたので、琉球泡盛古酒でちびりちびりと帰るのを待っている。
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サギの追っかけ

2006-09-13 15:05:19 | Weblog
秋雨前線が居座り、叉雨季になってしまった。
今日も板長は休暇をとって退屈そうだったので、手伝いに来いや言ったら
じゃあさだけちょっとだけと言って、昨日買った新車に乗ってやってきた。
嫁さんの親にだいぶ援助してもらったらしい。
其の事を聞くと自分で出すんだよと言っていたけど、毎月3万円じゃ計算が合わない。
車の性能がよくなって燃費が20キロぐらいらしい、凄く魅力的だ。
雨を見ていたらと言うか、雨を感じていたら魚野川の上を川鵜の大群が下っていった。
アアこれで雨で下ってきた鮎は全滅だと、見送っている後からシラサギ達が後について飛んでいった。
川鵜が並んで魚を追っかけると、サギが岸の浅いところに待ち構えて魚を取る。
其のうちに川魚がいなくなりサギ達も餌を食べられなくなるのに。
今日は市場が休み。
足りないものを買いに行き魚市場に行った。予約が三つあるうち、イロリが二つ。
朝寒くて目が覚めるほど温度が下がったので、ちょうど良い宴会になった。
一組は十日町の人達、後は地元の人達であった。
遠くから来た人は新潟から来たらしく、凄く喜んでいた。
接待でご馳走になれば当たり前かも知らない。
昨日考えていた田楽を出した。
こんにやくにまつかさの切れ目を入れて味噌が付き易いようにして出した。
ただ妹の味噌は塩分が多いので市販の白味噌と合わして、
砂糖をたっぷり入れて作ったが、とろみが足りないので片栗粉を入れてとろみを付けた。
今思いついたけど卵黄を入れてコクを出せばよかったと思っている。
十割蕎麦はイスラエルの死海の塩でと挽いた塩の説明をして食べてもらった。
地元の人も遠い人は入広瀬の人もいて送らなければならなかった。
行く時友達の七福の店が見えた。
携帯で帰りに蕎麦を食べによるぞーと、電話したかったがお客さんが乗っているのにいけないなーと思い皆降りるのを待って電話した。
携帯はどこかにおいてあるらしく出なかったので、店の前のスタンドの空き地に車を寄せて店に入った。
蕎麦をくれーと言うと、ねえよーと言うので売り切れかーと聞くと有るよ-と言った。
じゃ蕎麦をくれーと言うと、ほんとに食わんかと言うので、そうと言うと、やっと作る気になったらしい。
僕も蕎麦を打っているのでやり難かったのかもしれない。
それから鍋を持ってきてガスに火をかけてお湯を沸かし始めた。
これは時間が掛かると思ったので漫画を読みながらまっていた。
隣は二人の酔っ払いが楽しそうに酒を飲んでいた。
彼は腕が良い職人で僕たちみたいな飯やてきなことはプライドが許さず出来なかった。
店があるのによその料亭などの渡り職人をしていた。
この頃年と仕事がなくなったので自分の店を遣っていて手打ち蕎麦やあれ程やがっていた定食やラーメンも遣るようになった。
なんでも一生懸命は他人でも良く分かる。
居心地の良い店になってお客さんが増えた。
蕎麦が出てきた。
黒い手打ちの蕎麦だった。
十一蕎麦と書いてあったので判った。
蕎麦が十に小麦粉が一其れで十一。
久しぶりに旨い蕎麦を食べた。
見ないように無視していた彼に言ったら急ににやけてかんまうないやーと言ったけどまた同じ言葉を続けた。
良い蕎麦だった。
凄く嬉しくなった。
叉明日食べに行く。
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スープの材料が無い

2006-09-12 09:28:21 | Weblog
2日前に豚骨の数がどうも少ないように感じたけど、
明日良く勘定してみようと後のばしした付けが夜中に分かった。
昨日は娘のごたごたと、夕方この前にある席でご一緒した小出商工会長が見えたので
少し話をしたりしてさぼっていたら星野ご夫妻が見えた。
川口温泉の帰りに食事に来てくれたのだった。
会長が美味しそうにビールを飲むのを見ていたときから喉がなっていたので
夜の予約が無い事幸いに叉一緒に酒を飲んだ。
親方もいたので大いに盛り上がり豚骨の事などころりと忘れていた。
豚骨は今日夕方津南から肉と一緒に届く。
朝早く津南まで車を走らせようかとも考えたけど往復2時間ぐらい掛かるので手を抜くことにした。
毎日スープがのこっていたのと保管してたのがあった。
蟹やサバブシなどの出汁を足して少し和風にちかずくけどそれはそれなりに
美味しくなると思う。
昨日と違う味に本当はなってはいけないのだが。
板長と小西さんが休みで一人三役と娘の守。
気が焦ってかなりパニクッテいた。
お客さんが来ないうちから。
蟹や鰹節など色々入れてかなり贅沢な出汁になった。
それを前日の残ったスープとあわせてラーメンを作った。
きっと旨くてインスタントラーメンみたいな味になっただろう。
いろいろなものを入れて極めていくと複雑で奥の深い豊かな味で、
何処かのインスタントラーメンそっくりの味になってしまう。
昼定食は天ぷらと山かけマグロ。
ラーメンのスープが残るか心配で気にしていたけど今日のほうが残らないような気がした。
一日中雨が降っていたわりにお客さんが来た。
スタッフもかなりなれて何でも作ってくれるので、自宅から切って来た青竹を割って魚串を作った。
前から考えていた事だが田楽を遣ろうと思って串の大きさや、幅の広さを幾通りも試作してみた。
どうも若い女性達は鮎の塩焼きみたいな骨のあるものより
サトイモやコンニャク等のメニューのほうが喜ばれそうだ。
コシヒカリを半殺しにして幅広の串で焼いてやったり、魚もすり身にして同じようにしてみる。
暖炉に炭が入ったら予約の数だけ串に刺してサービスしょうと思っている。
親方が来て子供たちに米を送ったので予定より早くなくなってしまい伯父に電話して持ってきてもらった。
この前というかお盆前に、指をつぶして医者から繋がらないかもといわれていた。
今日会ったら何とか旨く行きそうで安心した。
指より今年のコシヒカリが来ないのではないかと一番気に掛かっていた。
伯父の米は自然体、有機肥料を使い人とは別の造り方をしている。
昔ながらの造り方と伯父の思想が融和した遣り方だ。
友達のキンちゃんが食味計を使って計り驚嘆の声をあげた物だ。
魚野川が氾濫すると一番先に伯父の田に水が上がり被害を及ぼす。
多い時には100センチもの泥を置いて行く。
翌年は肥やしが多すぎて転んでしまい良い米にならない。
其の後素晴らしい米が出来る。
見た目ではない良い味になる。
全部其の田んぼの良い米を使えるわけではないけれど、他の田も伯父の思想が満ちている。
うちの店では志保ちゃんが米当番だ。
その日使うぐらいの米を精米し、研ぐのも彼女がする。
他の人がしても彼女の味にはならない。
地震の影響も有って今まであまり良い米が来なかったけど今年はかなり期待をしている。
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雨の一週間

2006-09-11 09:24:53 | Weblog
残暑の後は暴風、そして小雨。
予報を見ると4-5日傘マークが見える。
昨日の雨で田んぼのコシヒカリがかなり倒れた。
マキ婆のナスの木も遣られたらしい。
大沢川の水辺に生えているマコモもなぎ倒され、かもが喜んで穂を食べている。
お昼まで30食の料理を作らなくてはいけない。
一人分600円の予算だ。
あっちこっち他所の業者からたらいまわしになっちゃって来た料理だ。
あっちに2回こっちに2回と業者を回ってきて、一月に一回11日に必要らしい。
出来ればしたくなかったがとしこさんに頼まれたので遣る事にした。
泥柳カレイのあんかけメバルの煮付けミョウガいためつき、カキの元の酢の物
チャシュウ付、ポテトチーズグラタン付、それにブドウのビヤンコ添えて、
もう一つは鮭の糀漬け。
予算が予算だからいつまで辛抱できるか。
娘がぐわいが悪く母からsosが届いた。
妻もぐわいが悪く今日病院に行って目の治療を受けた。
小出病院の帰りに遅い昼ご飯を取ろうと思い、手打ち蕎麦を始めた友人の店に行こうと思い、
娘に話すと、七福は嫌だと言うから諦めて、ラーメン八千田屋にいき
餃子とラーメンを食べた。
マスターに山古志に行くにはどの沢を行けばいいのと聞くと、
近くのセイブオンの横から行けばいいよと教えてもらい、
帰りにちょっと入り口を覗いてみるかと軽い考えで右に曲がった。
工事関係の車が行きかう中進んでいくと前に良く来た山菜取りの場所があちらこちらに見える。
あまり行かないでこの次にしょうと思っていたが、
次から次へと見覚えの懐かしい景色が現れて、興味がどんどん湧いてきてこの先のカーブまで
、叉この先までと行くうちに半分来てしまった。
崩れべくして崩れたのだ。
山肌をぬっていた細い道は谷に落ち、代わりに立派な道が出来ていた。
新しいトンネルも出来たけど、放棄された棚田は良く見ないとここに田んぼがあったことすら分からない。
本当に帰って来て年寄り達がやれるのだろうか。
うちのところの激震ゾーンは山古志にも延びていた。
でも破壊エネルギーは店や和南津、そして田麦山のほうが強いと思った。
叉落ち着いたらカメラを持って行ってみる。
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