自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

中国の沖縄工作と天皇陛下の沖縄行幸─「琉球属国」史観から「沖縄・本土一体」史観へ

2012-11-12 09:59:50 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

[HRPニュースファイル454]

中国の沖縄工作と天皇陛下の沖縄行幸――「琉球属国」史観から「沖縄・本土一体」史観へ



10月28日、首里城祭で「琉球王国絵巻行列」仮装パレートが那覇市の国際通りで行われました。この様子は、沖縄だけでなく日本全国のマスコミでも報道されました。

パレードでは、公募で選ばれた沖縄県民が「琉球の国王」と「琉球の皇后」に扮し、中国皇帝の使者「冊封使」を歓迎する様子が演じられています。(10/29 中国網「沖縄で『首里城祭』開催 中国皇帝の使者『冊封使』を歓迎」)

中国の戦争の仕方に「超限戦」(ちょうげんせん)という戦い方があります。弾が飛び交う戦争のみならず、文化交流やマスコミ、教育等、あらゆる手段を戦争の手段として使い、敵が気づかない間に徐々に侵略の触手を伸ばし、「戦わずして勝つ」戦略です。

既に、中国国内のメディアでは「琉球は古来から中華民族の一員」「中国は琉球独立を支援するべきだ!」という洗脳工作が行われ「琉球自治区設立準備委員会」も設立されました。

沖縄のメディアは今回の琉球王朝が中国の使者を迎えるお祭りを通じ、沖縄県民が昔から中国の属領であり、中国の文化圏の一部であるかのような印象付けを行っています。

昔から沖縄は中国だったとの認識が沖縄のみならず、日本全土に広まれば、日本から沖縄を分断し、中国が進める「沖縄自治区化」の環境が整います。

中国は現在、「公船」を使って尖閣諸島の領海領土を侵略しようとしていますが、それだけではなく、文化交流やマスコミを利用した沖縄県民の「心」への侵略は、既に始まっているのです。

たとえ沖縄が琉球王朝時代に明や清の皇帝から冊封使を受け入れていたとしても、これは外交・経済的取引の一環に過ぎません。

明星大学戦後教育史研究センター勤務・同大学非常勤講師の勝岡寛次氏は研究の結果、沖縄と本土は、人種的・歴史的・言語的ルーツは全く同じである」として、中国による「琉球属国」史観に対し、「沖縄・本土一体」史観を展開しています。

「人種的ルーツ」については、琉球諸島の近世風葬墓で出土した人骨を調査した百々幸雄・東北大名誉教授らは、頭蓋骨の小さな差異、顔の彫りの深さ、頭や顔の大きさ・形を比較し、沖縄人は本州現代人に近いと結論付けています。

「歴史的ルーツ」としては、沖縄は、平安期以降、突如として農耕社会が出現していますが、これは12世紀前後に九州の日本人が南西諸島に南下し、これが現在の沖縄県民の直接の先祖であるという学説が有力です。

琉球王国初の正史『中山世鑑』によれば、琉球王国の最初の王・舜天は、源為朝の子だとされています。これも沖縄と本土のルーツが同一であるという「日琉同祖論」を象徴する物語です。

さらに、 「言語的ルーツ」としては、日本語と琉球方言は、音韻・文法・語彙等が、全く同一言語から派生したことが証明されており、日本語と琉球語を合わせて「日本語族」と称することもあります。

【参考】勝岡寛次氏の「沖縄・本土一体」史観について
・ラジオ番組「ついき秀学の日本の未来はここにあり」⇒http://nihonnomiraiwakokoniari.tumblr.com/
・幸福実現TV「沖縄のルーツはどこ?」⇒http://www.hr-party.jp/new/2012/27307.html
・HRPブックレット「迫りくる!中国の侵略から沖縄を守れ!」⇒http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=751
・幸福実現ニュース「戦後沖縄史観の虚構を正す―勝岡寛次氏に聞く 沖縄と本土の絆」⇒http://www.hr-party.jp/new/2012/25741.html

今上(きんじょう)天皇は、昭和天皇が適わなかった沖縄の行幸(ぎょうこう)のお志を受け継ぎ、先の大戦で亡くなった沖縄県民に心を寄せて来られました、

その沖縄への思いを皇太子時代の昭和50年、初めて沖縄の地を踏まれたときに、自ら独学で学ばれた琉歌(8・8・8・6の三十文字で詠まれる琉球時代から伝わる定型詩)に詠まれておられます。

「ふさかいゆる木草さ めぐる戦跡 くり返し返し 思ひかけて」

(生い茂っている木草の中を巡ったことよ、戦いの跡を繰り返し繰り返し思いを寄せながら)

しかし、沖縄県の教育でも、マスコミも天皇陛下の大御心(おおみこころ)を伝えていません。沖教組は「沖縄戦にて日本軍は沖縄県民を虐殺した」「そのトップである天皇陛下は沖縄を捨て石にした」と教育し、精神的に沖縄を日本から分断する工作が行われてきました。

このような「精神的分断」を許してきたことが今の沖縄の危機、つまりチベットやウイグルのような中国の自治区になる危機を呼びこんでいる のです。

沖縄・尖閣諸島に迫る危機の中、天皇皇后両陛下の行幸啓(ぎょうこうけい)が11月17日〜20日、「第32回全国豊かな海づくり大会」にご出席される形で実現することになりました。

多くの沖縄県民が天皇皇后両陛下に日の丸を振って奉迎することは、天皇陛下への感謝を表すことであり、沖縄が「日本であること」を世界に示し、中国共産党の「琉球は古来から中華民族の一員」であるという宣伝工作を一蹴することになります。それは、中国の沖縄自治区化を防ぐ道でもあります。

歴代天皇は、国民を大御宝(おおみたから)として、大切にされて来られました。今上天皇が詠まれた琉歌を見ても、人民を恐怖によって支配する中国の「次期皇帝」習近平とは、天と地ほども違います。

沖縄県民、日本国民として、今上天皇の沖縄行幸を心から奉迎致しましょう!(文責・佐々木勝浩)

 「沖縄・天皇陛下奉迎 提灯大パレード」について


【日時】11月18日(日) 17:30〜 (先着5000名様には提灯が無料贈呈されます)
【スタート場所】沖縄県那覇市「緑ヶ丘公園」(国際通り沿いホテルJALシティ那覇の裏手)
〈パレード〉緑ヶ丘公園→国際通り→旭橋駅→奥武山公園(国場川沿い19:30〜提灯奉迎の集い)
【主催】天皇陛下奉迎沖縄県実行委員会⇒http://hougeiokinawaken1118.ti-da.net/
----------

゜・*:.。. .。.:*・゜
◎幸福実現党 公式サイト http://www.hr-party.jp
◎バックナンバー http://www.hr-party.jp/new/category/hrpnewsfile
購読は無料です。購読申込(空メー ルの送信だけでOK!)⇒p-mail@hrp-m.jp
◎登録・解除はこちらから⇒http://hrp-m.jp/bm/p/f/tf.php?id=mail
◎ご意見・お問い合わせ⇒hrpnews@gmail.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田中真紀子文部相今度は挑戦学校無償化に意欲 どの国の政治家?

2012-11-12 09:33:35 | 政治・国防・外交・経済

田中真紀子文科相 今度は朝鮮学校無償化に意欲 どの国の政治家?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5125

来春開学予定の3大学の新設を認めないと発言し、その後、撤回・謝罪した田中真紀子・文部科学大臣が、今度は朝鮮学校の高校授業料無償化の実現に意欲を見せているという。11日付読売新聞が報じた。

記事によると、田中氏は文科相に就任して以来、周囲に「閣僚として二つやりたいことがある」と繰り返してきた。その一つが「3大学の不認可」であり、もう一つが「朝鮮学校の無償化」というのが、文科省幹部の共通認識なのだという。

日本の高校にあたる「朝鮮高級学校」は日本全国に10校あり、無償化が実現すれば、計約2億円の就学支援金が支給される。もちろん、同校は、北朝鮮の指導下にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と結びつきが強い。

今夏には、同校の生徒約60人が、北朝鮮で開かれた金正恩・第一書記に忠誠を示す行事に動員され、平壌を訪問したり、朝鮮総連から学校ごとに忠誠を誓う文書を本国に送るよう指示されていたことなどが明らかになっている(10月1日付産経新聞)。

日本に住む北朝鮮の人々をいたずらに敵視することは避けたいが、北朝鮮が繰り返し日本に向けてミサイルを飛ばしたり核実験を行っている事実はおさえておくべきだ。日本の安全を脅かし、日本人を拉致する国の学校に、わざわざ日本人の税金を支援する必要がどこにあるのか。

日本の大学を潰そうとした一方で、北朝鮮の高校に金を渡そうとする田中氏は、どこの国の政治家なのか。民間の活動を一元管理しようとする国家社会主義的な側面を見せる田中氏からすれば、民主主義国よりも独裁国家の方に心が引き寄せられるのかもしれない。

いずれにしても、田中氏は日本の教育のトップに立つべき人ではないことは明らか。その人物を文科相に起用した野田首相の任命責任も問われるべきである。(格)


【関連記事】
田中真紀子文科相が3大学の新設認めず 国家社会主義の目立ちたがりパフォーマンス 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5094

2012年11月8日本欄 民主党の「お家芸」のちゃぶ台返し 3大学新設を一転認可の田中文科相 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5113

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の大学生が中国共産党の独裁政治に対しデモ行進 世界に広がる自由の息吹

2012-11-12 09:16:28 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

日本の大学生が中国共産党の独裁政治に対しデモ行進 世界に広がる自由の息吹
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5124

「中国国民を中国共産党の独裁から解放せよ」「侍国家日本をなめるな」
全国の大学生でつくる「未来創造の会」の大学生300人が11日、全国7カ所で中国共産党の独裁政治に対する抗議活動を行った。

今回の抗議は、現在開催中の第18回中国共産党大会で、15日に習近平氏が総書記に選出されることを受けて行われた。習近平氏は、9月に中国で起きた反日デモを仕掛けたと目されている人物だけに、今後の対日外交が強硬姿勢に転じることが懸念されている。

東京では、100人の学生が、港区六本木の三河台公園から六本木ヒルズ前を通ってデモ行進し、シュプレヒコールをあげた。デモは沿道の人々の注目を集め、偶然通りかかったアメリカのフリージャーナリストが、取材を行うという一幕もあった。

その後、一行は5人一組になり、警察官の厳重な警備の中、中国大使館前で抗議活動を行った。学生の代表者は、以下のような抗議文を読み上げた。

「中国共産党政府は、南モンゴル、東トルキスタン、チベット、そしてインド、旧ソ連、ベトナム、フィリピン、台湾、日本などの周辺国への武力行使や威嚇を繰り返している。武力で国際平和を破壊し、多くの人々の自由を奪う非人道的な行動は決して許されるものではない」
「一日も早く一党独裁体制を放棄して、中国国民の自由と幸福の実現、国際平和の実現を目指す民主主義的な国家へと生まれ変わることを強く求める」

長野県から抗議活動に参加した大学3年生の女子学生は「政治活動は今回が初めてでした。参加してみて、身近な人に、何が正しいのかを伝えていかなければならないと思いました」と話した。

当日は、北海道、新潟、大阪、名古屋、福岡、長崎においても同様の抗議活動が行われた。大阪では、雨の中50人が大阪市西区の靭公園からデモ行進をし、その後、中国在大阪総領事館前で5人一組での抗議活動を行った。参加した男子学生は「デモ行進の間に、マンションの窓から日の丸の旗を振ってくれた方がいました。行動するごとに反応が返ってくることを実感しています」と、今後も活動を続けていきたいと話していた。

今後、アメリカやカナダ、オーストラリア、そして台湾などでも、現地の「未来創造の会」の学生が同様の抗議活動を行う予定だという。全世界の学生たちの行動は、中国を自由で民主的な国家に変えるための力となることだろう。(晴)

 



【関連記事】
2012年11月10日付本欄 【そもそも解説】中国共産党大会で何が決まるの?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5116
2012年11月5日付本欄 中国からアメリカへの移住が 中国崩壊の引き金となるか
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5104

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2012年11月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

バックナンバー

  • RSS2.0