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Mikuのブログ

「脱原発」は問題だらけ=「火力発電のゴミ」をどうするのかに答えよ!

2012-12-18 17:42:25 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル490]

「脱原発」は問題だらけ=「火力発電のゴミ」をどうするのかに答えよ!

今回の総選挙においては、民主党、日本未来の党など「原発ゼロ」「脱原発」「卒原発」を争点として掲げた亡国政党が大敗しました。

「脱原発」一本で勝負した菅直人氏の小選挙区落選(比例でギリギリ復活)や、橋下氏や嘉田氏(未来の党代表)の「脱原発」の理論的主柱である飯田哲也氏(同党代表代行)の落選が、「脱原発」の終焉を象徴しています。

幸福実現党による徹底的な「脱原発」批判の成果として、日本弱体化を図る「脱原発」政党が事実上、崩壊したと言って良いでしょう。

実際、「脱原発」は矛盾だらけであり、極めて非現実的であります。

 

脱原発派は「火力発電のゴミ」をどうするかに答えよ!

[HRPニュースファイル487]の「原発:放射性廃棄物最終処分場問題に答える」では、脱原発派から良く質問や批判がある「原発推進は、原発のゴミをどうするのか」について明確に答えました。

今度は、脱原発派が質問に答える番です。

 

「原発ゼロ」の本質は「火力発電増強」に過ぎない

2012年は、ほとんどの原発が停止し、稼動していない代わりに電力を担ったのは「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」ではなく、「火力発電」でした。

つまり「原発ゼロ」=「火力発電増強」を意味するのです。

再生エネルギーの太陽光発電や風力発電は発電能力が低く、天候に左右されるため、安定的、かつ大量の電力供給には不向きです。

したがって、「脱原発」が続けば、今後も足りない電力を火力発電の稼動で補うことは不可避です。

先日、環境省が発表した日本の二酸化炭素排出量は2011年度、13億トンで前年比3.9%増えています。12年度は、原発稼働率低下で更に増えていることは間違いありません。(12/6 朝日)



「温室効果ガス」問題は、どうなったのか?

2009年衆議院選挙の焦点の一つに「温室効果ガス」がありました。脱原発を主張していた政党や政治家、マスコミの多くは、地球環境を守るために、二酸化炭素排出を問題にしていました。

それが今回の選挙では、「脱原発」が焦点となり「温室効果ガス」を指摘する声も聞こえても来ませんでした。

11月末、カタールで地球温暖化対策について話し合う国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が開催されましたが、日本は鳩山元首相が国際公約で掲げた原発の増設を前提とした「温室効果ガスを2020年に90年比25%削減する」を撤回しない方針を固めていました。

しかし、数値的には他国から排出権を購入するなどしても、25%には届かず、現実的には不可能です。(11/27 毎日「COP18:開幕 日本、公約撤回せず 温室ガス25%削減、具体策なく」)

日本の脱原発と温室ガス25%削減の矛盾を指摘する形で、国際エネルギー機関(IEA)のマリア・ファンデルフーフェン事務局長は「日本の脱原子力発電依存計画は経済、エネルギー安全保障に影響を与え、地球温暖化対策の目標も困難にする」と批判しています。(11/23 読売「『原発ゼロ』実現性に疑問…IEA事務局長」)



火力発電のゴミの量は原子力発電の8500倍

では、火力発電のゴミの量は実際にどのくらいあるのでしょうか?1ギガワット級発電所の年間廃棄物を比べてみましょう。

火力発電所は684万トン(二酸化炭素650万トン・ヒ素と有害な重金属を含む灰が400トン・その他)。

原子力発電所は、核廃棄物が797トン(高レベル核廃棄物27トン・中レベル核廃棄物310トン・低レベル460トン)。

うち高レベル廃棄物の27トンは、「核燃料再処理」と「ガラス固化」で5トンに減らせます。 (「放射能と理性」ウエート・アリソン著 徳間書店)

なんと火力発電の廃棄物は、廃棄物の量は、原発の8500倍もあるのです。

「原発のゴミ」だけが危ないと言われますが、火力発電のゴミは、二酸化炭素、ヒ素と有害な重金属を含んでいます

「脱原発」を主張するマスコミ、左翼団体の多くは、少し前までは、地球の環境を守る為に「温暖化ガス排出」を強く問題にしてきた人達ですが、現在、その問題には一切、口をつぐんでいます。まさしく「ご都合主義」です。

火力発電稼動で排出された原発の8500倍のゴミをどうするのか?脱原発で子供の未来を守るなら、火力発電から子供の健康を守るためにどうするのでしょうか?

 

エネルギー供給と廃棄物処理はセットで考え解決をする必要がある

本来、人類の持続的な発展繁栄のためには、「エネルギー供給と廃棄物処理はセット」で考えなければならない問題です。

それに答えられない脱原発を主張する政治家、政党は無責任極まりないと言わざるを得ません。

幸福実現党は、日本を守る「責任政党」として、今後とも、日本の輝かしい未来を担うエネルギー政策を打ち出して参ります。  (文責・佐々木勝浩)

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衆院総選挙及び東京都知事選挙の結果を受けて─幸福実現党 党首

2012-12-18 17:31:44 | 幸福実現党
 
 
2012年12月17日

 

衆院総選挙及び東京都知事選挙の結果を受けて

 

 このたびの衆院選におきましては、残念ながら、私ども幸福実現党から当選者を出すには至りませんでした。共に選挙戦を戦って下さった党員の皆様、ご支持くださいました有権者の皆様に、心よりお詫び申し上げますとともに、これまでのご支援に深く感謝、御礼申し上げます。

 

 近隣諸国による軍事的脅威の高まりや長引く景気低迷、さらに脱原発など、まさに「日本、危うし!」と言うべき状況に直面しつつある中、幸福実現党は「防衛力、経済力、原子力、3つの力で日本復活」を掲げ、戦ってまいりました。

 

 日を追うごとに支援は着実に広がり、ご支持をいただきましたことに、重ねて感謝申し上げる次第です。当選は果たせなかったものの、国難打破に向けた私どもの訴えの一部は、有権者の皆様に確実に届き、世論形成に影響を与えたものと考えております。

 

 今回の衆院選は、自民党の勝利、及び民主党の大敗、第三極の伸び悩みという結果に終わりましたが、有権者の「保守回帰」の傾向は顕著であり、これまでの3年余にわたる幸福実現党の活動が寄与したと自負するものです。

 

 また、衆院選と同じく投開票となった東京都知事選挙では、党公認のトクマ候補の当選には及びませんでした。ご支持いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。党として、今後、東京の活力向上及び国力強化に向けた活動を一層力強く展開してまいる所存です。

 

 私ども幸福実現党は、このたび示された民意をしっかりと受け止めつつも、「宗教心の復権」を通じてこそ国難を突破し、「日本復活」を実現できることを訴えながら、来夏の参院選での議席獲得に向けて不退転の決意で戦ってまいります。

 

幸福実現党 党首 ついき秀学
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ローマ法王がツイッターで情報発信 日本人から寄せられる恥ずかしいコメントの数々

2012-12-18 17:29:14 | ニュース

ローマ法王がツイッターで情報発信 日本人から寄せられる恥ずかしいコメントの数々
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5326

ローマ法王ベネディクト16世が今月から、短文投稿サイトツイッターを使って情報発信している。現在ではまだ7件しか投稿がないが、世界12億人の信者とコミュニケーションを取るために、8カ国語を使って投稿する予定としている。

すでに100万人以上のユーザーが法王のツイートをフォロー(購読)しており、多数のコメントが寄せられている。そこで際立つのは、各国の人々の宗教心の違いだ。

英語での法王宛てのコメントは真面目なものが多く、法王への信仰についての質問の他にも、同性愛についてや司祭による幼女暴行スキャンダルに関するものなど、批判も寄せられている。

その一方で、日本語では荒らしや冷やかしが目に付く。例えば、「イタ電するぞぉぉぉ」「ローマ法王さんちーす」「頭のお皿イカすね!」などのメッセージだ。また、意味不明の猥褻なメッセージを送り、法王のアカウントを見れないようブロックされたケースもある。

戦後日本には宗教を蔑む風潮がはびこってきたが、それがいかに恥ずかしいものであるかを、日本人の法王へのメッセージは明らかにしている。人々の心を癒す宗教に尊敬の心を持って接することは、国際的に見て当たり前のことであると、気づかねばならない。 (呉)

【関連記事】
2012年12月5日付本欄 幸福の科学・大川隆法総裁、エル・カンターレ祭で「地球的正義」を説く
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5248
2012年3月号記事 「『不滅の法』講義」レポート
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3763

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「日米で唯物論国家の覇権主義を食い止めよう」米紙に幸福の科学グループが全面広告

2012-12-18 17:25:53 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

「日米で唯物論国家の覇権主義を食い止めよう」 米紙に幸福の科学グループが全面広告
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5327

幸福の科学グループはこのほど、米ワシントン・ポスト紙に全面広告を掲載した。

共産主義に基づく軍事独裁国家である中国は、周辺国との軋轢を強めている。その中で、「オバマ大統領とアメリカ合衆国への公開書簡」と題したこの広告は、中国の覇権主義に対して、日米が力を合わせて戦うべきであることを訴えた。

広告は「物質的な経済的発展と国家の拡張のみを求めている中国や北朝鮮は、必ず軍事行動を起こします。神を愛する人々で、このような事態を望む者はいません」と、東アジアの情勢に警鐘を鳴らしている。
その上で、「アメリカと日本は、同盟関係をさらに強化し、手を取り合って無神論国家の拡張策に対抗し、世界の自由を守らなければなりません。これが、神の正義と繁栄を実現する道です」と、平和と秩序維持のために日米が共同して取り組むべきだと訴える。

東アジアの平和のために、日本は心ある国々とネットワークを組み、中国の拡張主義を封じ込める必要がある。マルクス主義の流れを汲む唯物論に染まり、苛烈な人権弾圧を続ける現在の中国の体制に対して、自由や人権、民主主義という価値の大切さを知る神を信じる国々が連携を組む必要がある。

神仏習合の伝統を持ち、宗教的に寛容であり続けてきた日本は、宗教国家としての威信を取り戻し、その連携の要となるべきである。(呉)

【全面広告画像】
http://tinyurl.com/c4psgdy
【関連記事】
2013年1月号記事 アメリカは日本と共に神の栄光を求めよ
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5193
2013年1月号記事 大統領選直後の「守護霊」インタビュー 軍拡中国を黙認するオバマ氏 日米は神の正義のために戦え
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5192

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