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Mikuのブログ

韓国・新大統領誕生─日本はしたたかな外交を

2012-12-21 11:28:25 | 韓国・慰安婦・竹島問題

[HRPニュースファイル493]

韓国・新大統領誕生――日本はしたたかな外交を


2012年は、世界各国で政治指導者の交代や重要な選挙がありました。

1月、台湾で、馬英九総統の再選。

3月、ロシアでプーチン大統領の誕生。

4月、フランスで、オランド大統領の誕生。

11月、アメリカでオバマ大統領の再選、中国で習近平体制の発足。

12月、日本では自民党の大勝、韓国で朴槿恵大統領の誕生。

日本で行われた衆議院総選挙が終わったのも束の間、12月19日には、お隣の韓国で大統領選挙が行われ、保守系与党・セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏が勝利しました。

朴槿恵新大統領は韓国では初めての女性大統領です。また、父親の朴正煕(パクチョンヒ)氏も大統領で親子2代の大統領となりました。

朴槿恵新大統領は対外的には保守として知られ、軍事的拡張を進める中国や、長距離ミサイルの発射を強行した北朝鮮に対して、日米韓の協調を深めるには良い環境になったと言えます。

なぜなら、大統領選挙で敗れた左派系・野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏は、北朝鮮に対して融和的な政策(盧武鉉(ノムヒョン)前政権の太陽政策)をとる考えだったからです。

アメリカでも、韓国の大統領選挙の結果に対して好意的に見ており、オバマ米政権は保守系の朴氏の当選に、ひとまず安堵していると見られています。(12/20 毎日)

さらに、特筆すべきは、日本では保守回帰が鮮明になりましたが、韓国でも保守回帰へと論調が大きく変わってきていることです。

4月11日の韓国の総選挙では、朴槿恵氏が党非常対策委員長に就任し、劣勢の中、セヌリ党が過半数を獲得(152議席)しましたが、北朝鮮がミサイルの発射を予告していたにも関わらず(4月13日に発射)、選挙の争点は「経済政策」と「格差是正」でした。

しかし、今回の大統領選挙では、韓国各紙は50代以上の中高年を中心にした『隠れた保守層』が危機感を持って結集した結果だとの分析を伝えており、選挙戦最中に起きた北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射などで「安全保障をめぐる危機意識が保守層を総結集させた」と分析しています。(12/20産経「初めて尽くしの韓国次期大統領…高齢者の『反乱』が勝因と各紙」)

日本と同様、韓国でも保守回帰への動きが見られましたが、この変化には「韓国を守りたいなら、日本と友好的な関係構築に努めるべき」と、幸福実現党は一貫して主張し続けてきたことも見逃せません。

朴槿恵(パククネ)新大統領は、対日関係では、「過去より未来」を強調しつつも、竹島に対しては、厳しい姿勢で臨むとしています。

今月4日に行われた、テレビ討論会でも、朴槿恵氏は「日本に正しい歴史認識を求める」という主旨の発言をしていますが、そっくりそのまま、「韓国に正しい歴史認識を求める」と返したいところです。

ただし、韓国では「『親日派』は今でも韓国でも売国奴という最大級の政治的ののしりになっている。対日外交の展開しだいでは、すぐその非難の矢が飛んでくる」(12/20産経)という状況も分かった上で、日本としては、したたかな外交を取るべきです。

「防衛面の協力」「ウォン高圧力」などの外交カードを使いながら、「日韓基本条約に則って、竹島は日本の領土と認めることが、韓国の安全を守るためにも必要なのだ」と韓国国内で理解を得やすい政治環境の演出を考えるべきです。

北朝鮮と中国への対応を取るために、日米韓の協調を取る流れの中で「北朝鮮と中国から、韓国を守るという名目で、竹島に日本の防衛施設を置く」など、韓国に譲歩を迫るしたたかさも同時に必要であります。

さあ安倍外交。どうなるでしょうか。 (HS政経塾1期生吉井としみつ)

☆゜・:.。. .。.:・゜ 
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韓国大統領に朴槿恵氏 左傾化した韓国世論が今後の課題

2012-12-21 11:22:49 | 政治・国防・外交・経済

韓国大統領に朴槿恵氏 左傾化した韓国世論が今後の課題だ
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5341

19日に投開票された韓国大統領選で、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補が当選した。保守と革新との一騎打ちで注目が集まる中、投票率は民主化後最高の75.8%に達した。李明博大統領の不人気から世論が左傾化する中で、保守派の朴氏は、格差問題の解決や、北朝鮮との関係改善などを主張に盛り込み、左派に歩み寄る形でなんとか大接戦を制した。

保守派の朴氏の当選は、韓国の国防を考える上では、ひとまず良い結果に終わったと言える。圧政で国民を虐げながら核開発を続け、周辺国に脅威を与える北朝鮮に対して、日米韓の連携が重要だからだ。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、5日の講演「地球的正義とは何か」で、韓国に対し、 「今大事なことは、日本と、人が住んでいないようなちっぽけな島で争うことではなく、北朝鮮の体制のもと、監禁されている二千万人を解放することです」 と述べている。

その点で、歴史問題で日本に敵対的なスタンスを取り、対北融和路線を訴えていた文在寅(ムン・ジェイン)候補よりも、今回当選した朴氏のほうが日米韓の連携が取りやすい。

一方で朴氏は、経済成長の基盤を築き、日本との国交正常化を成した朴正煕元大統領の娘である。今回の選挙戦では、父親の民主化弾圧や、親日姿勢に批判が飛んだ。朴槿恵氏は対日関係において現実的なスタンスを取ると言われるが、日本の元軍人であった父親を引き合いに「親日」というレッテルを貼られれば、日本に対する路線を転換する可能性もある。

また、韓国国内の国防意識が低調なのも心配の種だ。12日には北朝鮮がミサイル実験を行ったが、有権者の投票行動にはあまり影響がなかったようである。プサン大学のロバート・ケリー准教授は、米外交誌フォーリン・アフェアーズ(電子版)への寄稿で、「1990年代から、韓国国民は若年層を中心にハト派的になり、北朝鮮に外交で接触する路線を支持するようになっている。おおむね、このことが李明博政権の支持率低下につながった」と分析している。

保守派の勝利は歓迎すべきだが、新政権は国内の左傾化した世論にも配慮しながら、外交のかじ取りを行ってゆくだろう。日本サイドも、北朝鮮対策のために日米韓が協力すべきであること、自由や民主主義を守る国々が連携して独裁体制から北朝鮮の国民を解放すべきことを、韓国政府と国民に説得すべく取り組む必要がある。(呉)

関連記事】
2012年12月13日記事 天照大神が緊急神示「日本人よ、信仰と国家を取り戻せ」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5278
2012年12月8日記事 周恩来が霊界から「私が今の中国を指導している」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5256

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「2%物価目標」と追加金融緩和 日銀が安倍氏に“降参”か

2012-12-21 11:18:55 | 政治・国防・外交・経済

「2%物価目標」と追加金融緩和 日銀が安倍氏に"降参″か
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5340

日銀は20日、10兆円の追加金融緩和を決めるとともに、1%の物価目標を2%に引き上げる方向で検討に入った。だが、市場はすでに「織り込み済み」なのか、株価は前日の高騰の反動もあって下落。まだまだ今後の実効性を見たいというところだろう。

日銀の白川方明総裁は衆院選以前は、自民党が公約として掲げた「2%程度のインフレ目標の導入」に対して、「当面1%を続ける」と否定的発言をしていた。

だが、自民党が大勝し、安倍晋三総裁が2%の物価目標を政府と日銀の政策協定(アコード)で締結する方針を表明すると、一気に軟化。この日の政策決定会合でも、追加金融緩和と、インフレ目標についても次回1月の決定会合で新政権との政策協定文書を作成する見通しを決めた。

白川日銀総裁が、安倍氏の軍門に下った形で、ようやく日銀が少しずつ重い腰を上げ始めた。株式市場はこの日は反落したが、昨日は大幅上昇し8カ月半ぶりに1万円台を回復。野田佳彦首相が解散を表明して以降、17%も値上がりし、円も大幅安となり、安倍政権への期待度の高さがうかがえる。

安倍氏が「デフレ脱却」を公言し、幸福実現党が掲げた金融政策をそのまま行おうとしていることは、日本経済にとって良いことだ。

自民党が圧勝した17日、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は「安倍新総理スピリチュアル・インタビュー」を収録。その中で安倍氏の守護霊はこのように語った。

「立木大先生が、日銀を攻めておられたのをお受けして、やっぱり、あそこを開かせようとして今、やってますので、金融緩和を。株価が、首相になる前から上がり始めておりますから、あなたがたが言ってるのは正しいんだろうと思いますけどね」

だが、市場がまだ半信半疑なのを見ても分かる通り、要は実行力が伴うかどうかだ。

デフレ脱却に向けて、インフレ目標をきちんと掲げて、大胆な金融緩和ができるのか。そして同時に、大規模な公共投資を含めて、未来産業等の育成ができるのか。これからが安倍政権の正念場だろう。 (仁)

 

【関連記事】
2012年3月号記事 長期不況をもたらした「鎖国型下山の思想」とどう戦うか(2) - ニュースそもそも解説
http://www.the-liberty.com/article.php?pageId=1&item_id=3731
2012年11月26日付本欄 安倍自民総裁の金融緩和策が正論である本当の理由
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5209

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いじめから子供を守ろう!ネットワークから本が出ました~(アマゾン)

2012-12-21 10:32:52 | 教育・いじめ問題・児童虐待・少子対策

☆2012年12月20日☆
 [いじめから子供を守ろう! メールマガジン]

■□ うちの本が出ました!! □■

今年も残り少なくなって参りました。
 シンポジウム、セミナー、講演会、いじめ防止授業にポスター掲示、チラシ配布、
 マスコミ取材、さらには「いじめ防止条例」の陳情と、
 サポーターの皆様のご尽力で数多くの活動ができました。

昨日、12月19日(水)には、毎日新聞夕刊に、『「いじめは悪」法制化を』という大きな記事が載りました。
 神奈川県のいじめ相談者であるWさん、北海道の千葉孝司先生、井澤への取材によって記事が組まれています。→ 
 http://mamoro.blog86.fc2.com/blog-entry-1480.html

そして、この度、(株)青林堂より、「いじめは犯罪! 絶対にゆるさない!」を発刊する運びとなりました。
 本書のポイントは、以下の通りです。

 1.さとうふみや氏による「いじめ防止」マンガの掲載
   (いじめ防止チラシ掲載分)
 2.当NPOが、学校で行っている「いじめ防止授業」を再現
   (ぜひ、お子さんと一緒にご覧ください)
 3.大津いじめ問題とその背景、及び「いじめ防止法」に言及
 4.「いじめ解決法」を詳説
 5.学校の隠ぺい工作に負けないノウハウを開示
 6.いじめを許さない教師のいじめ対処法の事例

発刊日:12月23日以降、順次書店に並びます。
 出版社:青林堂(せいりんどう)
 書籍名:「いじめは犯罪! 絶対にゆるさない!」
 副題:いじめに悩むこどもたち、お母さんたちへ
 著者:井澤一明 (いじめから子供を守ろう!ネットワーク 代表)
 ISBN:978-4-7926-0458-5
 定価:880円 
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4792604583/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=465392&s=books (表紙カバー)

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AF%E7%8A%AF%E7%BD%AA-%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E3%81%AB%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%B8%A1%E9%83%A8-%E6%98%87%E4%B8%80/dp/4902197073

書籍として私たちの考えを世に問う機会が得られましたこと、感謝申し上げます。
 皆様のお力添えのお陰にほかなりません。

ちょっとしたこぼれ話ですが、最終原稿が、400ページを超えてしまいました。 
 ちょっと気張りすぎたかも?です。
 ということで、2章分を削除し、200ページ弱になりました。
 削除分については、また発表したいと思います。

5年前、あれほどに罵倒された、「いじめは犯罪」という言葉が、今年、遂に市民権を得ました。
 文科省も「いじめは犯罪の可能性がある」という言葉を文書に入れましたし、
 大阪府教委では、「いじめは犯罪」と強く打ち出しています。
 拒否されても拒否されても粘り続けてくださったサポーターの皆様の努力が実ったものであると感じています。

「いじめ防止法」についても今般の衆院選で、各党が公約に掲げるに至りました。
 あとは、法制化に際して、「ひどい教師は罰せよ」と声を上げて教育改革へとつなげていきたいと思います。

一人ひとりの力は、弱く小さくも見えますが、これだけの影響力を持てたこと、
 改めて、感謝いたします。ありがとうございました。
 年末を迎えますが、来年も、子供たちの未来のために皆様のお力をお貸しいだければ幸いです。

いじめから子供を守ろう!ネットワーク
 井澤一明


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