ポール・ラッドつながりで「私の愛情の対象」をDVDで鑑賞。
ずいぶんと前に金沢グランド劇場のレートショーで観たのですが、内容かなりわすれてまして、新鮮な気持ちで観られてヨカッタです。
NYでソーシャル・ワーカーをするニーナは、弁護士の恋人と交際中。だが、妊娠に気づいた彼女は、ゲイのルームメイト、ジョージに子育てのパートナーになってほしいと頼む。その申し出を快く引き受けたジョージとニーナは、セックスぬきの愛情関係を築くが、ジョージにゲイの恋人ができたと知って、ニーナの心中はおだやかでなくなる。ジョージを男性として愛してしまったニーナは、「男でなく私を選んで! 人生の伴侶はひとりよ」と、彼に決断を迫るのだが……。 <all cinemaより>
ジョージは小学校の先生。学芸会の後、父兄からパーティに誘われます。パートナーのジョリーも一緒に、と誘われ断り切れずに出席します。
(でもその父兄がなかなかのセレブで計算高そうなジョリーは大乗り気でやってきました)
政治家や財界の有名人ばかりのパーティで一人浮いてる感じのニーナはソーシャルワーカー。同じく居心地悪そうにしているジョージと言葉を交わします、がそれが
「住むところを探しているんですって?」
とニーナに聞かれてキツネにつままれた状態のジョージ。
よくよく聞いたらさっきまで談笑していた、隣に座ったジョリーがニーナに「同居人(=ジョージ)が私の部屋を出ていくんだが、彼が住むところを探している。どこかないかな?」みたいなことを言った、ということ。
同棲相手に捨てられようとしていることを知ってショックを隠せず涙ぐむジョージ。
しかもそんなことを今あったばかりの赤の他人に言うなんて・・・。さらにシクシク泣き出す・・・。(ポール・ラッドがちょっとかわいい)
ジョリーを問い詰めると、新しい恋人ができたのでジョージとの関係を清算したい、ってことらしい。
結局薄情な恋人とはおさらばして、次の住処が見つかるまでの間、ニーナの家に居候することになります。
ニーナには弁護士の恋人がいるのですが、高飛車で高圧的で一緒に暮らすにはやや問題ありの男。
その点ジョージは優しくて思いやりがあって穏やかに過ごせる相手。
恋人の子供を妊娠したことを知った時、恋人より先にジョージに相談してました。
子どもの父親とは一緒に暮らせない、私と一緒にこの子を育ててほしい、とニーナはジョージへとんでもないことを申し出、断るジョージでしたが数日後受け入れる。
ジョージは公園でキャッチボールをする親子連れを見て、自分は父親にはなれないけどニーナの子の成長を見守ることはできる、と思ったのでした。
ニーナがなんか突拍子もないこと言ってる、って気はするんだけどめちゃクチャイヤなオンナには見えないのはジェニファー アニストンの持ち味でしょうか。 それから、ポール ラッドもなんでも許容してくれそうないいひと。
親友ジョージに友だち以上の愛情を持ってしまったニーナ。
ジョージはニーナのことは大切に思っているけど、やっぱり好きなのは男で、ニーナといてもポール(ジョリーに振られた後できた恋人)のことが頭から離れない。
やがてニーナは出産します。
最後どうなるんだろ、と思ったけどなんだかゴーインに?丸く収まりましたわ。
「40男のバージンロード」観た時は「ポール ラッドって全然変わってない」と思ったけど、「私の愛情の対象」のほうがさらにかわいいですね(アタリマエか)