フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

猛吹雪に会い帰路に就く

2011-02-13 | 旅行

朝起きると時々青空も見えるいい天気になった。

まずは露天ぶろに浸かろう。伊根湾見下ろす高台にある露天風呂からは、海がよく見える。やはり海は広くて大きい。

宿を出た後、近くにある「浦島神社」の寄った。付近にはかなりの雪が積もっている。あまり参拝客が来ているようには思えなかった。


時間があったので舞鶴へ行こうと車を走らせたが、ものすごい雪が降り出して来た。
これでは、観光は少し無理かなということになり、宮津からは、引き戻すことになった。京都縦貫道はチェーン規制がおこなわれていてIC入り口で一台一台チェックされていた。やはりスタッドレスで来たのが良かった。京都縦貫道を過ぎたころから、雪の降り方も弱くなってきた。

舞鶴若狭道の西紀SAあたりに来ると雪はすっかりやんだ。昼食をどうしようかと話しあっているうちに、先を行く車から三田西で降りるという連絡。後をついていくと、三田牛の「三田本店やすらぎの郷」に着いた。疲れた胃に少しヘビーな気がするが、幹事曰く予算に余裕ができたとのこと。

広いステーキレストランフロアでは、琴が演奏されていた。奥の方には能舞台もある。


最初に出てきたのはロースハム。残念なことにハンドルを握る私は飲めないが、ビールジョッキと片手に旨そうに飲むメンバーも。

そうこうするうちに、ジュウジュウという音を流しながら、ステーキが出てきた。食べる前に、熱せられた鉄板で薄く焼くように言われる。レアに焼きあげて口にすると、さすがに柔らかく旨いこと申し分ない。ニンジンは軽くカレー風味だ。

ステーキを食べながら今年の山行きの相談をする。皆さんの都合が合うのが9月後半とのこと。行き先は八ヶ岳ということになった。


カニと温泉

2011-02-12 | 旅行

日本列島が、冬型気圧配置が強まり、全国的に猛吹雪となっているおり、よりによって雪深い日本海へカニを食べに行くことになった。現地の状況を聞くと、幹線道路の雪は除雪されているので、車の通行にには問題はなさそうだ。

今回一緒に行くのは、山のメンバーだ。昨年秋に瑞牆山に登った時、昨年も行ったカニ旅行に今年も行こうと約束していたものである。まさか、これほどの雪が降る時にあたるとは思っていなかった。

行き先は、丹後半島の奥伊根温泉だ。私の車にはスタッドレスを装備しているので、車を出すことになった。12時難波に集合し、阪神高速~中国道~舞鶴若狭道を走る。福知山のあたりから雪になってきた。綾部JCTから京都縦貫道に入入る。終点の宮津に着くと吹雪いてきた。ところが宮津からR178の海沿いの道を走ると、雪が小ぶりになってきて、道路両側の除雪雪も少なくなって来た。雪の天橋立には、観光バスが来ていた。

3時30分頃、奥伊根温泉に到着した。温泉の周りに雪が少し残っているだけだ。夕食は6時からなので、まだまだ時間がある。早速、無事到着を祝して一杯やることになった。

1時間ほど飲んだ後、温泉に浸かる。炭酸水素塩泉で肌がすべすべしてきた。

その後は待ちに待ったカニのフルコースの夕食だ。

甘い刺身

海鮮焼き

カニの天ぷら。カニ酢は食べきれないので、お土産に持って帰る。

カニ味噌の甲羅焼きに日本酒は文句なしに旨い

カニチリ、最後はカニ飯と、

飲み過ぎ・しゃべりすぎ・笑いすぎでへとへととなり、8時過ぎにお開きとなる。
部屋に帰ると、すっかり酔いが回ってしまって、そのまま床に倒れこむように寝てしまった。


雪の朝

2011-02-11 | 日記

朝起きてみると、一面の雪に驚く。大阪でこれだけの雪は久しぶりだ。
テレビで天気予報を見ると、全国的に大雪となっている。

新聞を取りに庭に出ると、積もった雪で足元が取られて思わず滑りそうなになった。
この分だと、車での外出はしばらく無理であろう。

今日は生ゴミ収集の日だ。家の片づけをしているので、ゴミが増える。1回に3袋しか出すことができないので1回1回が貴重だ。それが、この大雪で、どうなるかなと思っていると、いつも通りの時間に収集に来てくれたので安心した。トラック仕様なのでタイヤは大丈夫なのであろう。

これでは今日はなすすべがない。ゆっくり新聞を読む。将棋欄は渡辺竜王対木村9段、受けの木村と言われているが、自陣に龍を作られては防戦一方だ。差が開いたのは私でも分かる。小学生の子供の声が聞こえてくる。なにかなと思って外を見ると、雪だるまを作ろうと雪を集めている。最近では珍しい光景だ。

今日も部屋の片づけだ。床下収納庫を見ると、賞味期限が過ぎたパイナップルの缶詰が出てきた。缶切りで蓋を開け中身を捨てる。それ以外にもやたらと砂糖や塩、割り箸などが出てくる。床下収納庫は便利なようだが、かがみこまなければならない分、どうしても溜まってしまうという問題がある。

雪は午後も降り続いている。暖房をしている部屋から出ると寒いので、何もする気が起こらない。時間ができたので、フルート練習をする。音出し、「毎日の練習」、アルテ17課ボレロ、時間をかけて練習する。

夕方になってもあたりの雪は融けずに残っていた。本当に寒い一日だった。


寒い冬の日にすること

2011-02-10 | 日記

今日は冬らしい寒い朝になった。しかし、寒いのはやはりいやなもの。
ウォーキングに出かける気もしないほどだ。
今日も、引き続き、押し入れの整理をする。整理と言っても、あっちの物をこっちに置いたり、物入れから出してきたものを、別の物入れに入れたりと、総量が減らないので困る。収納スペースにきっちり入っていたものを一旦出すと、今度は収納でき無くなってしまう。すると部屋の隅置いておいたりするので、全く片付かない。

やはり、この家の外に排出しなければ、減量はできないであろう。古いものを捨てる意外に方法は見つからない。やれやれである。

午後、銀行に行ったついでに、ホームセンターで収納ボックスを色々調べるが、適当なものがなかった。手打ちうどん用の麺棒を探したが、この店にはなかった。大阪では自分で手打ちうどんを打つような人は少ないのであろう。

夕方から、フルート練習だ。音出し、基礎練習、アルテ17課をゆっくりやる。ほとんど進歩しないが、「倦まず弛まず続ける」しかない。

夕食後、近くの「天然温泉」へ行く。内湯~サウナ~水風呂~露天風呂と一通り楽しむ。水風呂が温くてピリッとしないのが不満だったが、寒い冬の一日の締めくくりにはなった。


英国王室信頼のワイン

2011-02-09 | グルメ・クッキング

午前中は雨が降っている。ウォーキングもできないので、今日も倉庫・押し入れなどの片づけをする。それにしても、くだらないモノが多い。何故、これほど多いのか。これまでの人生のある時点で、住んでいる家屋の収納スペースが満杯になってしまって久しい。その後も、収納スペースが飽和してしまったことを意識せず、引き続き物を買い続け、それなのに、古いものを捨てない、捨てられないでやってきて、今日に至っている。溢れた物は、ちょっとしたスペースに置いたり、積んだり、収納ボックスに入れて部屋隅に置いたりして、一時しのぎしてきた。

しかし、これもおのずから限界があるというものだ。

これからの人生、あまり多くの物はいらないだろう。収納スペースを限定し、それに収納しきれない物は捨てるしかない。まずは、本・CDであろうが、衣類であろうが、食器であろうが、物を新たに買わないのが第1だろう。

しかし、人はどうしてもモノを買いたくなるものだ。それならば、新しくモノを買うと、必ず古いモノは捨てて入れ替える。もしくは、収納スペースに新しいモノを買う余裕を作っておくことかな。要するに、これ以上収納スペースを増やさないこと。などと色々考えながら、衣類や本の整理をする。

物を少なくすると空間が生まれる。家の中に「無の空間」が少し増えると、その分だけ、心にゆとりが生まれてきたような気がしてきた。

ひとしきり片づけをした後、フルート練習をする。音出し、基礎練習の後、アルテ17課、18課をやっておく。ボレロのテンポ・リズムがまだまだ身に着いていない。慌てないのが大事だが、ゆっくり吹くのも、意外とやりにくいものだ。

夜は、赤ワインを飲もう。「英国王室信頼のワイン」とにぎにぎしくラベリングされている。「モメサン・メルロー」1000円。タンニン味が弱く、酸味も普通、実に飲みやすいワインだ。これで今日の片付けの心身の疲労が癒されるかな。
フランス人が普段飲むテーブルワインは2ユーロ=250円くらいと聞いたことがある。
お人よしの日本人はまだまだ高いワインを飲んでいる、あるいは飲まされているようだ。