フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

静かな秋の一日

2011-11-16 | フルート

今日は特に予定がなかったので、朝からのんびりする。このあたりの住宅街は、高齢化が進んできたのか、子どもたちの声も聞こえない。昼の間は、実に静かなものだ。

こういう穏やかな秋の一日はフルートを吹くのに最適だ。先ずは、ロングトーンをゆっくりやる。強弱をつけて、自分の音で最も美しく響くように心がける。最低音のドから最高音のドまで3オクターブを半音ずつゆっくり上向する。最高音のドよりさらに、半音を上げてド♯を鳴らすが、あまりいい音ではなく、音量も小さい。更に上のレを試みたが、全く鳴らなかった。

その後、「毎日の練習」NO7。毎日パターンを変えてはいるものの、これだけ毎日やっていてもつかえてしまのが情けないところだ。指、腕、肩の力を限りなく抜いて、ただバランスだけでフルートを支える。運指はパタパタと音をさせない、濁ったりざらついたりした音は避けて、透明感を増す、テンポは守る、などを意識する。

次は各調のスケールとアルペジオ。今日は偶数日なので、NO2のパターンだ。テンポを守り、スムーズに吹くよう心がける。高音部で音を出そうとして指や唇に無理な力を入ってしまうのを注意する。続いてトリル、やみくもに指を動かさず、テンポを守る。左手小指が動かないのが課題か。

アルテ21課NO1は、トリルの終結部がぎこちない。スムーズに拍の頭に入るよう練習した。NO2は、八分の六拍子にシンコペーションがかかっていてリズムに乗るのが難しい。やはり高音のド~ファ♯がスムーズさに欠ける。ここでもトリルの終結部が課題で何度も練習する。

続いて曲の練習に移る。「シリアーノ」は高音のフレーズの音が濁る。原因は唇の形ができていないので、唇に変な力が入るからか。その後、曲集「フルートベスト100」(DOREMI)から、アトランダムに曲を選んで吹く。「ある愛の歌」「グリーンスリーブス」「コンドルは飛んでいく」「フランスの古い歌」「星に願いを」「見上げてごらん夜の星を」「魅惑のワルツ」など。

11月26日に予定されている演奏会、持ち時間は30分も与えられている。これをどうまとめるか。演奏だけでなく、適当におしゃべりを入れながら1曲5分として、6曲は練習しておく必要がある。残り10日になってしまった。困った困った。

※ 写真は、国華園の菊花展作品


ポール・スミザーの「宝塚シーズンズ」

2011-11-15 | ガーデニング

寒くなると予報されていたが、今日もそれほど冷え込んでいない。まずまずの天気なので、ポール・スミザーが作庭したという「宝塚シーズンズ」を訪ねることにした。子どもが小さい頃、宝塚ファミリーランドとしてにぎわっていて、私たちもよく行ったところだ。今は閉園となり、その跡地にシーズンズが生まれた。他に動物たちとの触れ合いコーナーなどがある。

駐車場は1時間300円で、最初の1時間は割引される。入場料は600円だった。「英国風ナチュラルガーデン」と名付けられていた。もちろん、「イングリッシュガーデンというものなどない」というポールスミザーの設計だから、そうは名付けないだろうが、「英国風」と言われると、日本人は弱いのかな。庭に植えられているハナミズキは紅葉していたが、カエデはまだ全く紅葉していなかった。

庭の中は、中央が池になっていて、細い川から水が流れ込んでいる。

左手には、フォーマル・ハーブガーデンがあった。色々なハーブが植えられている。まとまりのある気持ちのいい空間だ。


右手には、池の両岸にロックウォールが施されていて、チャペル廃墟をイメージされている。壁で空間を区切ると、意外性が生まれるので面白い。

「シークレット・ローズ・ガーデン」と名付けられたエリアには、

イギリスナショナルトラストから寄贈された「白蔓バラ ムリガニー」が壁のワイヤーに絡まっているが、ほとんど枯れていて、ローズヒップになっていた。モッコウバラが絡まっている橋は、花が咲くとどんなイメージになるのであろうか。ニセアカシア「ロビニア・アルトドルフ」のアーチが楽しい。

ポールズミザーが主張しているように「日陰の扱い」の上手さ、グラス類の多用さが光っていた。年間を通じて花は咲いているものの、「花を追い求める」という庭ではない。

残念ながら、庭の植物は、ほとんどが枯れ始めていたので、華やかさはなかった。ゆっくり回っても30分ほどの広さなので手ごろと言える。とはいえ、ベストシーズンは、人で溢れてしまうかもしれない。

一度回ったころ、昼食の時間になったので、一旦庭を出る。このとき手の甲にスタンプを押してもらうと、再入場できることになっている。橋を渡ったところにあるイタリアンレストラン「イゾラベッラ」に入った。

奥の方の席は半分ほど埋まっていたが、すべて女性ばかりである。

ランチが1500円で、パスタとピッツァランチを注文した。最初に、ドレッシングが美味しいサラダが出てきた。

次は、ピッツァ。店の奥にある赤いピザ窯で焼いているようだ。少し焦げ目の味が強すぎるかな。


それにエビのパスタ、舌に刺さってこない上品な味だ。残念なことに、量が少ない。そのためか小さなパンがついていた。

食後のパンプキンのムースは甘さが抑制されている。

最後はコーヒーまたは紅茶がついている。からし色の椅子がある店内は明るく、従業員の雰囲気も良かった。やはり、従業員の教育が行き届いている店は、気持ちのいいものだ。

ランチを食べた後、もう一度シーズンズ庭園を見る。池や小川、橋の配置、石の壁と薔薇、クレマチス、ツタ類、グラス類の配置、ニセアカシアのくねったアーチ、通路わきの膝上ぐらいの花壇、池を取り巻く回廊など、
庭づくりで考えさせられるところが多かった。


2012山行打ち合わせ会(旧交を温める その3)

2011-11-14 | グルメ・クッキング

今日も穏やかな秋の日。天気予報では、冷え込むとのことだが、一向にその気配はない。
午前中、フルートを吹く。いつも通りロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、それにトリル練習。続いてアルテ21課のNO1とNO2練習曲だ。NO2には高音のド~ファ♯への飛躍があるが、どうも音を外してしまっていけない。トリルの終結部も上手く決まらないので、何度も練習した。

続いて、11月26日に予定している「小さなフルート演奏会」に向けて、曲の練習をしておこう。何を吹くかまだ決められないでいる。今日は「愛唱名歌」に掲載されている歌を片っ端から吹いてみた。「秋」、「山」、「郷愁」などがイメージできる曲を中心に練習した。

昼からは、久しぶりに国華園へ行ってみる。丁度、菊の展示会が開催されていて平日だというのに駐車場は満杯の盛況だ。チューリップ、スイセンの球根、カサブランカ、シクラメン、などを買った。

今日は夕方から、山仲間が集まることになっている。集合時間までに大分時間があるので、心斎橋のYAMAYAに立ち寄る。フルートの楽譜を端から順にチェックして「フルートbest100」(DOREMI出版)を買う。

道頓堀は相変わらずの人出だ。

千日前の大阪名物の店に立ち寄る。お好み焼きソースなどズラット並んでいた。特に新しい銘柄はなかったの買わずじまいで店を出る。

ジュンク堂~道具屋筋をぶらぶらして時間をつぶし集合場所の中華料理店へ。ほどなく山仲間7人がそろったので、乾杯となる。

皆さんの近況などを話した後、2012年の行動計画を話し合った。2月は恒例の「カニカニツァー」、日程は未定だが、2月の連休は外そうということになった。5月は、新緑の蓼科山に登ろう。5月の第2~第3週の頃の八ヶ岳の新緑は最高なので、是非お越し下さいと皆さんに伝えた。

夏山登山だが、かねて一度、鳥海山登山を計画したが、台風のためにお流れになったことがある。来年は、鳥海山を再度狙おうということになった。日程は梅雨明けの天気が安定している7月20日過ぎがいいだろうということになった。これで、来年の前半の行動の輪郭が定まった。色々料理を食べ、紹興酒で酔いが回ったところでお開きとなった。


今日もウォーキング

2011-11-13 | 日記

今日は、やや雲が多いものの青空が見える。まずまずの天気なので、ウォーキングに出よう。先ずは、お弁当屋さんに行き、弁当を買う。歩いていると、公園でご近所のMさんご夫婦と出会った。二人のお孫さんと一緒だ。しばし立ち話をする。Mさんご夫婦とは、秋に清里へ来る前にご一緒に食事会をやったので、年末にまた忘年会をやりましょうと言って、お別れした。

その後、春に桜の花を楽しんだ大学へのコースを歩く。

桜の木は大分色づいてきているが、まだ緑色の葉も多い。

大学構内は、ひっそりとしていた。いつもの薔薇園へ行く。ほとんどのバラが散ってしまっていたが、真っ赤なクリスチャンディオールは、まだ色鮮やかに咲いていた。


バラの花を見ながらお弁当を広げて食べる。寒くもなく暑くもないのがいい。大学構内のユリの木は大分葉を散らしていた。

家へ帰って、フルート練習をする。ロングトーンはPP~FF~PPの強弱をつける、「毎日の練習」NO7は力を抜く、各調のスケールとアルペジオはスムーズに、などを心がける。トリルはGとAが意外と不揃いになるのでテンポを落として力を抜いて指を正確に動かす練習をする。

次はアルテ21課練習曲。NO1は大分整ってきた。NO2は、リズムが少しややこしいので引っかかってしまうところがある。そのあたりを何度も練習した。
曲は、「シチリアーノ」「トロイメライ」「ユーモレスク」をざっと吹く。愛唱歌から「旅愁」を吹いてみた。なんでもないところで音を外してしまうのが気になる。こういう誰でも知っている曲を丁寧に吹くのが、意外と難しいのだ。次はユーミンの「春よ来い」、これはなんとなく吹ける感じだ。なんとか、少しでもレパートリーを増やさなければならない。


汗ばむウォーキング

2011-11-12 | グルメ・クッキング

いつものことながら、昨夜は少し飲み過ぎたようで、今日の午前中は身体が重い。ゆっくり新聞を読み、昨日に続きレコードを聴いていると午前中は過ぎてしまった。

ポカポカ陽気のいい天気になってきたので、昼からはウォーキングをやろう。今日はBコースを歩く。歩き始めると、直ぐにジャンパーは脱がねばならないほど暑くなってきた。近くの公園の桜の木は、あまり紅葉することなく葉が大分散ってしまっている。

清里から帰ってきて、ほとんど歩いていなので、ウォーキングの速度がなかなか上がらない。今日の目的地の「道の駅」は、相変らず人気があり、車がずらっと止まっている。新鮮な野菜が安いので、遠方からも人が集まってきているようだ。

車で来ていないので、あまり多くを買うことができない。買った野菜はリュックに詰め込む。

ずっしりと重くなったリュックを背負うのは帰りの道にはこたえた。街路樹のハナミズキの美しい紅葉を見ながら家へ帰る。

少し休憩して、フルートを練習しよう。ロングトーンをゆっくりを吹く。「毎日の練習」NO7は指の力を抜いて、できる限り音を立てないように指を動かす。各調のスケールとアルペジオは滑らかさに気をつけよう。トリルは、ゆっくりしたテンポから徐々にテンポを上げ、動きにくい指は繰り返す。
21課の練習曲NO1、NO2をやる。どうもGとAのトリルが拙い。滑らかなトリルになるように何度も練習する。トリルの終結部をまとめるのがなかなか難しい。結局、この2曲の練習だけでほとんど時間を使ってしまった。曲は数曲吹き流しただけだった。