「ご縁玉」 --奏でる歓び 生きる歓びーー
長篇ドキュメンタリー「ご縁玉」は、大分で<いのちの授業>を続けてきた山ちゃんこと、山田泉(元養護教論)とベトナム孤児としてフランス人の養父母に育てられ、今や国際的に活躍するパリのチェリスト、エリック-マリア・クテュリエの交流を描いた作品です。エリック-マリア・クテュリエ(35歳)は、パリ旅行中の乳ガンを患う山ちゃんから渡された五円玉に引き寄せられるように、山ちゃんの住む大分へ旅立つ。山ちゃんはガンを再発してから<いのちの授業>で、命の大切さを子供たちが考える場を作ってきた。
1枚の五円玉がもたらした縁が、チェロの音色や大分の自然とともに観ているものの胸を響かせます。 (webより)
我が家のソバリエさんは4年間大分で単身生活をしていた事があって
大分、チェロ・・ときたらこれは行かねば・・と
残念な事に山ちゃんは、昨年11月に亡くなられたそうです。
この日は、大阪での初上映日とあって
監督と、山ちゃんの息子さんが挨拶に見えました。
京都で大学生をしている息子さんですが
映画の中のお母さんとそっくり、明るく屈託なくおしゃべりされるところも
よく似ていました。
大阪での上映は、シネ・ヌーヴォーという
ちょっとマニアックな映画館。
これは入り口
これはロビー。
50席ほどの小さな映画館ですが
独特の雰囲気のある、アットホームなところです。
映画も心が温かくなる、いい映画でした。
チェロの音にも心が癒されました。
(ソバリエさんのとはちょと違う?)
縁とは不思議なものですね。
人との出会い、物との出会い。
縁(えにし)の糸を大切にしたいと思いました。