ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

ピアノリサイタル

2009-04-25 | コンサート・観劇
今回の我が家のソバリエさんのチョイスは
珍しくピアノコンサートです。

マリア・ジョアン・ピリス
この人は今NHKの「スーパー・ピアノレッスン」で話題になっているそうです。
今回はチェロのパヴェル・ゴムツィアコフとの共演です。

2007年に東京で1回だけのコンサートを開き絶賛を博したそうで
今回はショパンの亡くなる前3年間に作られた作品の演奏でした。

曲目は

 第1部
  ショパン  エチュード第19番
  ショパン  ピアノ・ソナタ第3番
  リスト   悲しみのゴンドラ

 第2部
  ショパン  2つのマズルカ
        チェロとピアノのためのソナタ
        マズルカ(遺作)

               でした。

少し変わった演出で、アーティストの希望により曲間の拍手は
ご遠慮くださいとのことで
1部の最後と2部の最後にまとめて拍手をすると言うものでした。
この日の最後の曲は、ショパンが最後に苦しみの中で書いた曲で
ピリスは「この天才作曲家に敬意を表して
演奏後沈黙します」との事で、最後はライトも消され
真っ暗になってピアノの余韻に浸りました。

暗い曲でしたが、ピリスの見事な演奏で
何時までもその音が耳に残って
素敵な演奏会でした。

チェロのゴムツィアコフさんも名前はむづかしいけど(関係ない?)
若くてハンサムで、素敵な音色でした。

これを書いているのは、反則の27日ですが
今もあのピアノの音がよみがえってきます。 
コメント
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