ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

落語家と辿る住吉めぐり

2011-12-10 | おでかけ

 

またまた「おおさかあそ歩」のプログラムに参加しました。

今日は「落語家と辿る住吉めぐり」ということで
落語に出てくるポイントを歩いて最後に廣田屋さんで
落語を聞くというものでした。
(廣田屋さんについては後日)

その落語家さんは笑福亭鶴瓶さんの弟子の
笑福亭純瓶さん
鶴瓶さんによく似た感じの若手の落語家さんでした。

住吉東駅1時集合で我が家からは歩いて10分程度
最初は駅から5分の法泉寺

これは落語の「片袖」というお話に出てくる幽霊の片袖にゆかりのお寺だそうですが
その落語自体は今はほとんど演じられないネタだそうです。

このお寺のもう一つの名物は同じ石からほられたという「十三仏」

次はそこから三分ほどの一運寺

道しるべの石塔は安政年間にできたもの。
書体が面白いですね。
聖徳太子が建立したといわれる住吉きっての名刹だそうです。

このお寺には

大石良雄・主税親子と寺坂吉右衛門のお墓があります。

そのいきさつは、話が長くなるので省略ですが
武器を調達したといわれる天野屋利平や
当時に賑わっていたというお茶屋「三文字屋」の話などが出てきて
興味深いものでした。
落語は大石内蔵助にまつわるものがあるそうですが
これも今は消えたネタだそうです。

そしていよいよ住吉大社へ

地元にいても、こんな入口から入ったことがないわ~という
一運寺の前の小さな入り口から入ると「大海神社」

この建物は本殿と同じ住吉創りと言われるもので
国の重要文化財になっています。

拝殿前の玉の井は潮の干満を支配する力を持った潮満玉を
沈めたところと言われています。

初辰さんで有名な南楠社を通り本殿を参拝し
廣田屋さんで落語を聞きました。

高座の横に飾られていた衝立は
吉本の芸人さんの花紀京さんの書でした。
花木京さんは横山えんたつさんの息子さんで、神社近くの出身です。
えんたつさんに抱っこされている姿を見たというご近所のお年寄りも
今は少なくなりました。

落語は「ちゃめ八」という堺のたいこもちの話で
大いに笑わせてもらいました。


お土産に頂いたのは廣田屋さんの豆ごはん
ほんのり塩味と大豆の香ばしさが上品なごはんでした。

普段何気なく通り過ぎている場所も
じっくり解説を聞いて眺めるとまたすごく面白い。
古い歴史があればこその面白さ。
もっとこの町に興味がわいてきました。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする