震災を巨大画で表現し伝えていくという画家
加川広重氏の巨大画2作のお披露目のイベントが
神戸、三宮のクリエイティブアートセンターというところで行われました。
その絵のお披露目を兼ねていろいろなイベントが行われ
オープニングセレモニーに、我が家のソバリエさんが所属する
チェロアンサンブル協会の有志が演奏することになり
ソバリエさんも参加するので、私も見に行きました。
後ろが震災直後に書かれた巨大画です。
骨組みだけになった建物と瓦礫が描かれ
建物の中は津波のときの様子がミニチュアのように描かれています。
後ろには巨大な船の姿も。
演奏はその絵の前で行われました。
後ろにはもう一枚の、1年半後の絵だそうです。
巨大な絵に圧倒されましたが、
チェロアンサンブルの演奏もすごく素敵でした。
チェロだけでも幅の広い音が出せるものなのですね~。
ソバリエさんに聞いたら、高い音を演奏するのは
すごく難しいのだそうです。
今日の演奏は高い音がきれいに響いていました。
そのあと、がれきで作られたバイオリンの演奏がありました。
あの奇跡の1本松が使われているということでしたが、
何処に使われているかというと
バイオリンの命と言われる「こんちゅう」という
小さな部分だそうです。
弾き手によって変わるという楽器ですから
これからどんな楽器に育っていくのでしょう。
震災後、この春で3年。まだまだ復興の途中ですね。