今朝の朝日新聞の記事です。
文楽の観劇者数が予定に少し足りなかったので
大阪市からの補助金が削減されることがっ決定したという話です。
今年初めからかなり話題になっていて
1月はファンが沢山文楽劇場に足を運び応援しましたが、
予定の予定の10万5000人に達しなかったということです。
過去10年の動員数は10万人になったことはなく
今年は補助金の危機と話題になったので
10万1204人とたくさんの人が観劇して、過去最高の動員数になりました。
それでも10万5000人には到達せず
補助金が730万円も削減されたのです。
これは全体では25%の収入減ということです。
橋下市長は動員数が10万人を超えた事に対して
「やればできるじゃないですか」と発言していましたが
目標設定に無理があるし
なんか軽いいじめに感じてしまいます。
この動員数に至るまでには
技芸員さんたちの努力は大変なものだったと思います。
国指定重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産に登録されている
大阪が誇る文化なのに
後継者を育てるためにも、お金のことを考えず
芸を磨くことに専念できる環境を作ることが
大阪市の役目ではないのでしょうか?
橋下氏の文化に対する無理解にはがっかりさせられます。