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現代上方落語論Ⅲ

2015-09-17 | お勉強
1週間は早いもので、今日は2回目です。
テーマは「落語のしきたり、春夏秋冬」でした。

入門は大体師匠の出待ちをして、直接「弟子にしてください」
とお願いする。
OKが出たら3年内弟子として、師匠の世話をしながら
修行するそうです。

関東では前座から真打まで順序がはっきりしているのに対し
関西では先輩をお兄さん、15年くらいたったら師匠となり
その差はあいまいだそうです。

公演の打ち上げは師匠が全員分の支払いをするのが習わし。
お正月には弟子は全員師匠宅に挨拶に集まる。
12月13日は事始めの行事。これは祇園の習わしと同じ。

挨拶は会ったときは「おはようございます」わかれる時は
「お疲れさまでした」
舞台へ上がる時は「お先に勉強させていただきます」
舞台から降りたら「お先に勉強させていただきました」
これが10年くらいたつと「お先でございます」「お先でございました」
となり、更に経つと「お先です」もう少しすると「お先」となるそうですよ。

3年の内弟子の間は、自分の師匠に稽古をつけてもらうが
内弟子期間が終わるとほかの師匠に稽古をつけてもらえるようになるのだそうです。

そんなお話を面白おかしく聴きました。

落語は「らくだ」でした。

世間から厄介者扱いされ嫌われているらくだという男が
フグにあたって死ぬということから始まり
その葬儀を出すまでのてんやわんやのお話ですが、
45分間の大熱演でした。
そしてすごく面白かったです。
文喬さんうまいですね~~。
今までのらくだの中で一番だったと思います。

コメント
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