ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

平成30年文楽4月公演

2018-04-13 | コンサート・観劇
       


今回の演目は

本朝二十四孝
  桔梗原の段

そして吉田幸助改め5代目吉田玉助襲名披露口上

  景勝下駄の段
  勘助住家の段
義経千本桜
  道行初音の旅


でした。

二十四孝は孝行話しとして雪中のタケノコの話は有名ですが
前後の話はあまり知りませんでした。
今回親孝行やら忠義やら、複雑に絡んだ話を知りました。
文楽の話によくある、実はこの人は本当は誰誰の子で・・・とか
実は誰誰の家臣でとかややこしくてよく分かりませんでした。

でも、下駄の段の鶴沢清治さんの三味線が素晴らしかった。
思わず顔が三味線の方を向いてしまいます。
さすがに人間国宝。
後、義経千本桜の道行は
舞踊なので絶対歌舞伎の方がいいと思っていたのですが
人形もなかなかのものでした。
しぐさもかわいいし、衣装が代わるし
飽きなかったです。
豊松清十郎さんの使う静御前が本当にかわいかったです。
そう言えば何年か前、清十郎さんの襲名披露も
「本朝二十四孝」だったことを思い出しました。
八重垣姫を使って、確か「狐火の段」だったような・・。
その時の物語の筋は全く覚えていませんが
清十郎さんは人形遣いとしてすごく成長されていますね。

5代目玉助さんも熱演でした。
頑張ってほしいです。
コメント
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