さて、トプカプ宮殿を後にし、その日の朝だったかに、ことりっぷを見て、決めたお魚料理のお店を目指しました。
トプカプ宮殿から、アヤソフィアの方角へ歩き、アヤソフィアを南下して行きますと、テーマパークで登場する、欧風の美しい街並みのようなところに出て来ました。今まで歩いていた大寺院や公園のある場所とは一線を画した全く違う雰囲気で、人もぱらぱらしか見られませんでしたが、お洒落なお店とかありました。それにしても絨毯屋さんとか、イスタンブールではよく見かけましたが、売れるのかなとかちょっと思いました。そしてそこは、オシャレなホテル街になっていて、フォーシーズンズ・スルタンアフメット等あり、格式高そうなホテルもちらほら見られました。
しかし、全く知らない土地・・・、街・・・、地図も詳しくなく・・・、ネットでも細かく地図を参照していなかったので、近くまで来ているはずなのに、すぐには見つからず。
お魚料理のお店があるだけに、位置的には、マルマラ海に近いところ。そして、国鉄近郊線の線路が、旧市街地海沿いに続いていて、その線路の近くなので、それも目印になりました。そして、それらしき看板を見つけ、その方向へ行き、見つける事ができました。
バルックチュ・サバハッティンと言う店名のシーフード・レストラン。「漁師サバハッティンの店」と言う事。
ホテル街で、宿泊者がいるはずですが、道を歩く人はぱらぱらだから、長くうろうろするのはいやだったので、比較的早く見つかって良かったです。ことりっぷに載っているお店だから、日本人に向く、かなり評判が良いのだろうと思って行きました。やはりとっても良いお店でした。
近場で捕獲したお魚達、沢山の種類から選べました。
店頭に色々な新鮮な魚介が並んでいて、好みの調理法で料理してくれます。
Mix Salada。お野菜新鮮で、大衆的なところと違って、美しい盛り付け。
店内は、とっても美しく、気持ち良かったです。
パンやオリーブオイルの付け合わせも、シンプルながらもパクパクいけちゃいました。
シュリンプの煮込み料理。
この煮込みのスープ、シュリンプ等のエキスも混ざり合って、とても美味しかったです。
snapperのグリル。あっさりしていて、身が食べ応えあって、シンプルな調理法なのに、素材の味が抜群だったせいか、とっても美味しかったです。
メニューには、とにかく沢山の魚介類の種類とシーフード料理が載っていて、とても迷いました。
魚のイラストも描かれていたけど、よくわからない魚も結構ありました。
それだけに興味もわき、どれも試してみたい感じでした。
結局冒険はできないので、無難なものしか注文しませんが。
お店は、フォトのテントの建物より奥も続いていて、内装は白い壁と白いテーブルクロスが清潔感あり、フレンチレストランのイメージもあって、とても美しかったです。
良いお店へ行けて良かったです~
タンホテルへは徒歩で帰りました。
途中にあるスイーツのお店で、ピスタチオの風味のスイーツを買いました。
トルコのスイーツが気になっていて、丁度お店の前を通ったので、入ってみたのでした。
オシャレっぽいお店だったし。
量り売りらしき値段が、プライスカードに書かれていましたが、たった1つだけ選びました。
これをパックに入れてもらったのですが、通常は、量り売りでまとめて買うようになっているのか、たった1個そして、パックに入れてほしいと言ったら、顔をしかめられてしまったわ(苦笑)
日本では見かけないタイプのスイーツ、素朴で美味しかったです。
素朴なわりに、ピスタチオが使われているところが嬉しかった。
タンホテルのトルコチャイやコーヒーが、スイーツととっても合いました。
お店自分達で適当ではありますが決めて、そのお店が見つかった時の喜びと、思っていた通りの良いお店だった満足感と、たまたま見つけたスイーツ店の素朴なイスタンブールのお菓子を、素敵な景色の見えるタンホテルのカフェテラスで、美味しいトルコの飲み物やコーヒーでいただいた何気ない時間の流れが、旅の良い思い出となっています~