11月となり、今年もあと2カ月となってしまった。光陰矢の如し・・かな。
9月末から10月一杯体調不良(夏バテ・夏風邪・腰痛・腱鞘炎・湿疹かぶれ)で、気力喪失となってしまった。気温の急変に体が付いて行けない・・加齢と言われてしまった。
閑話休題。
先月(10月23日)に、「がん治療5年後の生存率」が発表された。
発表したのは、国立がん研究センターなど全国のがん専門診療施設(31病院)が加盟する「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)で、症例数などで基準に達した28病院の病院別に治療開始から5年後の生存率である。部位は、胃・肺・大腸・乳・子宮頸(けい)の5部位である。
発表は平成20年以来である。各病院で生存率に差があるが、これは悪化した患者比率が高いと生存率も低くなるからである。
詳細は下記のHPで。
◆全国がん(成人病)センター協議会
http://www.zengankyo.ncc.go.jp/index.html
2012.10.23 全施設生存率(KapWeb)を掲載
◆がん治療の完治
これまでの研究結果で、がん治療の終了後5年間に転移・再発がなければ、”完治”として判断している。定期的受診も不要としている。但し、乳がんや甲状腺がんなどでは”10年”である。
◆部位別臨床病期別5年相対生存率 (2001-2003年症例)
下表は抜粋した一部、がん進行度はⅠ(軽)からⅣ(重)で表している
部位 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 全症例 手術症例 手術率
胃C16 症例数 7993 1225 1499 2496 14219 12105 85.7%
生存率(%) 97.0 68.0 44.6 7.5 70.4 80.1
大腸C18-20 症例数 2419 2026 2321 1553 9447 8852 93.7%
生存率(%) 98.7 85.3 76.2 15.0 73.4 76.9
肺C33-C34 症例数 4780 1167 3374 3618 13581 6300 46.4% 生存率(%) 80.4 41.4 21.4 4.9 40.6 70.4
(生存率が高いのは早期発見・早期治療)
久しぶりの遠距離散歩だ。
どこからかキンモクセイの様な良い香りが微かにする。あたりを見たらヒイラギモクセイの花が咲いていた。ヒイラギも同じように白い小さな花を咲かせるが、ヒイラギモクセイはキンモクセイに続いて咲く(ヒイラギは少し後)。
ヒイラギモクセイ(柊木犀)
モクセイ科モクセイ属
常緑小高木、樹高は3~5m
ヒイラギ(柊)とギンモクセイ(銀木犀)の雑種と考えられている。雌雄異株であるが、雄株のみが知られており、結実しない
開花時期は10月
花は白い小さな4裂の花(4mm位)で、僅かに芳香がある