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今冬は寒さ厳しい3ヶ月予報

2012-11-23 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(11月23日)は”勤労感謝の日”で祝日である。戦前の新嘗祭(にいなめさい、神々に五穀の収穫を祝い感謝する風習)である。勤労感謝の日は、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことが趣旨。
 話を変えて、気象庁は11月22日に、12月から来年(2013年)2月の3ヶ月予報を発表した。
 今予報では、暖冬傾向とした前回の予報を大きく修正し、北日本を除いて各地で平年より低温傾向になるとした。暖冬予想を変更したのは、暖冬の原因とされるエルニーニョ現象が10月に終息したとの判断から。
 広い範囲で平年より寒さが厳しくなる。平均気温は北日本(北海道・東北)を除き、12月・1月が低温傾向、2月はやや低温傾向の予想。北日本は12月がやや高温傾向で、1月以降は平年並みの寒さに戻ると予想している。日本海側の降雪量は3ヶ月平均では東日本と西日本(近畿―九州)で多い傾向。
 ◆エルニーニョ現象
 エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖から赤道近くの太平洋中部までの広い海域で海面水温が平年より上昇する現象。この状態は数年に一度発生し、半年から1年半程度続く。これとは逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象をラニーニャ現象と呼ぶ。 エルニーニョ現象が終息すると、日本付近上空で偏西風が南寄りになり北から寒気が南下し易くなる。

 

 アレチウリ。日当たりの良い荒れ地(河川敷・空き地・道端など)だけでなく、塀・ガーレール・橋の欄干などでも繁茂している。夏ごろに除草されていたが、3ヶ月程でもう盛んに繁殖し、花が咲き実が付いている。名は”荒地に生えるウリ”で、花・葉はウリそのものだが果実はウリらしくない。
 アレチウリはウリ科の大型のツル植物で1年生草本、北アメリカ原産の帰化植物である。繁殖力が旺盛であり、生態系に大きな影響を与える(他の植物を覆い、枯らす)ので特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)に選定されている。
 雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花を別々に付ける)。両花とも球形に纏まった花序(かじょ、枝での花の配列状態)である。
 雌花序は淡緑色の雌花が球状に20個位密集している。花序の径は1.5cm位で花は径3~4mm、雄花序より短い花序軸である。
 雄花序は淡緑色の雄花が10個位集まっている。雄花も合弁花で径1cm位、おしべは合着して1つとなり飛び出ている、花序軸は長い。
 果実は幾つか纏まっている。1つの実は長卵形(長さ1.5cm~2cm)で毛が密生している。

Aretiuri11231  アレチウリ(荒れ地瓜)
ウリ科アレチウリ属
つる性一年草
北米原産の帰化植物
 1952年に静岡県の清水港で見つかる
花期は8月~10月
花後に白いトゲに覆われた実がなる


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