報道によると、名古屋港水族館で飼育中のシャチ「ステラ」(推定26歳)が、11月13日の午前に赤ちゃん1頭を出産したとの事。
「ステラ」は鴨川シーワールド(千葉県)から受け入れた3頭のうちの雌で、同水族館でのシャチの出産は初めて。ステラにとっては5子目である(現在飼育中の国内のシャチでは最多出産)。
水族館によると、赤ちゃんの体長は2m、体重は推定160~180kg、性別は雌。まだ授乳は始まっていないが、健康な状態と言う。
◆シャチ(鯱)
クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科シャチ属で、シャチはこの属の一種のみ。
イルカの仲間では最大の種である。オスの体長は9m・体重は5~8t、メスの全長は7~8m・体重は4~6t。
一般的に冷水を好み、特に極地付近の沿岸に多く住むが、地球上で最も広く分布する哺乳類の一種と言う。
肉食性。海洋の食物連鎖の頂点に位置し天敵(人間以外)は存在しない。非常に獰猛で貪欲な捕食者として知られている(英名では Killer whale :殺し屋クジラ)。
◆名古屋港水族館・名古屋海洋博物館
http://www.nagoyaaqua.jp/
運営団体:財団法人名古屋みなと振興財団
場所:名古屋市港区港町
名古屋港水族館は南館(1992年オープン)と北館(2001年完成)の2施設からなる。
南館の展示テーマは「南極への旅」。南極に至る旅で出会う海の環境(日本の海・深海ギャラリー・赤道の海・オーストラリアの水辺・南極の海)を飼育展示する。
北館の展示テーマは「35億年はるかなる旅-ふたたび海へもどった動物たち」。生命進化の歴史の中で、水中生活に適応して知性を発達させた海洋の生活者である鯨(くじら)の世界を紹介する。
今日の天気は晴れ。気温は最高でも十数℃と秋も深まる、いよいよ冬支度が必要かな。
秋の花と言えば、キク。散歩道で見つけた鉢植えの菊。コスモス種のシーシェルに似て、”風車菊(ふうしゃぎく)”と呼ばれている。花弁は筒状で先端が開いてスプーン状となっている、スプレー菊の一種との事。
◆スプレー菊
1940年代に米国で作出された菊の園芸品種群。日本には1970~80年代に導入された。
特徴は、主茎から複数の側枝が伸びて円錐形の草姿となり、多数の頭花を咲かせる。
フウシャギク(風車菊)
キク科キク属(デンドランセマ属)
耐寒性 宿根草
開花時期は10月~11月
花色は白・赤・ピンク・紫・黄色など
畑でも色とりどりの菊が咲いている