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世界で最も黒い物質が発見される

2019-09-29 | 科学・技術
 米マサチューセッツ工科大学(MIT)のブライアン・ウォードル教授や上海交通大学の崔可航准教授らの研究チームによって光吸収率99.995%の世界で最も黒い物質が発見された。
 これまで最も黒い物質とされてきたベンタブラック(光吸収率99.965%)よりも0.03%黒い99.995%以上の光をあらゆる角度から吸収する。研究成果は、9月12日、アメリカ化学会(ACS)の学術雑誌「アプライド・マテリアルズ・アンド・インターフェース」で公開。
 電気的特性や熱的特性の高いカーボンナノチューブをアルミホイル上で成長させるにあたり課題だったのは、アルミニウムが空気にさらされると、酸化層がアルミニウムを覆い、電気や熱を遮断してしまうことであった。
 研究チームでは、アルミホイルを塩水につけることで、酸化層を除去することに成功。さらにアルミホイルを無酸素環境に移して再酸化を防ぎ、化学気相成長(CVD)法により、オーブンに入れてカーボンナノチューブを成長させた。酸化層を除去することで、より低い温度でカーボンナノチューブを成長させることができたという。成長したカーボンナノチューブは、電気的特性や熱的特性が著しく高まっただけでなく、明らかに黒くなっていた。
 崔准教授は「成長させる前、カーボンナノチューブの色がどれくらいの黒さであったかを覚えています。成長後の色のほうが黒くみえました」と実験の様子を振り返っている。現時点では、なぜこの物質がこれほどまでに黒くなったのかはわかっておらず、ウォードル教授は「さらなる研究が必要だ」と述べている。

 私事、明日から旅行に行ってきます。暫くブログを休みます。

 早朝は雨だった。朝からは曇り、時々晴れ。朝晩は少し寒いが、今日の最高気温は26℃と夏日。
 畑の”ナスタチューム”、花が咲いている。赤と濃赤だ。昨年に植え、出来た種が出たようだ。残念ながら、昨年の黄色花は出なかった。
 ”ナスタチューム”の花は大きくて綺麗な花だ。そして、食べるために作られた花、エディブル・フラワー(edible flower)でもある。
 ”ナスタチューム”は、”キンレンカ(金蓮花)、ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)”と呼ばれ、その由来は、黄色や橙色の花がノウゼンカズラに似て、葉はハスに似ることから、と言う。
 園芸品種として沢山出回っており、多彩な品種がある。つる性種とわい性種、花の一重や八重、葉には緑の他に斑入り・・などである。
 ナスタチューム
 別名:金蓮花(きんれんか)、凌霄葉蓮(のうぜんはれん)
 英名:Nasturtium
 ノウゼンハレン科キンレンカ属(ノウゼンハレン属)
 一年草
 原産地はメキシコ~南米、江戸末期に渡来
 つる性種と矮性種があり、最近は園芸種として矮性種が多い
 開花時期は6月~11月(初夏と秋)
 花色は鮮やかな橙色・黄色など
 エディブル・フラワー(葉・花は鑑賞するだけでなく食べる)
  葉はワサビの様な刺激がある・・ワサビ代り
  花は料理の彩りに・・花も食べる
  種子は潰して薬味に