ことし1月に書いた「北3条川」のつづき。
円山球場と、その東側にある駐車場のあいだに、ごらんのような段差があります。
(画像右側が、球場のほう)
これは、おそらく北3条川の河岸段丘だと思われます。
先にも書いたとおり、この川は、北1条通りに面した北海道神宮の駐車場か、駐車場前にある豆腐料理店の中から見ることができますが、そこから下流(北側)は暗渠ですし、上流のほうも、地上を流れるのが . . . 本文を読む
60年代以降、現代詩の最前線を疾走してきた詩人、吉増剛造(よしますごうぞう、1939-)の世界を多角的に紹介する展覧会。
文学展というと、自筆原稿用紙とか、古くさい本がならんでいて、ビジュアル的にぱっとしない-という先入観があるのだけれど、その点、この展覧会は非常に健闘している。
まず、展示室に入る前、館のロビーに、詩人が刻印した大きな銅板がどーんと置いてあって、見る人を驚かす。
床には、 . . . 本文を読む
(承前)
ところで、文学館という施設に行くたびいつも思うことは
文学館は本屋を併設せよ!
ということだ。
美術館の主役は作品だが、文学館の場合は、陳列されているものはあくまで資料であって、やはり
「本を読んでナンボのもの」
ではないだろうか。
ガラスケースの中の本をながめたって、その作家のことがわかるわけじゃないだろう。
文学館の展示で知って「あら、おもしろそう」と思った作品を、 . . . 本文を読む
8月24日、後志管内共和町の国富にあるバス停でニセコバスと中央バスの乗りかえという難易度の高い技をクリアしたが(←それほどのものか!?)、25日も華麗な? バス乗りかえに成功した。
ギャラリー門馬へ行くのに「バス→地下鉄→バス」と、2度も乗りかえるのはめんどうくさい。
なんとか「バス→バス」でたどり着けないものか、と考えて編み出した技だ。
中央バスの「79 西岡平岸線」を「中島公園入口 . . . 本文を読む
きのう(8月25日)は、1件しかエントリをアップできませんでした。
そのためか、gooブログランキングでひさしぶりに500位台にまで下がってしまいました。
とはいえ、この1週間あまりは、なかなか好調なアクセスがつづいています。
1週間単位のアクセスIP数では、2週連続で過去最高を更新しました。
証拠があるわけではないのですが、ライジングサン・ロックフェスティバル関係の記事を見てくれた . . . 本文を読む
長見さんは千歳出身、東京在住で、構図も焼きも完璧なモノクロ20枚が展示されている。
花園にあった木造3階だてのアパート、やはり木造3階建ての錨屋旅館、「電気館」の看板を前に立てた古めかしい稲穂湯、一部埋め立てられる前の小樽運河…。
まだ高層建築のほとんど無いころの小樽は、ほんとうになつかしい。
いまも当時のまま残っているのは北海製缶の工場ぐらいだろうか。
おもしろかったのは、駅にほど近い . . . 本文を読む
愛澤さんは北海道陶芸会に属する千歳市のベテラン陶芸家。
かつて新道展で協会賞を得たこともあり、道内ではめずらしくオブジェを制作する作家です。
今回も、造形感覚に満ちた特徴的な作品がならんでいました。
で、比べるものではないのでしょうけど、隣室の中学1年・竹村祐貴さんの怪獣が、圧倒的におもしろかったです。アウトサイダー・アートといって差し支えないと思いますが…。
大きさは5センチほど。そ . . . 本文を読む
23日。
寝坊した。
やはり、前の晩、男子400メートルリレー(祝・銅メダル!)を見届けてから退社したのがまずかったか。
ついに開いた、歴史の扉=男子400リレー〔五輪・陸上〕(時事通信) - goo ニュース
…と書くと、まるで会社で遊んでいるように思われそうだが(まったく遊んでません! と言い切るつもりもないが)、高平選手は旭川出身なので、道北版に関係の記事が入っており、勝負の . . . 本文を読む
(承前)
アートコレクション福原記念館(鹿追町泉町1の21)は、十勝を中心にスーパーを展開してきた福原(2002年、ラルズと経営統合)の創業者である福原治平氏が長年にわたって収集してきた絵画や彫刻を公開する施設で、昨年7月にオープンした。
福原氏は鹿追生まれで、町内の然別湖畔で経営するホテル福原の中にも「ミネルバ美術館」というのがあるらしい。
鹿追のような小さな街に、美術館が2つも3つも . . . 本文を読む
(承前)
通常は、所蔵品を展示しているが、今回は開館15年を記念し、道立近代美術館と道立帯広美術館から作品を借りてきて、ひと味違った神田日勝展となっている。
そして「独立選抜展と神田日勝」「全道展と神田日勝」といったパネルを展示して、平原社展、全道展、独立展といった公募展と神田日勝の関係がわかりやすく解説されている。平原社展に関する最新の知見も反映されている。
当時の新聞コピーも多くはり . . . 本文を読む
(承前)
神田日勝記念美術館を辞した時点で17時をまわっていた。
鹿追町内のレストランで夕食を食べ、一路札幌へ。行きは狩勝峠まわりだったが、帰路は日勝峠を経由した。
23日は4カ所。
帰宅22時。
十勝の旅はもう1回やらんとだめだよなあ…。
24日。
朝5時40分起床。
バスがまだ走っていないので、地下鉄駅まであるき、札幌駅へ。
7時5分発の普通列車に乗り、小樽で乗りかえ . . . 本文を読む
抽象絵画や現代美術の個展の多い老舗画廊「ミヤシタ」としてはめずらしい写真展。
作者の釜谷さんは札幌在住で、東京まで通って、有名な写真家の須田一政さんに学んでいたそうです。
そのためか、モノクロの焼きの技術はかなりいい線いっています。
宮下さんによると、東京の貸し暗室に行って焼き付けをしたそうです。
案内状に印刷されていた写真が、広島の原爆ドームで、開催時期が8月なので、戦争とか原爆に関 . . . 本文を読む