芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

『登米物語』定価500円に

2007年03月10日 | Weblog
芳賀エンタープライズのホームページが2005年に開設されて、3月10日で丁度2年になる。閲覧数が25,145打になった。この間インド旅行に行く事が少し減ったが、文化的な活動が増えた。ホームページを作ったきっかけが、『竹取物語』の出版であった。今、故郷の町起こし本『登米物語』を制作中で、間もなく出来上がるが、印刷所との打ち合わせで、前回と同じ轍を踏んでしまい、インデザインの機能に合わせ直したり、印刷所にない活字を打ち直したり、という段階だ。来月のお披露目式には、結構ギリギリで間に合いそうだ。たかだかB6版96ページの小冊子と云えるものだが、手間ひまは相当かかった。続日本紀、日本後記、吾妻鏡などの原書から、「日本の歴史」に至る歴史書を読んだから、それらの参考図書を『登米物語』で紹介しようと思ったが、それを書き留めていたメモやら、文書やらがでて来ない。大澤和泉さんの絵も入るが、レイアウト、地図作製といった、画像・装丁関係は皆おまかせした。小冊子の割に内容の濃い本になる。これを片手に町を歩き回ってもらうと役立つ本である。この内容は、登米だけではなく、蝦夷の時代からの東北全体に及ぶ事を記している。安倍現首相もルーツが東北である事はいろいろ書き進んでいるうちに分かった。田舎の物産館を中心に売る予定だが、年間20万人の観光客が訪れると言ってもこの本を買う人はその3%程度いればいいほうで、物産館の売り上げ方を見ている限り、そこまでもいかないかもしれない。幸い、友人で、この本に広告を出してくれた人がいる。岩手県を中心とするコカコーラの会社みちのくコカコーラの社長、谷村邦久氏の口添えで仙台コカコーラ、亀戸でちゃんこ相撲料理の栃東を経営する店主早川勤助氏、千葉県と東京で電気工事をする会社、江伸電設を経営する江田佳弘氏である。それに、登米では、登米三業組合と芳賀邸の復旧工事をした工藤建設も広告掲載に応じてくれた。おかげで定価500円という安さで売れる。