この数日間、毎日一度は雨が降っている。昨日から今日にかけては、大雨だ。先日、スーパーのマクスヴァリューの前に立って傘をたたんでいたら、妙齢の美人に「大丈夫ですか?タクシーが必要ですか?」と聞かれた。一瞬なんなのかわからなかったが、親切に声をかけてくれたのだとわかった。杖をついているのを見て心配してくれたのかもしれないと思い、「大丈夫です」と応えた。その若い美人は安心したようにスーパーに入っていった。先日の美人スチュワーデスといい、この若い美人といい、フィジーの美人は親切だと思ういっぽう、私の顔色が悪いのかもしれないと、不安にもなった。何しろ、すべての薬が効かなくなっていて、もう薬を飲んでいないし、治療もしていない前立腺ガンの末期なのだから、進行して顔色が悪くなっていておかしくない。この所、雨が続いているため、寒くてプールに入らない日もある。気力が衰えているのかもしれず、それが顔に表れて親切心を起こさせているのかもしれないと、やや、落ち込んだ。