袖井林二郎『マッカーサーの二千日』(中公新書)では、マッカーサーの対日征服、占領政策は基本的に民主化だが、マッカーサーがフィリピンの初戦で敗北してオーストラリアに辛くも逃げた時の日本側の山下奉文大将と本間雅晴中将をそれぞれ、残虐行為とバターン死の行進の罪で死刑にしたのは、報復だと指摘している。残虐行為とバターン死の行進の犯罪性を事前に新聞で発表させて国民の洗脳をしてから、国民に死刑を納得させるという手法は、今も使われている。
また、戦争責任者の公職追放は、国内の政争に利用され、鳩山一郎は首相になる直前に追放された。これなど、つい最近の鳩山由紀夫首相の追放に通じている。鳩山一郎の孫も米軍に嫌われたのだ。
また、戦争責任者の公職追放は、国内の政争に利用され、鳩山一郎は首相になる直前に追放された。これなど、つい最近の鳩山由紀夫首相の追放に通じている。鳩山一郎の孫も米軍に嫌われたのだ。