KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

こもれびの里

2011年10月13日 | お散歩写真
天気 曇

昨日の続き。
コスモスの丘に隣接して、「こもれびの里」という農村を再現した一画がある。市内の小学生などが体験学習する場所でもあるらしい。完成したのは3年くらい前のこと。
国営昭和記念公園は、戦前は軍事産業(飛行機)の工場だった。戦後、米軍基地となり、そのために隣接の農地が基地となるときの「砂川闘争」は多摩の歴史に残るものだ。その、旧砂川村(今は立川市の北のはずれ)のあった所に、こもれびの里はある。
なぜ詳しいかというと、基地が返還された頃から10年ほど、近くの団地に住んでいた。そんな田園風景がまだ残っている頃で、春先には畑の土埃に悩まされたものだ。
なので、この一画は何だか懐かしい風景でもある。

返還後、平和利用のために・・と公園になり、一部は自衛隊と消防庁の災害救助の出動拠点になっている。なので、この広大な公園の唯一の欠点は、平日に行くと、時々訓練のヘリの轟音に悩まされる。運が悪いと(良いと?)頭上を飛行機が飛んだり。でも、災害のときのためなのだから文句は言えない。

いちめん、とまではいかないが、蕎麦畑は花が満開で眩しかった。



あとの写真は、デジブックにしてみました。


デジブック 『コスモスの丘のほとり』


風のなきときにも揺れて蕎麦の花 KUMI
コメント (2)
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