KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

月例会・・ある巡りあわせ

2011年10月16日 | 俳句
天気 晴

何だか昨日よりも蒸し暑くなった。もう山には雪の来る頃なのに。
池袋での結社の例会。いつもは第2週なのだが今月は第3週になってしまい二日続きの句会に。

今日は、初めて参加する人が隣りに座り、教えることになった。普通の句会とさして変わらない方式ではあるけれど、用紙の書き方などは結社のやり方がある。
ところで・・その彼女の名が、私が昔住んだ四国の地に良くある姓で、同級生ににも居た。結婚していてご主人がそちらの人かな、と思いつつ
「失礼ですが四国の方ですか」と訊いてみた。
彼女自身が私の住んでいた高松の出身なのだという。ご主人の姓ではなく、俳名には旧姓を使っているとのこと。自分も住んでいたことがある、と話し、まさか、と思いつつ
「高校も同じ、とか・・」と訊いたら、まさに私の入った高校と同じだった。私は途中で東京へ転校してしまったけれど。
しかも、句会の休憩時間に、今住んでいるのも同じ市だと解った。
偶然とはいえ、こういうこともあるものなのだ、と縁を感じた。
が、彼女は今日は「体験」に来ただけで結社の会員にはまだなっていないのだという。帰路も方向が同じなので色々話しながら帰ってきたが・・どうなることやら。

という今日の月例会、先月は4句特選に入るという異常事態だったけれど、今日は特選どころかまったく選にも入らなかった。良いことはそう続くものではない。
下の句も、今日になって色々と推敲して作ったのだが、たった一人だけ取ってくれた。狂い咲きの桜に心の騒いだのは私の一人よがりのようで。もっとも、「狂い咲き」は冬の季語なので先取り、とはいえちょっと早かったかもしれない。

畏れつつ仰ぐ桜の狂ひ咲き KUMI
コメント (4)
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