街の避暑地

天気　晴

まだまだ続きそうな猛暑、午後はリハビリのあとで図書館へリクエストしてあった本をとりに行った。この前行ったとき、図書館の玄関前の百合がきれいだったので、今日はコンパクトデジを忘れずに。
百合が咲いた、とか蓮が咲いた、とか聞いても、この暑さではとても出かける気分になれない。

図書館の本館までは、リハビリの医院から歩いて15分くらい。4時近くなっていたし、商店街の片蔭を行くのでたいして暑くないかと思ったが、まだ昼の熱気が残っていて。着いたときは汗だくに。本を受け取って、さて、どこかに座って水を飲もう、と思ったら・・
椅子や机・ソファの置いてある閲覧室は、なんと、どこにも私の座るところが残っていない。
ならば、書架のところどころに置いてある小さな椅子くらいは空いてる？と思ったら、そこも空いていない。
老人が多かったが、見渡したところ、老若男女様々。そうか、皆、ここへ避暑に来ているのか、と納得したものの、私だってしばらく涼みたいし座りたい。でもどこも空きそうにない。
仕方なく持参の水は立ち飲み。玄関前は日陰になっていたので、百合の花のそばの縁石にしばらく腰をおろして休んできた。日陰なのにむっとする空気、また汗が噴き出てきた。
皆さん避暑地を知っているとは、頭のよろしいこと。昼間をひとりで過ごしている人だったら電気代がかなり節約できるだろうしエコにもつながるのだ。

暑きこと言ふ気力すらなき暑さ　　KUMI