KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

エコー検査

2013年07月25日 | 病気のこと
天気 曇一時雨のち晴

半年ぶり、乳腺外科での検査の日。去年末にPET検査で異常なし、と出たが、まだまだ再発転移の可能性はあるし、可能性のある厄介な種類の細胞らしいのだ。ま、乳がんは他のがんとは違い5年経過で少し安心、10年過ぎて完治、というのだから仕方がない。
検査結果は、まあ大丈夫でしょう、ということに。次回は半年後にフルコースの検査になる。

検査予約が10時40分、その結果を聞く診察予約が11時。検査は時間通りに始まったが、いくらなんでも検査だけで20分くらいはかかるし、着替えて診察室へ行く時間もあるしそれは無理、と待つ覚悟はしていた。
診察を終えたら12時過ぎていた。
でも、この医療センターは、待たされることがあっても大学病院のようにイライラしない。
診察の手続き(診察券を機械に入れる)をすると、携帯電話の大型のような「呼び出し器」というのが出てくる。自分の検査や診察の順番が近づくとブザーが鳴り「外科の○○でお待ちください」と画面に出る。待ち時間が長くなるときは「本日は○○分待ちます」と出るし、診察の番になるとブザーが鳴って画面が「○○診察室へお入りください」と知らせてくれる。
だから、待合室はとっても静か。たまに呼び出し器のブザーが鳴る程度だ。
病院内のどこに居ても良いから、待ち時間が長ければカフェで休むことも出来る。
支払窓口に並ぶ必要もない。支払計算が終わると、それも教えてくれる。
そんなシステムに慣れてしまったので、大学病院の、まるでヤッチャ場みたいに飛び交う「○○さ~ん○○診察室へお入りください」の呼び出しの声に耳を澄ませるのに疲れることがないのだ。

そんな静かな病院から出たら、みんみんがあちこちで鳴いていた。今年の蝉はなぜかみんみんから鳴き始めた。

病院を出てみんみんの喧し  KUMI
コメント
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