KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句碑除幕式

2013年07月07日 | 俳句
一昨日・6日、主宰の句碑の除幕式があった。秩父三十三番札所の菊水寺の境内に、地元の人たちの尽力で、主宰の八ヶ所目の句碑だ。

花満ちてゆく鈴の音の湧くやうに 杏子



実は、句碑の除幕式なんて初めての経験。地元の人たちが色々とお膳立てをしてくださり、本当は結社が中心になるはずなのに、我々は「お客様」として参加させていただいた。
感謝。地元の俳句関係者その他だけでも200人近く集まったという。ともかく境内は人でいっぱいになった。テントを張っての接待や、秩父音頭の踊りなど・・何とも賑やかでもあった。
紅白の紐を主宰と、地元出身の金子兜太先生と、関連の数人で引いた。その写真は個人も写っているので省略。
日差しはなかったものの突然暑くなった日盛り、ご高齢の兜太先生が大丈夫かしら、と心配になったが、お元気にあいさつもしてくださった。

秩父は三十四札所巡礼を兼ねた鍛練句会を行ったところ。結社の札所巡りの句会は西国三十三ヶ所・東国三十三ヶ所と続き、主宰は百観音を満行ことになる。四国遍路も巡っているので、この句の鈴はお遍路・巡礼者の杖の鈴でもある。
私は東国の数ヶ所しか巡らなかったので、秩父だけは満行したかった。大震災があったりで3年がかりになった三十四ヶ所巡り、去年の4月に終えて、もう秩父での句会はないかと思ったが・・今回はまた機会を得て行くことが出来た。

昨日は句会はせず、今日の午前に句会。
いつもの定宿のホテルからの今朝の風景、また見られるとは思わなかった。良い思いをさせていただいた。


師の句碑に舞ひきて触れて黒揚羽  KUMI
コメント (8)
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