KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

河津桜(Ⅱ)

2014年02月24日 | 旅行
天気 曇一時晴

今日まで冬が居座るのだという。寒さにうんざりの毎日、暖かくなる明日が待ち遠しいが・・ということは一気に花粉が舞う?花粉症には手放しで喜べない。

昨日の続き。
河津桜は、真冬から咲き始めるということで有名になった。が、その歴史は浅くて(昨日書いたように)、「河津桜」と名のついたのは昭和49年のことだという。
東京でもよく見かけるが、大木がないのは歴史が新しいから、と解った。そんな中で、私がいちばん大きいと思ったのは都心・竹橋近くの丸紅本社前の木だ。かなり堂々としている。

河原で近隣の人が偶然に見つけた若い木は、その後、寒緋桜と大島桜の交配種と解った。
寒緋桜は、このあたりでも、もう咲き始めているかもしれない。
2年前の2月に近所で撮った寒緋桜。実はこの花、桜ではあるがあまり好きではない花。


大島桜は、東京には多い。東京都の伊豆諸島あたりが原生地と言われているので、普及したのかもしれない。桜の名所の皇居周辺にも咲く。
写真は、近くの都立公園にある大木。これもソメイヨシノにさきがけて咲く花。葉っぱは桜餅に使われるので、桜餅が東京の名物であるのも頷ける。


この二種の桜が一つになって、そのために、開花も早いし開花期間も長いのだ。ソメイヨシノよりも色合いが濃く花も大きい。
ソメイヨシノが江戸の染井で作られて明治以後全国に広まったように、この桜もきっと全国に広まっていくだろう。昨日、河津駅前の「由来」の看板を見てとっても勉強になった。







菜の花の道を辿れば海へ尽く  KUMI
コメント (4)
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