KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2014年02月26日 | 俳句
天気 晴

この句会、去年は殆ど天候に恵まれなかった。先月は天気が良くても無論寒い日で。
そして、今日は雪のあと初めて春を思わせる日差しになり、春の季語を使える吟行となった。
生田緑地には梅林もあるし見頃だろう、と思ったのだが・・実は、最寄の駅を下りて、エスカレーターがないので目の前の階段を昇った。かなり急で長い階段。昇り終わったらちょっと腰に響いた。少し良くなった腰痛、明日のためにこれ以上は悪く出来ない(明日は太極拳の日)
ということで、石段をかなり昇る梅林は諦めて、いつものように民家園の中を休みながら歩く。家の縁側など、休むところがあちこちにあるのが嬉しい。雪も結構残っていて、園内の小流れには雪解けの水音が絶え間なく聞こえた。
古い雛段を飾った古民家でしばらく休む。ここは子供の頃に疎開して隠居所を借りた遠縁の農家に良く似ていて、心和む。(写真が煙っているのは、囲炉裏を焚いているため)

外へ出ると、メタセコイアの囲まれた池はもう氷もなくて、まさに「水温む」風景だった。


今日は、平凡な句ばかりだったが、久しぶりに俳句を作ったという実感があった。季語の現場は大切だ。

みな違ふ方を見てゐる雛の目  KUMI
コメント (2)
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