KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句集・銀河山河

2014年02月01日 | 俳句
天気 晴

結社の主宰の第6句集「銀河山河」。正月明けに届いたのでそれからざっと読んでさらにじっくり読んで、今日を読了とした。
実は、句会の仲間と、この句集の中からベスト20を選ぼう、という企画をしている。師の600句から「選句」するのだから、凄いことだ。まとめをしてくださる仲間に今日、その20句をメールで送ったら、私が一番乗りだった。何だか、いつまでも「あれが良いこれが良い」と考えていても終わりがない。終わったら別のこともしたいし・・

平成22年からの句なので、ちょうど鍛練句会も兼ねた秩父札所巡りで私もご一緒した時期と重なる。東京例会にも毎回出ているので、馴染の深い句も多い。
ことに、大震災のあとの句には、心打たれることが多かった。
句集の評などとても出来ないが、私よりも3歳年長ながら元気に活動そし続けている主宰の活力を充分に感じ取れる句集だった。主宰の自選15句より。

いっせいに春の星座となりにけり
かなしまむ哭かむ嘆かむさくら舞ふ
老女なり花の記憶の無尽蔵       杏子

春を待つ心もて読む師の句集   KUMI
コメント (4)
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