茗荷

天気　曇がち

金曜日で一日早くなった年金支給日なので、歩行が辛い、なんて言っていられず駅前の銀行とスーパーへ。今日行けば花の苗を貰える。

大好きな茗荷、スーパーではあまりにも高いので、近所の農家で売り出すのを待っていた。が、今はそこまでの距離を歩けない。というか、茗荷目当てに無理をすることもないし。
相変わらず、スーパーでは大きく美しい姿の茗荷が、三個約200円。買うお金がない訳ではない。子供の頃は家の裏でたくさん採れたのだから、そんな高い値段で買う気になれないだけ。
でも、スーパーの一画に「会津の野菜」コーナーがある。最初は何で会津がここに？と思った。謎はすぐ解けた。スーパーは私鉄系で、その私鉄は日光とか会津の方へ行く電車がある。
あった！安い茗荷が。


発砲スチロールの皿に綺麗に並べられたものとは違うけれど、大きさなんかどうでも良い。
この値段なら納得。
会津の下郷の佐藤さん、ありがとうございます。やっと好物にありつけました。

帰宅して、早速、梅酢漬けに。余っている赤紫蘇も入れて。


それでも半分以上残った。これは味噌汁にも胡瓜や茄子の即席漬けにも使える。
子供の頃、母に「茗荷を食べると頭が悪くなるよ」と言われた。それでも、こっそり自分で採ってきて、洗って味噌をつけて齧った。舌がちょっと痺れるような感覚がたまらなかった。
・・と、母の掟を破ったから、頭が弱くなったのかも。
ちなみに、夫は嫌いで食べない。そのおかげ？頭の働きは、今のところ私よりも良いようだ。

茗荷刻みひとりのための昼餉かな　　KUMI