雲の峰

天気　晴

猛暑日が、１週間は続いているのではないだろうか。わが家のあたりは35℃くらいにとどまっているけれど、群馬や埼玉では39℃にもなったところがあるようだ。北海道でも高温になって、札幌で熱中症で亡くなった方が居る、という。
そらは真夏、北の方角に積乱雲がぐんぐんと育っていく。山沿いでは夕方には雷雨になるのだろう。
などと、雲を見ながら家に籠るのも病人になりそう。
午後は、久しぶりに整形外科へリハビリに。眩暈の大騒ぎがあって、週1回の通院を怠っていた。気温は暑くても、風があるのでさほど辛くななかったが・・何しろ、歩行困難状態なので、100ｍ歩くと立ち止まるか坐りたくなる。ほんとに困ったもの。
なので、医院のある隣り駅から医院までの道、立っていては人に訝しく思われそうなので、スマホで花壇の写真を撮ったりしてしばし休憩。情けない。

情けない話ばかりでは書く方も楽しくないので・・
夜、風呂上りに居間へ入ったら、アブラゼミの声がやたらに大きい。このあたり、夜でも外灯を頼りに鳴く蝉が多いのだ。でも、大音声のときはセミはベランダに来ているに違いない。木に止まろうとして方向を間違う？　ベランダの壁にしがみついて鳴かれると眠れなくなる。
で、お帰りいただこう、と夫が戸を開けたら、セミめ、部屋へまっしぐらに飛び込んできた。
部屋で鳴かれたらもっと困る。
あちこち飛び回り、本棚の本の後ろへ落ちた。大捕り物となった。
ようやく掴まえて記念撮影のあとは、お外の木へ戻りましょうね、と、ベランダから放った。　　それにしても、わが指のなんと年寄りじみていること・・トシ相応、でございますね。

海見たしどこまで育つ雲の峰　KUMI