KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

2016年02月06日 | 病気のこと
天気 曇

家の前の(マンションの)通路に椿がたくさん植えてある。今年は暖かさで早く咲き始めていたので、写真にしようと思ったら、咲いた幾つかの花は寒波で茶色くなってしまい、新しい花はどこにも咲いていなかった。
ということで今日の写真は・・


新聞の連載記事で、様々ながん患者の闘病の話が載っている。
今日の記事は、抗がん剤の副作用の話。女性にとっていちばん苦痛だった副作用は脱毛なのだという。
私も9年前、脱毛する抗がん剤の点滴を3週1回×6回投与した。当時、医者に報告するために副作用を克明にメモしてある。新聞に載っているものはすべて経験した。副作用は人により、がんの種類により違うらしいけれど、ともかく10種類以上の副作用がある。中でも脱毛は大抵の抗がん剤に共通している。
でも、私が一番辛かったのは、便秘と夜中の頻尿と味覚障害・・食いしん坊なので、これはかなり辛かった。投与後10日くらいで軽くはなったが。でも、軽くなると次の投与が待っている。
眩暈とか吐き気はあまり強くなく(これが一番辛い、と、同じ抗がん剤経験者も言っていた)一日寝込んで家事も出来なかった、ということはなかった。

さて、その皆が辛い、という脱毛の話。脱毛は、他の副作用と違ってさほど痛い訳ではない。医師からは「3ヶ月で元へ戻りますよ」と言われていたのであまり気にとめなかった。事前に、かなり高価なウィッグを用意していたし。
一度くらいは瀬戸内寂聴さんのような尼僧の頭になってみたい、と思った。もしかしたら素敵に似合うかも・・と想像したり。
ところが、結果は無惨だった。2回目の投与で抜け始めたものの、なかなか全部抜けてくれない。生え際だけチョロチョロと残っていて、何ともみっともない。無論ウィッグや帽子も使ったけれど、寂聴さんのようにはなれなかった。

脱毛を、周囲では、がんの症状と誤解する人が居るようだ。症状の重い軽いと脱毛は、まったく関係のないこと。
女性患者の一位になったこともよく解る。私は還暦過ぎで無職だったから良いけれど、若くて仕事を持っている女性にとっては辛い経験だろう。

という私、そのあとにもう一度抗がん剤を投与した。3週1回×18回の点滴。長かったけれど、こちらは副作用は全くなくて、でも、心臓に悪い影響を与えることがある、と言われて投与中にも何度かエコー検査。そのときは何事もなく、やっぱり心臓は強い、と自信を持った。
その結果?今になって心臓が壊れた。
ま、10年近く生きてこられたから仕方のないこと、と割り切っている。

春めくと書きて春めく心地かな  KUMI

コメント (2)
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