KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

行く秋

2020年10月21日 | 俳句
天気 晴

二日続きの晴天が珍しい、という異常気象の今年の10月、明日はもう雨がくるのだそうだ。体調の良い日はなかなか続かない。秋らしさを感じないままに秋が過ぎていくような。
まだ「ゆく秋」という季語を使うのは早いが、朝の冷え込みは秋を通り越している。
日差しを浴びたくて、家まで郵便と忘れてきた物をとりに行った。来月になったら、マンションの処分、という大事業にとりかからねばならない。それが終わらないと、本当の終活とは言えない。

体調は相変わらずで、歩くのに支障はないもののすぐに息苦しくなる。でも、足だけは無事なので、その「足」を弱くするわけにはいかないから、歩ける時は出来るだけ歩こうと思っている。歩けば道端に何かが見つかる。公営住宅の山茶花の生垣に花が咲き始めていた。この生垣の山茶花はみごとなので、楽しみだ。
でも、ピント合っていませんねえ。

まだ入居の手続きやら色々あって、落ち着くには1ヶ月くらいはかかりそうだ。ほっとした気分になったのも、一時のもの。少しでも慣れれば今までと違う暮らしのリズムに、戸惑うことも確かだ。有料ホームとはいえ施設なのだから、良いことばかりではない。不便なことも多い。でも、あまり不平は言わないことにする。

という中で、今日までにイラついたことの一つは・・職員や出入りの業者など若い人が、個別に話す時に大きな声を出す。高齢者は、耳が遠い人が多い、と思っているのだ。無論、そういう人も居るけれど、そうでない人の方が案外多いのだ。声を張り上げて話されると聞く方も疲れてしまう。
今日からそういう人には「ごめんなさい、私、耳だけは正常なので大声にならなくてもいいですよ」と言うことにした。普通に話してくれてほっとした。

健やかな耳もて捉ふ鉦叩  KUMI
コメント (2)
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