KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

コロナ自粛の御褒美

2020年10月29日 | 俳句
天気 晴

写真は、一昨日の忍野で通りかかった菊の垣根。

週に2.3回は家から不足のモノを運んだり郵便をとりに行かねばならない。昨日行ったら、結社誌の11月号が届いていた。30周年の記念号でかなり分厚い。本当は30周年の記念の集いが開催される予定だったが、無論、このご時世、中止となってしまった。私は創刊のときは知らない。当時、結社を立ち上げた主宰はまだ50代の働き盛り・・力になってくださったという瀬戸内寂聴氏は満98歳でまだまだ現役。
お二人を思うと、私は、もう年とってあと何年かなあ、などとは言っていられないけれど。

そんな話はさておき、昨日、結社誌を開いてびっくり。
投句したはずの私の句がどこにもない、と思ったら巻頭の5句目が私の句だった。8月初旬の投句だったと思うのにまだ梅雨の句なのは、今年の梅雨明けが遅かったから仕方がないけれど・・何しろ体調最悪、句など一日一句のこのブログに載せるだけでも精いっぱい、という日々の句なのに・・
と、びっくり仰天。
  軒へ来る雀数へて梅雨籠り  KUMI

見たままの、どこへも行けない自分への嘆きでしかないのに・・

こんなびっくりの御褒美があるから、俳句はやめられない。確か、今年3月号でも巻頭の20句内には入っていた覚えが。でも主宰の評をいただく順位、というのは久しぶりだ。
そういえば、主宰の色紙の一枚を壁に掛けたままだ。次に行ったら持ってこなくては。

秋夕焼け鴉放ちて薄れけり   KUMI
コメント (8)
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