KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冷たい雨

2020年10月08日 | 俳句
天気 雨

写真の杜鵑草は、今、家の外に出て終わり近い彼岸花のほかに唯一私の眼に入る花。余裕のない毎日なので仕方ない。

秋雨前線に台風が近づいていて、気温が一気に11月の半ばくらいになった。つい先日までは夏物を着ていたのに、今日はセーターとコートが必要だ。夜には温風機まで付けてしまった。風邪をひく訳にはいかない。
転居といったって近いのだから、運送屋に頼まねばならないものだけ準備すれば良い、簡単、と思ていた。友人に手伝ってもらいあれこれ荷造りをして、う~ん、捨てるのは平気かと思ったものの、そうでもない。狭い居住スペースへ持ち込める量は本当に少ししかない。
今日はもう、目まいがしてきたので作業はやめた。一番気にしている持っていく本のチョイスが先延ばしになっている。

運送屋、光回線の工事の交渉、などだけで疲れ果てる始末。
コロナのせいで、あれもこれも制限付きで、近くにある転居先へも自由に出入りが出来ないままだ。今日はようやくもう一度居室を確かめに行き、初めて浴室を見せてもらった。
普通なら、もっとゆっくりと見学したり体験食事、など出来るのにそれも出来ない。おまけに職員のマスク姿しか見ていないからどんな顔の人たちが働いているかも解らない。ちょっと苛立ちを感じる。でも、家族にも会えない介護度の高い人たちのことを思えば、自由に出入りできるのだから文句も言えない。

おまけに、今週になってから奥歯の詰め物?が欠けてしまった。歯茎が腫れて、やっと昨日、近所の歯科へ行くことが出来た。いよいよ抜歯?と思い詰めていたが、ドクター、10分くらいで治療してしまった。「はい、これでいいでしょう。痛かったらまた来てください」あんなに痛くて悩んでいたのに一回でお終い。今日は痛みが殆どない。
近所では「あそこはヘタ」と言う歯科、でも、治療の早さは凄い。どんな名歯科医でも何回も通うのはゴメンだ。このドクター、1本だけならほぼ一日で終わらせてくれる。30年以上通っていて、年に2回の点検をしてもらっていたが、私は何とか自分の歯だけで80歳を迎えられそうだ。歯と耳だけが正常というのも悪くないことかもしれない。

台風が過ぎるまで、この体調も低空飛行なのだろう。焦っても仕方ない。用意出来ないものは近いのだから転居後に考えよう。

秋深む疫病をなほ浮遊させ  KUMI
コメント (2)
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