KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

10月10日・大雨

2020年10月10日 | 俳句
天気 雨 台風14号

10月10日が体育の日だった頃は、ほぼ東京は晴れると決まっていた。東京オリンピックの開会式の日の青空は、今も鮮明に思い浮かぶ。
今年は、房総沖を台風が通過するという日で、三日続きの雨が降り止まない。三宅島には災害特別警報が出ている。三宅島と大島は噴火で地盤が緩むやすいので案じられる。親友が住んでいた島、今はもう亡くなってしまった。

整体治療へ行くのに外へ出たら、いつもノラのみゃぁの居るベンチのあたりにハナミズキの実と桜の葉っぱが散っていた。一昨日からの晩秋の気温に、慌てて紅葉したようだ。
幸いなことに、整体治療の行きも帰りも雨が小降りになっていた。この前治療してもらってから、頚椎の痛みがかなり改善した。ただ、今日の天候で夕方からは目まいはひどい。台風の過ぎるのをひたすら待つ。

今日は、いつもお詣りに行く近くの武蔵国分寺薬師堂の年に一回の御開帳の日だ。重要文化財の薬師如来様は、オリンピック以後は、堂内の虫干しも兼ねて晴れることの多い今日に決めたらしい。在宅していれば必ずお詣りに行く日でもある。去年は夫がすでに重篤状態で行けなかったので、一昨年の写真。一昨年の再掲になるが・・


この2年前は、夫の病気がまだ発覚していなかった。進んではいたかもしれないが・・
私が堂内へ上がっている間に、夫は境内で「お守り」を授かってきた。紅い袋に入っているお守りが一つしかなかったので「私の分?」と聞いたら、俺はいらない、と。始終あちこちに故障の多い私にうんざりしていたのだ。夫は、その前年に再発した胃がんの内視鏡の簡単な手術をしていて、体調には自信があったようだ。
そのお守り、2年間、バッグに入れていつも持ち歩いてきた。

今年の御開帳、大雨の中でいつもの賑わいがなかったかもしれない。来年の御開帳に行けるよう、お守りを信じよう。

消毒に荒れし指先そぞろ寒  KUMI
コメント (4)
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