天気 晴
また湿気の多い夏日になってしまい、写真のように、空も秋らしさが遠のいた。でも天気が良いので昭和記念公園のコスモスの山も原っぱも人出がいっぱいかなあ、と。今年は、コスモス山(と私が勝手に言っている)はイエロー系のコスモス一色のようだった。写真は再掲になりますが。
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私は、こちらの正統派コスモスの方が好きだ。
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去年の夏に行ったきり、昭和記念公園には行っていない。コロナで行けない状況が続いたので仕方なかったが、その間に私の体調が悪くなり、行けるかな?になってしまった。来週からはちょっとキビシイ治療が始まるし・・近場への外出は禁止されてはいないものの、免疫力の低下する治療。無理そう、というか、やめておいた方が・・になりそう。
最近は、あまり「行きたい」「欲しい」は考えないことにした。それでも人間は生きて毎日を過ごせる。
毎日毎日「家へ帰りたい」と訴え続ける認知症の人たちを思えば、ずっと充実した毎日を過ごしているのだろう。午後、乾燥機の洗濯物を取りに行こうとしたら、時々「帰りたい」病になる斜め前の部屋の人と目が合ってしまった。
「何で私は外へ出られないの」「さあ・・私にはわかりません」と逃げてきた。
同じ階に、この人ともう一人認知症の重度の方が居る。この二人だけで廊下やラウンジでよく話をしている。話の内容はいつも同じことばかりらしい。聞いた訳ではないが聞こえてくる。二人の共通点は「なぜ自分がここに閉じ込められているのか、訳がさっぱりわからない」ということのようだ。
「変なことになってるねえ」帰りたい病の人は、このあたりの育ち?結構乱暴な言葉遣い。
「本当ですね、なにが起こっているのか、私にはさっぱり解りません」もう一人は、外国暮らしが長かった、と言っていた人で丁寧な言葉遣い。対照的なのが可笑しい(失礼)
でも悩みは同じで、どんなに話し合っても解決策は出てこないようだ。
そしてこの二人に共通するのは・・自分たちがボケてきちゃった、という自覚のないことだ。他の軽症の認知症の人は「すぐに解らなくなるのよ」とか「もう、ボケてきて覚えられなくて無理」などと自覚がある。
自覚のあるうちはまだ救われる・・ということなのだろうか。
私?さほど進行はしていないと思うけれど、かなり認知症に足を突っ込んでいるようだ。
地震(なゐ)ののち寝返り増ゆる夜寒かな KUMI