KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒中を咲く

2022年01月17日 | 俳句
天気 晴

少しは綺麗な写真も・・寒牡丹の古い写真があった。近くの都立庭園に毎年鉢植えの展示があった。デジ一眼にしてから撮ったもう少しマシな写真が古いパソコンに入っているのだけれど、まだ移行していないファイルがたくさんある。



今日は、阪神淡路大震災から27年・・もうそんなに経過している、ということにびっくりする。私には、東日本大震災のほんの数年前のことに思える。
当時は東京は地震が多い、関西には大地震はない、という事実が定着していた。今は全国的にどこで起きてもおかしくない、ということが当たり前になってきたのだが・・
四国に住んだ高校生の頃の先輩が、東京の大学へ進学した。大学の寮に入っていて、生まれて初めて地震を体験した。夜中の震度3くらいの揺れにびっくりして部屋を飛び出し、恐怖で「地震だ地震だ!」と隣室の先輩を叩き起こしたら、凄く怒られたそうだ。「東京でこのくらいは日常茶飯!」日常茶飯事、はちょっと大げさではあるけれど。
そういえば、地震の多い房総から転居して四国に住んだ2年半くらいに、地震は一度もなかった。東京近辺で1年も地震のないことは昔も今もまずない。

今は地球の変化の時期のようだ。地震も火山噴火も地球のあちこちで休みなく起きている。ここも立川断層という、地震発生の確率の高い断層上だ。私の生きている間に、地震と富士山の噴火だけは体験したくない。あと暫く、おとなしくしていてください。


今年の寒は格別に寒いらしい。大寒まであと3日。今が寒の折り返し。
超高齢の・・90歳過ぎの・・人たちが次々と体調を壊し、食堂から姿を消す。皆、部屋から出られない体調になっているのだ。また元気を取り戻せる人が何人居るかなあ、と考えてしまう。明日は我が身。

花びらにかすかなる風冬牡丹  KUMI
コメント (4)
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