KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

枝垂桜・武蔵国分寺跡

2024年04月01日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

昨日は夏の陽気になって、久々に買い物に出たら、私の冷え切った体がやっと解凍された気分だった。普通の人に笑われそうだが、昨日の突然の暑さが私には「今年初めて感じた春」だった。そのくらい、私の体は血が巡っていないようだ。膠原病ってんなものかも。それも昨日だけの話。平年並みの気温、という今日になったらもう、指先が冷え切っている。

いつもなら今頃が見ごろになっている、散歩道の桜。武蔵国分寺は今も存在するが、薬師堂と山門以外に古い建物はない。広大な寺院も七重の塔も、新田義貞の乱で燃やし尽くされた。
ただ、お寺さんの南側の広い土地は、国指定の史跡になっていて保存されている。とっても有難いこと。その土地の一画に割合に新しいが枝垂桜を植えてあって、今はそれが素晴らしい風景になった。
この写真は10年前のもの。今はもっと木も育ちみごとになった。



散歩道なので毎年行っていたが、満開に撮った写真は案外少ない。


少し離れた場所が金堂跡の広大な芝生になっていて、そこも保存されている。
その広大な跡地の桜。

手前の木はソメイヨシノではない。花が大輪で、古木のサトザクラ系の花で満開のときはとても重厚な存在感があった。でも、この撮影のあと、珍しく多摩地域に台風が来て、二股になっていた木の半分が折れてしまった。もっと木を大事に保存していれば良かったのに・・ほったらかし状態だった。史跡の名前だけは立派でも、貧乏な市役所だから仕方がない。
この写真の頃までは、整備も何もしていない場所で人も犬の出入りも自由。武蔵国分寺の建物の大きな礎石がその辺に幾つもあって、そんな価値ある石とは思わずに休憩のベンチ代りにしていた。今は数年前から整備していたので、ここでの花見の宴、は無理かもしれない。
駅から遠いし、観光地でもないので他所の人は殆ど来ないし、地元の人間には花見の穴場・・だった。近くの人も駅に近い都立公園へ行ってしまう。
ここへ入所してからは行っていないので、整備後の最近は人が増えたかもしれない。

足指の痛みが大分遠のいて、明け方までぐっすり眠れるようになった。
が、今朝はふくらはぎが攣って七転八倒、起きなくちゃ、と焦っても体が動かない。痛いよ~~と叫んだら目が覚めた。??足なんか攣っていない、何だ、夢だった。時計を見たら、もうすぐ目覚ましの鳴る時刻だった。(本当の話です)

万愚節こむら返りの夢に醒め  KUMI
コメント (4)
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